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    ■2015/01/25(日) 骨折とドン・トンプソンの話

    肋骨を折った。これで2度目である。1度目はゴルフを始めた頃だった。ガムシャラ に練習場に通いオートティーアップで上がってくるボールをひたすら打ちまくった。連日そんなエクササイズというよりは筋力増強の苦行(?)を繰り返していたところおかしな痛みを脇の下に感じた。そこで整形外科に行くとアッサリとゴルフ骨折と診断された。当時ゴルフ骨折なる知識/概念が私になかったので医師にからかわれたのかと本気で思った。肋骨は軟骨部があり他の骨のような解り易い骨折とならないようだ。そして今回、お恥ずかしい話だがロードバイク(自転車)から落車した。寒さ防止のストッキング状のものを脚に履いていたのだが長くペダルを踏んでいるとずり落ちる。それを引き上げようと手放して突然落ちた。全くの油断。したたか胴体を地面に打ちつけ数秒動けなかった。幸いバイクは若干のハンドル修正で大事はなかったが帰路、路面の段差を越えるたび肋骨辺りの痛みを感じた。帰宅後悪化の予感どおり苦痛は増し整形外科のお世話になった。不幸中の幸いだったのが軽度だったこと、そしてより幸いだったのが最近大枚を叩いて(?)コンポーネントとホイールを交換したバイクが無事だったことである。イヤハヤ嬉しいのか悲しいのか・・・

    仕事は相変わらず出張が多く重い荷物が病状を一進一退にしている。出張荷物は重くても機動性を考えて大きいショルダー・バッグで対応していたのだが怪我以降はキャリア付きの迷惑(?)な鞄で出かけている。あの長く引き手を伸ばしている厄介なやつである。混雑する駅の構内通路で足元をとられそうになり何度も危険な目にあっているあれである。そして今は加害者の側に立っている私だ(笑)。

    この怪我の対処、どうやら内在する自然な治癒力と時間の経過だけが一番の治癒法らしい。つまり安静第一ということ。そういうことで休日は殆ど外出もせず過ごしている。日頃撮り溜めたビデオを観る。読まずに積まれた本を読む。まともに聴くことがなかった買い溜めのCDを聴く。長風呂に浸かる、等々。そして時たま咳をしてウッと痛がる(笑)。

    ジャズ盤の話。

    過日リンクをさせて頂いている
    ブログでドン・トンプソンがピアノで参加しているデュオのコ・リーダー盤を知った。(ドン・トンプソンについては昔『Countory Place』と云う盤紹介でアップした記憶がある。) もちろん言うまでなく早速アマゾンで発注をした。しかし同時期購入した国内の盤はとっくに着いているのだが何故かこの盤だけ到着が遅い。多分海外からの輸送であるため時間がかかっているのだ。待つ気持ちが強い分だけ時間が長く感じるのは人の常。その時間に比例し徒に膨らんでゆく期待値は否が応でも作品のハードルを上げる。そして往々にして落胆の結果を生むこととなる。しかし昨日到着した件の Neil Swainson &Don Thompson 『Tranquility』は別物であった。

    開封ももどかしく早速聴いてみる。#2 "Smoke Gets In Your Eyes" ジェローム・カーンのスタンダーズが流麗でいて朴訥に響く。ニール・スワインソンのベースも訥々と好い。昔から思っていたのだがドン・トンプソンと共演するベーシスト、或はピアニスト、ヴァイブニストってどういう気持ちなんだろう? ドン・トンプソンが各楽器の恐ろしい使い手であるのだから演りにくいのだろうなぁとか要らぬ心配をしたりする。まあそんな瑣末なことはさて置き、この盤は実に好い。#4 "Tranquil" の美しくも重厚な安寧感はこの標題を体現している。そう言えば大昔、本田竹広が"National Tranquilty"という深い寛ぎの名曲を演奏していた。Tranquil:寛ぎをテーマにした曲に悪いものはないのだ きっと。そして#6 "Time Remembered"。云わずと知れた耽美的名曲。前振りが長くテーマを朧にした感があるが紛れもなくエヴァンスの意匠が込められている。待ちに待った名演だ、素晴らしい! #8"Everybody's Song But My Own" 終曲 #9"Never Let Me Go"と続きアルバムの完成度をさらに補完する。

    ドン・トンプソンが念願のピアノに徹したのである。何事も諦めてはいけないという教訓でもある。

           
    Jan22_01.jpg
             Neil Swainson & Don Thompson
                    『Tranquility』
        (2012年Tronto録音 Cornerstone Records CRST CD141) 

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    22:58 | トラックバック(0) | コメント(2) | Duo | Page Top


    ■2014/06/24(火) コレクターの憂鬱と希望と

    読みもしない本、また聴きもしないジャズCDに存在価値があるのだろうか?

    これこそ私のインドア(?)趣味、読書とジャズ鑑賞とに抱えている解決すべき問題:課題だ。

    家人はこの双方のコレクションについて私以上にシビアに疑問視しており・・・つまり読みもしない本、聴きもしないCDに意味があるのか? つまり意味はないのでもうこれ以上買わないで欲しいとの旨を言う。

    家人曰く 人の一日は24時間、自由な時間は1/3もない。その時間にその本とCDは読んで聴く暇があるのか?と 。老後の趣味に必要なのだというと老後に必要なのはお金だと宣う。実に現実的である。なるほどこれには大いに説得力があるし納得せざるを得ないものがある。

    しかしなおもコレクションは増えて行く。最早病気ではとの意見もある。もちろん家人からだ。

    これらの真っ当な考えかたに拮抗しうる考え方があるだろうか?

    私が唯一の拠り所とするのは心の余裕についてである。なにごとも余剰が必要なのだ。自動車のハンドルに遊びが必要なように、ホテルのロビーに不要なまでの広い空間が必要なように、建設区画に緑地帯が必要なように、余分と思われるものにも何かその必要性があるのだ。言わば心の余裕の象徴的なものなのだと。伸び代のない人間は駄目なのだと。・・・けれどこれらは一蹴の屁理屈、理論の飛躍と破綻の指弾は必定。遂に理解されることはないのか? いやはやである…

    戯言はさておいて、最近盤紹介がお留守になっているのでこれはという一枚を紹介したい。

    Albert Bover は『Live In Jamboree』以来そのテクニックとセンスに惚れ込んだピアニストのひとりだ。しらみつぶし的とまでにはゆかないが彼の参加盤は目に付けば極力購入するようにしている。

    で、最近入手した盤がある。過日某ユニオンを漁っているとベーシスト:Miguel Angel Chastang のリーダー・ユニット (?):From Harlem To Madrid に偶然にも Alber Bover 参加のクレジットを発見したのだ。恥ずかしい話ながらその様なグループを耳にするのは初めて。で、帰宅して早速検索すると既にグループとして5枚の盤を発表している。内2枚にボヴァーが参加しているようだ。面子がフレキシブルなのか固定的なレギュラーは少数で他は変動が多いようだ。

    そして今回はその盤:Miguel Angel Chastang "From Harlem To Madrid" Vol.4 『The Real Thing』(2011年スペイン / マドリッド録音)に感動してしまったという話である。

    この盤、基本的に2管をフロントに配した編成が中心だが2曲のみシンプルな演奏が含まれる。ピアノ・トリオ演奏とピアノ&ベース演奏が各1曲づつ。これ等は珠玉と呼ぶに相応しい名演である。#3 ボヴァーの鮮度の高いピアノ・ソロがひときわ輝くショーターの名作"Black Eyes"、これはピアノ・トリオで、そして#6 スタンダーズの中のスタンダーズ"My One And Only Love" はデュオ演奏で。嘗てこれ程の名演ありきやとの思いに駆られる演奏の妙。"Black Eyes" でのボヴァーの軽妙さと"My One And Only Love" での絹糸のようなソロの眩しさと。乱暴な言い方だがこの2曲だけでもこの盤の購入価値はあるだろう。プラスチック・ケースにスリーブが付くという豪華さ。インナージャケとスリーブは別の体裁となっていて私的にはスリーブの方が好みなので写真はそちらを掲載する。こういう盤だらけなら好いのだが・・・

                          
    Jun24#01   
                                Miguel Angel Chastang "From Harlem To Madrid" Vol.4 
                                                           『The Real Thing』 
                               (2011年スペイン / マドリッド録音  Nuba Records KAR7832)
                                 
                                      





    23:03 | トラックバック(0) | コメント(4) | Duo | Page Top


    ■2012/09/09(日) ピアノ:ベース デュオ盤 5選 

    ピアノとベースの『デュオ』を初めて聴いたのは何時だったろうか? 『デュオ』演奏の真の素晴らしさに心震わせた盤は何だったろうか?ハンプトン・ホースとチャーリー・ヘイデン『As Long As There Is Music』であったか、或はケニー・ドリュ―とペデルセンSteeple Chaseの諸作であったか、またヲルター・ノリスとジョージ・ムラツ(アラダ・ぺゲ) 『Drifting』であったか、それともスティーブ・キューンとハーヴィー・シュワルツ 『Mostly Ballads』であったか、いや、エヴァンスとエディ・ゴメズ『Montreux Ⅲ』も古い音源だ。また忘れてはならないアラン・ジャン-マリーとペデルセン、奇跡の邂逅を果たした『Latin Alley』も各段にレベルが高い演奏だ。

    かく私の『デュオ』盤ルーツは曖昧なまま記憶の中に埋もれている。それにしても習慣は恐ろしい。今でもCDショップの店先でこの『デュオ』フォームで吹き込まれた盤を目にすると思わず手にとり試聴をせずにはいられないのだ。かれこれ四半世紀も聴いてきたのだから、そこそこの感動盤が集まっていても不思議はないと思う。しかし、これぞの盤となると実に狭き門となり、嘗て紹介した盤を除き衆目に曝しても好いかなぁと思える盤は5枚そこそこである。

    先ず紹介したい盤がある。お気に入りのピアニスト:クラウス・イグナチェクが、これも最近のジャズ名盤脇役としては欠かせない優れベーシスト:マーティン・ウィンドと吹き込んだ『Obrigado』という盤である。レーベルは最近好盤を相次いで発売するドイツのAcoustic Music Records、ギター半身のデザインを目にすると思わず手に採ってしまうレーベルだ。

    実はこの盤、1996年録音と古い音源だが、この盤を入手したのはごく最近のことである。それにしても私のローラー作戦的な漁盤をもってしても(笑)、なお十年以上も目に触れたことがなかったのだからジャズ盤の奥深さは計り知れない。もう既にお持ちの方もいらっしゃり、何を今更と笑われるかも知れない。が、事実なので仕方がない、私の漁盤の網の目が粗すぎたのである。

    #1 は彼のお気に入り (多分? 色々なところで演奏しているゆえ)、オリジナルの "Airballoon" で幕明ける。若葉にのった生まれたての朝露が陽光を反射させて煌めくかのようなピアノ・ソロにベースが寄りそうようにメロディを包んでゆく。続く #2、ブルーベックの作品中もしかしたら最も後続のピアニストに採りあげられることが多いのではないか:名曲" In Your Own Sweet Way” を、やはりそうした数多の演奏でも群を抜く優れて瑞々しい演奏で披歴する。 #3 表題曲"Obligado" はまさしく意の如く感謝したいようなハッピーな演奏。#6 "Memory Of Tomorrow"はいつか何処かで聴いたことがあると思ってクレジットを見るとキース・コンポジションで吃驚。#9 "Leaving" 最早 現代のスタンダーズと化したバイラークの艶やかな名品。#10 "Tones Of Joan's Bones" これはチック・コリアのスパニッシュな情熱溢れる名曲。・・・曲と演奏、ともに優れたものが邂逅して名盤が生まれるという証左の一枚である。
       
                   Sep09$15.jpg
     
                     Klous Ignatzek / Martin Wind Duo
                            『Obligado』
              (1996年録音 Acoustic Music Records Best.Nr.319.1113.2 42 )

    5 枚と表題どおりに選出したのだが如何せん暇がない。週明けの来週は北の地へ、次の週では逆に南の地へと向かはなければならない。しがないサラリーマン生活も余すところ数年となった、まあ、しょうがないか。

    さて続く盤はこれまた惚れ込んでいるピアニスト:Albert Boverとベーシスト:Horacio Fumero のデュオ作品。最近の作品『Caminhus Cruzados』(2008年)をと思っていたのだがやはり1995年に吹き込んだ初盤、そのものズバリの表題作『Duo』が群を抜いて素晴らしいのでこちらを採り上げる。何と言っても#2 ショーターの名曲 "Infant Eyes"の艶やかなピアノとベースの控えめに唄う様が感動的で、この盤の象徴的演奏となっている。#5 "You Go To My Head" ・・・数えるとこの曲はアイチューンにちょうど20曲収録されている。数多の名演の中にあってもBoverのニュアンスに富んだ軽妙な演奏は上位にランキングされるだろう。#6"Bluebirds"はバード:チャーリー・パーカーの作品。粘っこいベース・ラインにブルージーなピアノが絡む様は何度聴いても素晴らしい。#8 "You Don't Know What Love Is" 、#9 これまたパーカー作"Anthropology"と有名曲が並ぶ。

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                      Albert Bover / Horacio Fumero
               (1995年録音 Fresh \sound New Talent FSNT025CD)
                   #2 "Infant Eyes" #5 "You Go To My Head"

    そして3枚目は又しても1982年録音の古い盤となった。Mark Hemmeler と 大御所:Ray Brown である。基本私はこのレイ・ブラウンというベーシストが大好きである。ベーシストの鏡的存在である。どっしり腰を据えて土台を支え、これぞの時には感極まりのない重厚なフレージングを聴かせてくれる。様々な盤での素晴らしさを語り出したらきりがない。紙面が足らなくなってしまうのだ、割愛。それに相方のMark Hemmeler が堪らなく好いピアノを弾く。他のトリオ盤を凌ぐのではないかと密かに思っている。そういう事で生涯盤 『For Betty』、聴かねば一生の損知だ(笑)

                     
    Sep11$01.jpg
      
                     Mark Hemmeler Ray Brown 『For Betty』
                      (1982年録音 Elabeth ELA 621028 )
                            # All Tunes

    さて4枚目は今更な感のあるKeith Jarrett とCharlie Haden のデュオ盤 『Jasmine』である。1970年代に吹き込まれたチャーリー・ヘイデンの『Closeness』で数曲デュオ演奏を聴いた記憶があるがその間に特別に共演盤がなければデュオ的にはおよそ40年振りのインターバルとなる。40年のエイジングは人に言い知れぬ深みを増す。近々のキースの演奏に見られる軽妙淡白でいながら哀しみを湛えた音の連鎖は、例えるなら詩作に於ける磨かれた言葉の連にも似て激しく心を揺さぶる。チャーリー・ヘイデンのベースは音楽通からは変わった音だとよく言われるが、私の様な音楽通でない者には、極めて内省的で深みある好い演奏だと感じられる。それは70年代から完成されており、言い方が的確ではないが既に『老成』されていたのだと思う。そんなヘイドンのベースに近々のキースの音がやっと似合うようになったのだと思えてならない。『Jasmine』・・・好い盤に感謝する。
           
                       
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                       Keith Jarrett / Charlie Haden 『Jasmine』
                       (2007年録音 ECM Records ECM2165 )
                                # All Tunes
              
    5枚目の盤は新しく2011年録音 女性ピアニストと弟のベーシストとのデュオ盤。スウェーデンの美形ピアニスト:Monica Dominique と 弟 Palle Danielsson の面子である。姉モニカは今から30年以上前にピアノ・トリオ盤『Tillagnan』を自主製作し一部マニアを狂喜させた。最近CD化がなり広く知れるところとなったが、この盤にもベーシストして弟:Palle Danielsson は参加している。 彼については説明不要だろうがエヴァンスやキースとの共演で名高いスウェーデンを代表するベーシストである。ジャケットを飾る幼少の頃の写真が何とも微笑ましく、恥ずかしそうな弟:ダニエルソンが可愛く、後年の厳つい髭面が嘘のようだ。姉弟デュオというニュース性はさて置き、内容は特段に素晴らしい。お姉さんのモニカの群を抜くブルース感覚と弟の重厚でセンシティブなベースが齟齬なく噛み合う様は流石と言うしかない。選曲も素晴らしく捨て曲一曲とてない。

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           『Tillagnan』   Monica Dominique / Palle Danielsson
                              『Togetherness』
                      (2011年録音 Dominique Records DM16)
                                #All Tunes

    23:35 | トラックバック(0) | コメント(7) | Duo | Page Top


    ■2012/05/05(土) 装丁で魅かれた本と感涙のCD盤

     どうやらCDのジャケ買いばかりではなく本のカバー買いというところまで私の病気は侵攻してきているようだ。ありていに言えば見栄えの好いものに惹かれるということにほかならないが、ことはそう単純なものではないかも知れない。勿論醜より美を好むのは人の常、しかし捻くれ者の私はもしかしたら求めるものは美しさではないのかも知れない。じゃあ何をお求めかと訝るところだが自分でもそれはよくわかっていない。まずはお気に入りの本を数点紹介する。内容の好さは言うまでもない。

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      秋田禎信著  『機械の仮病』    鶴ケ谷真一著 『猫の目に時間を読む』  松浦寿輝著『クロニクル』

      (2010年 文芸春秋社刊)           (2001年 白水社刊)      (2007年刊 東京大学出版会)     


    前々回に続きデュオ盤の話ふたたび。

    最近はプチ・デュオ・ファン(?)と謙遜して(笑)自称する私だが、一時はデュオ盤を目にすると片っぱしから購入した時期があった。それこそ片っぱしに買うので当たりもあればハズレもある。寧ろ殆どがハズレと言っても過言ではない。当たりの確率は今でこそ慎重に選ぶので、つまり老練になってきたのでそうでもないが当時は惨憺たるものだった。随分高い授業料を支払ったものだ。そんな中でも何枚か忘れられないものがある。つまり数少ない当たり盤である。

    フリー系の括りに入るのだろうがGeorge Haslamというバリトン・サックス吹きがいる。自身が運営するSlam Productions というレーべルを持ち積極的に活動を展開している。その Haslam が、これもフリーからモダンまでこなしバークリーで教鞭もとるインテリ・ピアニスト:Laszlo Gardony を迎え吹き込んだ盤が1999年録音の 『Harmonance』である。ガードニーと言えばレア本の嚆矢を放つ 『The Secret』(1986年録音)で一躍名を馳せた尖ったピアニストである。

    その『Harmonance』であるが初めて聴いた時、終盤に収録された小曲『Misty』~『Albert』の件で不覚にも涙ぐんでしまった。Haslam が『Misty』のメロディをバリトンで無造作に吹く。宛ら洞窟の中に響く太古の音楽のようだ。哀しさが雫のように心の中にまでつたってくる。そう感じさせたのはメロディに寄り添うGardonyの絶妙なコンピングが雫の音を連想させたからだ。楽想はドボルザークの家路のように哀愁感を高めている、いつしか『Albert』に移行したのだ。何と言う深い哀愁感を湛えた演奏だろう。 これだからジャズはやめられないのだな、いつもの落とし所だが・・・

                    
    May04$01.jpg
                       George Haslam-Laszlo Gardony 
                   (1999年録音 Slam Productions SLAMCD310)

      

    00:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | Duo | Page Top


    ■2012/05/01(火) 真白な陶磁器を眺めては飽きもせで

    1973年に発売された井上陽水のアルバムに『氷の世界』という名盤がある。もの凄く売れたのでその頃青春(?)を過ごした古い人なら覚えているだろう。で、その中に収録された"白い一日"という曲があり、個人的には名曲だと思っている。陽水の手になる曲も好いが詩も好い。作詩はあの小椋佳。繊細で耽美的、夢想的で倦怠感漂うそんな青春の一こまを捉えた名作だと思う。想い出しながら記してみると・・・ 

    真っ白な陶磁器を眺めては飽きもせず
    かといって触れもせずそんな風に君のまわりで
    僕の一日が過ぎて行く

    目の前の紙くずは古臭い手紙だし
    自分でも可笑しいし破り捨てて寝転がれば
    僕の一日が過ぎて行く

    或る日踏切の向こうに君がいて
    通り過ぎる汽車を待つ
    遮断機があがり振り向いた君は
    もう大人の顔をしてるだろう

    この腕を差し伸べてその肩を抱きしめて
    ありふれた幸せに落ち込めればいいのだけれど
    今日も一日が過ぎて行く

    突然陽水の唄を話題にしたのには訳ある。今回採り上げる盤のジャケを目にした時に即行、想い出したのが"白い一日"だった、という単純な理由である。

    それにしても入手するのに苦労した盤だ。2006年録音であるから買い逃してから大分経っている。不肖ながら幾分のデュオ・マニアであるので好きなピアニスト:Arrigo Cappelletti がデュオ盤を録音したと知れば黙っていられない。ウェブで調べるとMP3では購入可能であるがどのサイトでもリアルなCD盤では入手困難となっている。時既に遅し、発売から6年も過ぎいているのだから。

    様々な手を尽くしやっとのことでリアルなCD盤を入手できたのだが "白い一日" 同様 そのジャケを眺めては満足している近々の状態である。何にしてもジャケの様子が堪らなく好い。ありふれているようでいて実はないジャケだと思う。内容も優れている。美メロのコンポーザーで名高いウェイン・ショーターの名曲をピアノとテナーだけで奏でるという施工。優れた演奏には不純物は要らない。掠れた深い味わいのテナーにはセンシティブで流麗なピアノだけで充分、何も足さず何も引く必要はない。ウイスキーの宣伝文句みたいだが。

    ピアノとテナーと言えば Uli Lenz とJohannes Barthelmes がコルトレーンを想起させる好い盤をつくっていて、これが現時点では最高作かなと思っていたが、これと比肩できる好い盤が出現した。又しても私のコレクションが充実した訳で嬉しい限りである。

                     
    May01$04.jpg
                     Arrigo Cappelletti-Giulio Martino 
                            『
    Infant Eyes』 
                     (2006年録音 Music Center BA118CD) 



    20:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | Duo | Page Top


    ■2010/12/05(日) 黄昏雑記

    ド素人なのでどれもありきたりな絵葉書のような構図だ。これは私が一週間ほど仕事で出張した際、暮れゆく海の風景を眺めながら散歩の合間に写したものだ。海のないところで育ったせいか何故か大きな海を前にすると唯それだけでこみあげてくるものがある。そういう私的な感動シーンを心の印画紙に焼き付ける術も知らないために写真に頼ってしまう。しかし一旦切りとられた風景は目前のものとは既にどこか違っているような気がしてならない。それは生で聴くジャズがCDで聴くものと微妙にどこか違うような感覚に似ている。リアリティを補正するのは柔軟な想像力だろう。

    012.jpg
      
    025.jpg   063.jpg 

    最近、好い盤に巡り合った。
    ピアノ:Ted Gioia、アルト・サックス:Mark  Lews のデュオ作品、20年前(1989・1990年)に録音した『Tango Cool』という盤である。こんな逸品が埋もれていたとは不覚の至り 自らの情報収集不足を嘆くばかりである。 (既に話題の盤であったら汗顔の至り、ご勘弁です・・・) Ted Gioiaと言えばレア本に掲載された『The End Of The Open Road』(1986・1987年録音)という優れて抒情的なピアノ・トリオ作品があるが、その何気に始まる軽いイントロの”Stella By Starlight”のセンスの好さに唸ってしまった。その頃、その他の作品を血走って渉猟していたなら、おそらくもっと早くに巡り合っていただろうに。極私的にはジャズの構成要素の大半が哀愁感と思っているので、表題曲"Tango Cool”を一聴してその深い哀愁感・・・寧ろ悲哀に近い情感溢れる演奏に心打ち震えたものだった。”Laura” ”Spring Song For Chet” ”I Never Knew” ”What Is This Thing Called Love” ”My L.A. Years” ”A Moment For Michael Jasper” ”I Fall In Love Too Easily” 等々どの演奏も深く感動的である。この枯淡の境地に伍する盤は近年のレナート・セラーニ&コニッツのフィロロジー作品くらいだろう。Selden Gileのジャケ画も好い・・・窓からヨット・ハーバーが展望できる構図とテーブル・クロスの朱色が実にお洒落だ。 ジャケットが内容を語る最上の例であろう。


                        
    Nov07_01.jpg
                        Ted Gioia&Mark Lewis『Tango Cool』
                   (1989年・1990録音 Quartet Records QCD-1006 )

    05:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | Duo | Page Top


    ■2010/02/12(金) ミルチョ・レヴィエフのデュオ盤

    雨の中、新宿DUへ行く。
    最近買ったピアノ・トリオ盤の最終曲にトラブルが出たため、もう一枚あるDUの在庫と交換してもらうためである。ついでに長年の習慣、新入荷の棚を期待もせず覗いてみる。すると背表紙がカタカナの珍しい盤が目に留まった。20年以上前に発売されたMilcho Leviev 『オラクル』、長年探しまくっていた盤がぽつりと鎮座しているではないか。ジャケに退色はなく最近発売されたシールド品のような程度の良さである。しかも安価。思わず小踊りするほど嬉しくなってしまった。
    ジャズ史的には殆ど話題に上ることもなく、奏者と題名を言えば、コアなジャズ・ファンに、何だそんなものかと軽く笑われるような盤である。しかし私的には立派な『幻盤』である。

    今でこそ、それほどの賑わいはないがMilcho Leviev と言うとA.ペッパーとの共演を含め1980年代には相当活発にアルバムを発表していた。1986年には件のA.ペッパーとの『ブルース・フォー・ザ・フィッシャーマン』(1980年録音 DIW-11 CD)、チャーリー・ヘイデンとのデュオ盤『サイレンス』(1985録音 アルファ Pan Music 32-XB109)等が発表されている。続く1987年、今回やっと入手が叶ったデイブ・ホランドとのデュオ盤『オラクル』が発売され、翌1988年には同じくデイブ・ホランドとのデュオ盤『アップ・アンド・ダウン』(1986年、1987年録音ポニー・キャニオンD32y-0175) が発売されている。

    ペッパーの盤は既に求めていたが、『サイレンス』と『アップ・アンド・ダウン』は2004年1月、町田DUの近所にあった今は無き『オスカー』という中古屋で入手をした。よくぞ記憶していたとお思いであろうが何のことはない、当時SJ社発売のデータ・ブックに購入日と購入先をコツコツと記録をしていたのである。最近、欲しい盤は一段落しているので記録をすることも、中古店を探索することも殆どなくなったが、当時は遠く町田界隈にまで足を延ばしていた。町田と言えば思い出すのが、ジャズマニアの親父さんが趣味を昂じた末に開いた中古盤のお店である。珈琲をご馳走になり幾枚か希少な盤を購入させてもらった。しかし開店したと思ったら直ぐに閉店になってしまい、つくづく趣味と商売は別物なんだなぁと感慨をした。その町田へは国立DU経由で行く事が多く、山道に続く高台から眺める夕暮が実に綺麗だった。そんな様々な想い出が湧きあがってきては胸を熱くする…それにしても昔は色々な街へ足を延ばしたものだ。水戸、足利、前橋、柏、藤沢、新潟・・・多分当時訪れた店の殆どは姿を消しているであろう・・・今やジャズ、いや音楽を取り巻く環境は大きく変貌し、昔のゆったりとした中古盤店の面影は希少な存在となってしまった。最早、当時を古き良き時代であったと懐古するしかないのであろうか・・。今まで在ったものが無くなるのは実に寂しい。

    実のところ労力をかけて入手した盤はその労力が大きければ大きいだけ高まった期待のハードルは上がり、それに副うものではなくなる。例えば上記M.レヴィエフの『サイレンス』『アップ・アンド・ダウン』などは高過ぎるハードル故、落胆を感じた盤であり、残念ながら今は手元にない。しかしこの『オラクル』、これは素晴らしく好いのである。こうして記しながらも幾度となく聴き、ライブ盤とは思えない音質の良さとデイブ・ホランドの腰のあるベースとレヴィエフの粒だった音の連鎖がメロディアスでありながらスリリングで実に申し分がない。今日まで目にしなかったのはまさにこの出来の良さ故なのだと納得したのである。

    それにしても、またあの夕陽に染まった丘の街をシミジミと走ってみたいものだ。漁盤は全く期待できそうもないのだが・・・

                          Feb11_02.jpg
                           Milcho Leviev+Dave Holland
                                『The Oracle』
                         (1986年録音 Alfa Records32XB-175)


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    ■2007/11/11(日) 魅惑のデュオ盤?

    最近、余裕がない。時間を筆頭、あらゆることが忙しない。どうせ一度きりの人生、齷齪することはないと思って生きてきたのだが大分流されているようだ。兎角この世は住み難い。

    以前からデュオ盤が好きで良く聴くし、好い盤があると収集している。こと有るごとにジャズ好きにデュオ盤の好さを薦めているのだが、大方のジャズファンはピアノ・トリオ好きが多く、ドラムレスなど眼中にないと言う。ピアノ*ベース・デュオをピアノ・トリオから欠けるものという言い方でドラムレスと言うが、このピアノ・トリオ中心の思想(笑)が私的には心外である。是非デュオ盤の好さを広く理解してもらい、立派ないちジャンルとして確立させなくてはならない(笑)

    ところで、デュオと一口で言うが、一番多い組み合わせはピアノ*ベースであろうか。それにギター*ベース、『アンダーカレント』を代表とするピアノ*ギターなども多く目にする。また、その他ズートとジョー・パスのような菅楽器とのものも多い。

    デュオは対話という言葉で形容されることが多いが、まさに楽器を介在した語らいであり、ある時は真剣勝負という場合だってある。息を吐かせぬ場合も多く、そこが好き嫌いの分岐点となるのであろうか。

    好いデュオ盤に巡り会った時の喜びはまさに頬擦りしたいほどに嬉しい。思うにデュオ盤の良盤はトリオ盤のそれに巡り会うよりも確率的に高い。しかし、絶対量が少ないため、総数で言うとやはりマイノリティなのである。

    そこで今日の一枚。とろける様な演奏が満載、デュオ盤のベスト*には入る私的名盤である。

               Oct20$06.jpg
                
      Berndt Egerbladh『Two Some』


        


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