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    ■2014/09/24(水) 初秋の山頂にて

    涼しさに後押しされ山頂を極めると真夏日とは異なる優しい陽光の風景が眼下に広がる。

    陰りゆく山々が幾重にも濃淡を連ね視線を超えて遥かに消えてゆく。 

    暮色の中ただただ言葉を失い愛車と佇んでいる。 

                                                     __ (22)    
                                 見晴らし台からずっと             


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    23:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | Photo | Page Top


    ■2014/08/01(金) 黄昏に走る

    出張先の街をあてどなく散歩していると大きな川にゆき当たった。大きな川には大きな橋が架かり50mほど海側に鉄橋が並んで走っている。鉄橋を渡る列車は紅色の塗装を飴のように艶やかに延ばして走って行く。その紅色に室内の灯りが黄金色のラインを添える。ちょうど夕方のラッシュ時であろうか数本の列車が続けざまに過ぎるのを惚けて見ていた。試しにアイフォンのシャッターを切ると思いがけなくイメージどおりの絵が撮れた。夕暮れの暗さが増してより深みのある紅色となった。これは嬉しい偶然だ。   

         __ (17)  __ (4) __ (5) 
                 鉄橋1                   鉄橋2               鉄橋3       
     


    21:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | Photo | Page Top


    ■2014/05/25(日) 山法師の咲くころ

    私のハンドル・ネームは山帽子であるが由来は登山が好きとかいう高尚なことではない。

    山法師という樹木がある。今頃の時期になると得も言えない気品のある白い花を咲かせる。或る時その花が甚く好きになりそのままの名前では芸がないので山帽子と捻りハンドル・ネームとしたのだ。樹木はやまほうしと読むのだろうが濁音で読めば山帽子(やまぼうし)となるからでもある。

    それだけ惚れた樹木である。我が家の庭に植えたのは云うまでもない。今から十年以上前だ。

    暑さがじわじわと忍び寄る頃、山法師は目が覚めるような白い花弁を濃緑の葉々を背に幾つも開花させる。その高貴な姿を目にするたび生温い気温を瞬時に払拭する爽やかさを覚えるのである。

    不確かな感覚だが生まれたばかりの花弁は微かに緑がかっている(と思う)。早朝庭を眺めると飛び込んでくるその薄緑は白色よりもなお爽やかだと思う。
     

                  
    __ 1 (3)
                           我が家の山法師:早朝撮影



    さて自然の素晴らしさは何時でも何かを語りかけてくれる。

    過日長野県に出張し蕎麦を食べに車で出かけた時何気に目にした風景に感動し車を止めてもらった。思わずアイフォンのシャッターを切ったのだが運転する地元の所長は不思議そうな顔をしていた。"こんな風景は日常です、騒ぐことではありません"と語っているようだった。 人は見慣れたものにはどうやら感動しなくなるものらしい。残念な習性だ。

                  
                 
    __ 2 (2)
                          雲湧く風景:長野県 / 蕎麦の里から



    さてさて 休日の今日はあてどのないサイクリングに出かけてみた。田舎住まいゆえ少し郊外に出れば本当に長閑な風景に出会える。川沿いのサイクリングロードを遡ってゆくととうとう砂利道になってしまった。脇道に逸れると田園風景に出合った。水田の浅い水面に傾いた陽が美しく映える。ここはどこだろう。道に迷う楽しさは格別。分かり切った道など面白くはない。

                
                 
    __ 4
                          住所不定?:田園の風景

                  
            



    21:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | Photo | Page Top


    ■2014/03/09(日) 身辺雑記

    週末2日連続の晴天に恵まれ絶好のサイクリング日和。道脇の雪だまりも解け、空気は幾分冷たかったが思う存分サイクリングを満喫した…体脂肪が燃焼するのを感じながら(笑)。冷たい空気の中にそこはかとない春を感じた。

    昨日蕗味噌を年老いた母が作ってくれた。蕗の薹を食べると春の訪れを感じる。和の香りにはいつも季節が寄りそっている。ゆず、山椒、紫蘇、たらの芽…日本人の幸せである。

    明日は一番の飛行機で北へ行く。週半ばで折り返し今度は一路南に向かう。実に忙しい。こんな生活もあと数年で終わる(筈)、その後どうするかが問題だが、最近はなるようになると開き直っている。けれど医師のないところに、いや意志のないところに道は出来ない。なるようになるだろうがそれは希望する将来ではないだろう。しかし希望する将来とは一体何だろう?

    写真をアップしたい。大雪だと騒いだ1回目の時の雪写真。車中から信号待ちで撮ったもの。 相変らず暗い写真だ。きっと何処かに精神は反映されるのかも知れない。過日知人とアイフォンの写真を見せ合っていたらあなたの写真には何か得も言えぬ芯のある重いものがありますねと言われた。それは褒め言葉なのかあるいは私の精神状態を心配してくれてのものか迷うところだ。けれど私は病んではいないと思う、きっと・・・。

                    
    雪の街
                                雪の城下町風景           

    22:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | Photo | Page Top


    ■2013/02/19(火) 小雪の舞う日~三角屋根の消えた日

    小雨に霰が混じり何時しか雪になった。所用で立川市へ出かけたが早目に用事が済んだのでふとDU淵野辺へ行ってみようかと思い立った。小一時間はかかる道のりだ。思えば淵野辺店は随分ご無沙汰だ。頻繁に通った昔と比べると漁盤の成果がなくなり自然と足が遠のいていた。最後に訪れてから優に1年は経っているだろう。懐かしむ気持ちだけが訪れる動機だ。それでも意地汚いマニアの私は心の片隅で隣にコメダ珈琲店がオープンしたっけ、好い盤がゲットできたら珈琲を飲みながら眺められるぞ、などと可能性のない事を夢想したりしていたのだった。

    国道16号を横浜に向かうと道路の右側にDU淵野辺店はある。手前交差点で右折し裏から周り込むのが道順、既に身体にしみついた所作だ。しかし行けども目標の三角屋根の看板(?)がない。コメダ珈琲の脇、DU淵野辺店のあった場所は工事用の白シートに囲われ黄色の工事用重機が土を掘り返している。"あっ"と声にならない声を出す。どうやらとり壊されたらしい。国立店に続きここもかという感慨がこみ上げてくる。 雪の中、時代の変遷をしみじみ感じた。 

    あの店は裏の駐車場側の入り口から入ると古臭いスピーカ等オーディオが所狭しと並んでいてその間をくぐるように進んで入ってゆく。するとこれも雑然とした店内が一種怪しい雰囲気を醸していたものだった。ガラス窓に貼られた薄汚れたポスターの隙間から16号線を激しく行き来するトラックが見えた。天井は倉庫のように高く煙ったような空気に一条の光が輝いていた。そんな店内のイメージが頭の中を過った。ネガティブな感じで書いたが決して嫌いな雰囲気ではない、いや寧ろ好ましかったのだ。そんな店が一軒一軒と消えて行く。国立店(移転する前の)、お茶の水店然り、徐々に効率的で整然としたレイアウトの店に変貌して行く。何にしても好い時代であったのは事実だ。

                                        
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                                    雪が薄く積もった更地に重機が動く・・・何が建つのだろうか?

    14:44 | トラックバック(0) | コメント(2) | Photo | Page Top


    ■2011/11/27(日) 秋の風物詩

       

           ◆今日撮影した写真・・・"秋の風物詩"と題したが、少し気障だな。

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    ■2011/11/20(日) 秋の風景

    昨日からの雨が上がり久しぶりの好日、近在の山間の街に出かけた。紅葉は見られないと勝手に諦めていたのだが、思わぬ拾いものとなった。恒例の写真を幾枚か撮った。
       

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    ■2011/11/14(月) 花の名前2

     
     何も有名スポットを散策するばかりが能じゃない。こんな田舎だって見るべきものは沢山ある。土手沿いの遊歩道を歩きながら目に付いたものをカシャカシャとカメラに収めた。秋の陽光は優しく、空はどこまでも青く広がっている。道端の名も知らぬ草花はどれも美しい。これとて何も花屋の店頭を飾る大ぶりの花ばかりが花でないのと同様、小さな花々の造形、色彩を眺めてみればその精密な美しさに心動かされる。大袈裟な言い方をすれば自然の法則性に触れたような心地だ。この快さは何物にも代えがたい。どこまでも歩けると誤解した(笑)

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    ■2011/11/13(日) 花の名前

    朝風呂に入るのが習慣になっている。緩い湯船に長い時は一時間も浸かりただ静かに目を瞑って横になっている。半分は眠っているのかも知れない。色々な想いが去来するが夢幻のように何も残しては行かない。何時の間にか出勤時間が迫っていることもままあり、朝食も食べられずに出かける。休日の朝はそんな心配もないので好い。

    今日は曇り空の合間に少し陽が射したので庭の花々をカメラに収めた。何と言う花か名前を良く知らない。けれど花は名前を知らなくても美しいものは美しく、それぞれ固有の好さがある。同じ基準で推し量れるものではない。固有の美を認めることが大事なことなんだなぁとこの歳になってわかった。随分遅い理解だ。

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                 ◆夏の記憶                             ◆シンメトリーに咲く

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                ◆終焉に向かう                            ◆緩やかな気品 

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                           ◆紫の主張                              ◆凛     
                        


    17:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | Photo | Page Top


    ■2011/06/16(木) 緑の息吹に拮抗できるジャズ盤はあるか?

    これじゃ ブログの看板を変えなくちゃいけないかな?と言ううぐらいに写真のアップ攻勢が続く昨今、凝り性の私は小さなデジカメをいつもポケットにしのばせている。凝り性と言っても一眼レフを持っている訳ではないし、学生時代に写真部に在籍していた訳でもないのだが、何故か急に目にした風景の一部を切り取る行為:つまり写真に収めることを面白いと思うようになった。嘗てならボーッと眺めるだけの風景であったが、今では写真を撮るならどんなふうに撮ると面白いだろうなどと目を輝かせながら(本当に輝いているか些か疑問だが・・)考えるようになった。露出やら焦点やら小難しいことは理解できていないのでカメラ任せのオート撮影、極めて平凡な写真だらけだが100%自己満足の世界である。少し本格的に写真を学んだら面白いかも知れないが、学んだ時点で何か別なものに変わってしまうのが怖い。別なものって言うのが何かはよく解からないのだが。

    写真もそうだが、なんでも始めた頃が一番楽しい。ジャズを聴き始めた頃、手当たり次第にLP(後年CDに代わったが・・)を買っては貪るように聴いた。実に一番幸せな時期だった。陳腐な譬えだがスポンジが水を吸い取るようにである。今から思えばありふれた盤ばかりである。しかし何度も言うがその頃が一番新鮮で夢中だったのである。あらゆる事は変遷を余儀なくされる。 "本当に好い盤に巡り合うのは百枚に一枚ぐらいだろうか・・・"などと平然と嘯く私は最早その時の自分とは違っている。あらゆる事物は相対性の中にあるのだ。(?)

    これも近所の公園の裏手の土手を撮影したものだ。梅雨時の雨上がり、植物の緑に生命の息吹を強烈に感じる。人間もかく旺盛な生命を謳歌できたら好いのにと思う。しかし人はお互いの首を締めあって生命の謳歌などとは程遠い世界(社会/世間)を作ってしまった。馬鹿野郎である。・・・最近歪んだ不良中年になっている。           

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    今でも好きな詩集がある。30年以上前に出会った。詩人の名は中桐雅夫、『会社の人事』という詩集だ。1979年に初版が発売され私の所持するのは5版で1981年に発売された。詩集でこれだけの版を重ねたのだからビッグ・ヒットに違いない。ときどき忘れた頃に書棚から取り出してはランダムに読んでみる。どこに収納したかわからない本ばかりだがこの詩集だけは決まったところに置いている。歳をとるにつれて沁みてくる作品ばかりだ。存命されていれば92歳になる。

    詩を書かなくなった友達に

    おう、友達だった友達よ
    おれは老眼鏡をかけるようになって
    月に一度は思い出していたきみのことも
    もう久しいよ、年に一度も思い出さぬ。

    きみは洋服や電車賃や
    ネクタイや靴下まで貸してくれた

    おう、詩を書かなくなった友達よ
    奥さんはいるだろうな、子供は何人だ?

    おれはいまだに詩のようなものを書いているが
    片手で隠せる小さなそろばんで
    おれがはじいている未来など知れたものだ。

    「お百姓や外科医にくらべると
    詩人にはばくち打ちのような影がある」
    きみはいまなにをしている、友達だった友達よ。

          Jun1915.jpg
         中桐雅夫 著 『中桐雅夫詩集 会社の人事』
              (晶文社刊 1979年初版)


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    ■2011/04/14(木) 公園にて

    久しぶりにカメラを持って近くの公園へ散策に出かけた。

    春が降りてきていた。
    名付けられない幾色もの緑が木々を彩っている。爽やかな陽光が露のように新鮮に若葉に降りそそいでいる。心が浄化されるのを感じる。" 光あるうち光の中を歩めよ " これは決して譬えではない。 
      
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    ★様々な色調の緑が光の中で生命の息吹を美しく奏でている
    それらは意図した調和ではない。 

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    ★ 空は人間の幸福や不幸とは無縁の青さで何処までも続いている
      藍色の深みは空の海溝だ。

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    さて、こんな好い天候には爽やかなピアノ・トリオ盤が似合うだろう。 最近は女性のピアニストの粋が好い。西山瞳は 『I'm Missing You』という自主製作盤を2004年に吹き込んでいて"Everytime It Rains"という曲を愛聴している。この曲は題名の通り雨の降りしきる欧州の暗い風景を連想させ、根暗な私の感受性に強く訴える曲で気に入っているが、幾分こなれていない感じ、シビアな言い方であれば稚拙な感が拭えない。私的には逆にそういう点が新鮮で好ましいのであるが、うるさ方からはそう云う風に好意的には思われないだろう。今回紹介のこの『Parallax』は2009年に製作された4作目となる。間の2作は未聴であるが、乱暴な感想を言えば、これは格段の進化を遂げた作品に仕上がっている。特に吃驚したのはスタンダーズ"Softly As In A Morning Sunrise"の演奏である。殆ど原曲の形がなく激しいビートに乗ったアグレッシヴな演奏に痺れた。メカニカルで爽やかな感じが今(?)のピアノ・トリオ的である。まあ、誰しもそう言う風に変化を余儀なくされるのだろう、一抹、寂しい感もある。そう言うところが幻の1st 盤ブームを牽引する根強い人気の所以かも知れない。

           Apr1406.jpg 
                西山 瞳 『Parallax』 
           (2008年録音 Spice Of Life PBCM-61032)  
       
           




      
    00:15 | トラックバック(0) | コメント(2) | Photo | Page Top


    ■2010/11/28(日) 銀杏雑記

    その道沿いを通るたび、こいつは絶対に写真に収めたいと思う感動的に紅葉した銀杏の大木がある。昨日の朝、少し早めに家を出てその被写体をカメラに収めた。最近、こんな風に出先の街や出張先で邂逅する、ふとした風景や事物の撮影を小さな趣味としている。勿論プロのカメラマンではないし写真マニアでもないズブな素人、一眼レフで撮るわけではない。そこらに転がっているありきたりな小さなデジカメである。そういうカメラで撮るのも逆に面白いのである。逆にという意味が不明だが。
             

       
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    ここからはジャズ盤の話。

    ジャズ盤の中でも誰にも教えずに密かに聴きたいと思っている盤もあれば、これは好い盤だから是非聴いた方がよいと薦める盤もある。この両者の違い、こうした明暗の分かれる心の作用はどうして生まれるのだろう。自分の姑息な心根を覗くと以下の要因が考えられる。

    ①その対象となる盤は現在流通しているか田舎、いや否かと言う事が重要性を持つ。流通しているのであれば問題なく後者の範疇に入る、つまり大らかに『これは好い盤だから是非聴いた方がよいと薦める盤』になる。なぜなら自らのコレクションの稀少性に影響がないからである。

    ②流通していない盤であって、再発の可能性のあるものは、出来れば余り騒ぎたくない盤である。言うまでもない、せっかく入手したものが一般の流通盤に堕すからである。しかし、これらの盤は遅かれ早かれ『真によい内容』であれば再発されてしまうと言うのが今までこの界隈を眺めてきた感想である。ここでいう『真によい内容』と言うのが飽くまでパーソナルな事なので議論の分かれるところなのであるが。

    ③流通していない盤であって、再発の可能性のないもの。②との違いが一般のジャズ・ファンには判別しにくいのであるが、一般性のある良い内容であっても何十年経っても再発されないものは②と分けて考えるべきだろう。これらは何の拘りもなく声高に推薦出来る盤である。しかし入手が極めて困難である。一部の人達から一枚の高額な廃盤を買う位なら多数の盤を買った方がよいというような意見を耳にすることがあるが、彼らは心の底から感動するような心打ち震える感動盤に邂逅したことのない不幸な人たちと言えよう。残念である。人生の有限性に気づいていないのだろうか。

    ここで問題となるのが②の盤であろう。少しマニアックなジャズを齧りかけている私の様な心の狭いジャズ・ファンが悶々とするところなのである。よくよく考えてみると③の範疇と思われていた盤でさえ再発となる奇跡的な現象が起こっている昨今、加えて老い先の見える射程の身であれば、詰まらない思惑に左右されることもあるまい。好いと思われる盤をどんどん広め、ジャズ良盤の裾野を広げることに幾許かでも寄与しなくてはならない(?)

    さて、そう言う事で今回の盤である。

    カナダのピアニスト:Steve Amiirault が1996年吹き込んだ極めつけのピアノ・トリオ盤。聴く度にその清冽なピアノと重厚なベースとが語る旋律の絡みに私的なピアノ・トリオの快感を深く感じている。カナダのピアニストという色眼鏡で見てはいけないのだろうが、(その心根の奥にはセンシティブで重厚で内向的なピアノ・トリオ=欧州という図式が既成概念のようにある)即座に想い出せるのがオスカー・ピーターソンを筆頭数名のピアニストしかいないのでこの盤の繊細さは実に意外な感じである。(カナダの)彼らは一様に強烈にスイングする技巧的な演奏を旨としているのでついつい私の中ではカナダ=オスピーの図式が成り立ってしまっているのである。大変に失礼なことだ。ここでいう失礼という言葉も意味が不明であるが。

    しかし、この盤は目にしたら即ゲットされたい。収録されるどの曲も極めて深遠、実に秀逸な演奏である。カナダ的イメージ(?)を払拭する盤である。

        
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        Steve Amirault 『Reflecting Image』
      (1996年録音 Nu-Jazz Records NJZ-002)

        

    15:14 | トラックバック(0) | コメント(2) | Photo | Page Top


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