私の住む関東平野中央部は暑さの吹きだまりらしく温度だけでなく湿度も高い。毎年この頃になると愚痴っぽい記事をアップするのが慣例なので今年も一回ぐらいは書いておこう。日本に赴任する外国人には熱帯手当が支給されるとかきいたが本当だろうか?どこの国の何と言う企業かは知らないが、そんな話がマコトシヤカに語られるのも強ち嘘ではないかも知れない。イヤハヤ暑さは兎も角このべたつく湿度は嫌いだ。
以前紹介したハンガリーのピアニスト:Pleszkán Frigyes (1959生)がどうやら亡くなったようだ。夕べ何気にウェブチェックをしていたらそれらしい記事に出会った。しかし如何せん、ハンガリー語(?)が理解できないので下記表記で判断した。 彼の作品は数年前、ブタペストへ旅行する友人に頼み、地元のCDショップを回って探して貰ったが残念ながら入手は叶わなかった。その後何とか苦労して入手した彼の作品は今でも私のお宝となっている。今回映像があったのでアップした。画像は悪いが演奏内容は優れていると思う。視聴されたし。これだっ → → → Pleszkán Frigyes(1959~2011)
話は突然変わる。
大分前になるが某CDショップで買い物をして帰る際、店のレジ前が混んでいたので迂回して出ようとグルリと後ろの陳列棚前を通ったところ下記盤に目が釘付けとなった。んっ?これは俳優のリー・ヴァン・クリーフか?と言うような渋いジャケ。これを逃すと入手できない予感を感じ即買した。不勉強でお恥ずかしいが、Ron Seaman(B3 Organ/Pf)をリーダーとしたT.C Jazzcartel というジャズ・ユニットを知らない。ジャケ写は渋いのだがペラ紙一枚で肝心なデータ類の記載がない。いつどこで録音したのかが皆目分からないし、その他ジャズ・ファンであれば知りたいような情報(?)の片鱗もない。分かることはフロントに ①テナー/バリトンサックス ②トランペット/フリューゲル にピアノ・トリオ+ギターの構成(この6名がユニットなのだろう) これにゲストの③トロンボーンが加わり9曲を収録、1 曲を除きオリジナル。リーダーは1曲のみピアノ、 2曲に多分フェンダーローズ、他はオルガンを演奏しフロントは3管。以前はきっとオルガン・トリオでバリバリ活躍していた手練であろうと思われるが、Ron Seamanなるミュージシャンはくどいようだが初見である。 しかし収録初っ端の演奏#1 "Wire To Wire"を 一聴すると強烈なハイキックを後頭部へくらった衝撃がある。#4 は 唯一お馴染みの "Jeannine" ・・・何と言う快感・・・オルガン・ジャズに痺れる熱帯夜である。
追記:かく余分な記載のない盤に極くたまに廻り合うことがある。①記載する必要性を認めず敢えて書かない、②怪しい理由(?)から書かない、③単純に記載を忘れた、 それらを考えるのは勿論推測の域を出ないのだが、この盤に関しては①であろうと考える。音楽にそんな情報は不要だろう・・・ジャケ写はそう語ってはいないか? Ron Seaman&The T.C.Jazzcartel 『Trifecta』 (Seajazz 861)
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