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    ■2015/01/25(日) 骨折とドン・トンプソンの話

    肋骨を折った。これで2度目である。1度目はゴルフを始めた頃だった。ガムシャラ に練習場に通いオートティーアップで上がってくるボールをひたすら打ちまくった。連日そんなエクササイズというよりは筋力増強の苦行(?)を繰り返していたところおかしな痛みを脇の下に感じた。そこで整形外科に行くとアッサリとゴルフ骨折と診断された。当時ゴルフ骨折なる知識/概念が私になかったので医師にからかわれたのかと本気で思った。肋骨は軟骨部があり他の骨のような解り易い骨折とならないようだ。そして今回、お恥ずかしい話だがロードバイク(自転車)から落車した。寒さ防止のストッキング状のものを脚に履いていたのだが長くペダルを踏んでいるとずり落ちる。それを引き上げようと手放して突然落ちた。全くの油断。したたか胴体を地面に打ちつけ数秒動けなかった。幸いバイクは若干のハンドル修正で大事はなかったが帰路、路面の段差を越えるたび肋骨辺りの痛みを感じた。帰宅後悪化の予感どおり苦痛は増し整形外科のお世話になった。不幸中の幸いだったのが軽度だったこと、そしてより幸いだったのが最近大枚を叩いて(?)コンポーネントとホイールを交換したバイクが無事だったことである。イヤハヤ嬉しいのか悲しいのか・・・

    仕事は相変わらず出張が多く重い荷物が病状を一進一退にしている。出張荷物は重くても機動性を考えて大きいショルダー・バッグで対応していたのだが怪我以降はキャリア付きの迷惑(?)な鞄で出かけている。あの長く引き手を伸ばしている厄介なやつである。混雑する駅の構内通路で足元をとられそうになり何度も危険な目にあっているあれである。そして今は加害者の側に立っている私だ(笑)。

    この怪我の対処、どうやら内在する自然な治癒力と時間の経過だけが一番の治癒法らしい。つまり安静第一ということ。そういうことで休日は殆ど外出もせず過ごしている。日頃撮り溜めたビデオを観る。読まずに積まれた本を読む。まともに聴くことがなかった買い溜めのCDを聴く。長風呂に浸かる、等々。そして時たま咳をしてウッと痛がる(笑)。

    ジャズ盤の話。

    過日リンクをさせて頂いている
    ブログでドン・トンプソンがピアノで参加しているデュオのコ・リーダー盤を知った。(ドン・トンプソンについては昔『Countory Place』と云う盤紹介でアップした記憶がある。) もちろん言うまでなく早速アマゾンで発注をした。しかし同時期購入した国内の盤はとっくに着いているのだが何故かこの盤だけ到着が遅い。多分海外からの輸送であるため時間がかかっているのだ。待つ気持ちが強い分だけ時間が長く感じるのは人の常。その時間に比例し徒に膨らんでゆく期待値は否が応でも作品のハードルを上げる。そして往々にして落胆の結果を生むこととなる。しかし昨日到着した件の Neil Swainson &Don Thompson 『Tranquility』は別物であった。

    開封ももどかしく早速聴いてみる。#2 "Smoke Gets In Your Eyes" ジェローム・カーンのスタンダーズが流麗でいて朴訥に響く。ニール・スワインソンのベースも訥々と好い。昔から思っていたのだがドン・トンプソンと共演するベーシスト、或はピアニスト、ヴァイブニストってどういう気持ちなんだろう? ドン・トンプソンが各楽器の恐ろしい使い手であるのだから演りにくいのだろうなぁとか要らぬ心配をしたりする。まあそんな瑣末なことはさて置き、この盤は実に好い。#4 "Tranquil" の美しくも重厚な安寧感はこの標題を体現している。そう言えば大昔、本田竹広が"National Tranquilty"という深い寛ぎの名曲を演奏していた。Tranquil:寛ぎをテーマにした曲に悪いものはないのだ きっと。そして#6 "Time Remembered"。云わずと知れた耽美的名曲。前振りが長くテーマを朧にした感があるが紛れもなくエヴァンスの意匠が込められている。待ちに待った名演だ、素晴らしい! #8"Everybody's Song But My Own" 終曲 #9"Never Let Me Go"と続きアルバムの完成度をさらに補完する。

    ドン・トンプソンが念願のピアノに徹したのである。何事も諦めてはいけないという教訓でもある。

           
    Jan22_01.jpg
             Neil Swainson & Don Thompson
                    『Tranquility』
        (2012年Tronto録音 Cornerstone Records CRST CD141) 

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    22:58 | トラックバック(0) | コメント(2) | Duo | Page Top


    ■2014/06/24(火) コレクターの憂鬱と希望と

    読みもしない本、また聴きもしないジャズCDに存在価値があるのだろうか?

    これこそ私のインドア(?)趣味、読書とジャズ鑑賞とに抱えている解決すべき問題:課題だ。

    家人はこの双方のコレクションについて私以上にシビアに疑問視しており・・・つまり読みもしない本、聴きもしないCDに意味があるのか? つまり意味はないのでもうこれ以上買わないで欲しいとの旨を言う。

    家人曰く 人の一日は24時間、自由な時間は1/3もない。その時間にその本とCDは読んで聴く暇があるのか?と 。老後の趣味に必要なのだというと老後に必要なのはお金だと宣う。実に現実的である。なるほどこれには大いに説得力があるし納得せざるを得ないものがある。

    しかしなおもコレクションは増えて行く。最早病気ではとの意見もある。もちろん家人からだ。

    これらの真っ当な考えかたに拮抗しうる考え方があるだろうか?

    私が唯一の拠り所とするのは心の余裕についてである。なにごとも余剰が必要なのだ。自動車のハンドルに遊びが必要なように、ホテルのロビーに不要なまでの広い空間が必要なように、建設区画に緑地帯が必要なように、余分と思われるものにも何かその必要性があるのだ。言わば心の余裕の象徴的なものなのだと。伸び代のない人間は駄目なのだと。・・・けれどこれらは一蹴の屁理屈、理論の飛躍と破綻の指弾は必定。遂に理解されることはないのか? いやはやである…

    戯言はさておいて、最近盤紹介がお留守になっているのでこれはという一枚を紹介したい。

    Albert Bover は『Live In Jamboree』以来そのテクニックとセンスに惚れ込んだピアニストのひとりだ。しらみつぶし的とまでにはゆかないが彼の参加盤は目に付けば極力購入するようにしている。

    で、最近入手した盤がある。過日某ユニオンを漁っているとベーシスト:Miguel Angel Chastang のリーダー・ユニット (?):From Harlem To Madrid に偶然にも Alber Bover 参加のクレジットを発見したのだ。恥ずかしい話ながらその様なグループを耳にするのは初めて。で、帰宅して早速検索すると既にグループとして5枚の盤を発表している。内2枚にボヴァーが参加しているようだ。面子がフレキシブルなのか固定的なレギュラーは少数で他は変動が多いようだ。

    そして今回はその盤:Miguel Angel Chastang "From Harlem To Madrid" Vol.4 『The Real Thing』(2011年スペイン / マドリッド録音)に感動してしまったという話である。

    この盤、基本的に2管をフロントに配した編成が中心だが2曲のみシンプルな演奏が含まれる。ピアノ・トリオ演奏とピアノ&ベース演奏が各1曲づつ。これ等は珠玉と呼ぶに相応しい名演である。#3 ボヴァーの鮮度の高いピアノ・ソロがひときわ輝くショーターの名作"Black Eyes"、これはピアノ・トリオで、そして#6 スタンダーズの中のスタンダーズ"My One And Only Love" はデュオ演奏で。嘗てこれ程の名演ありきやとの思いに駆られる演奏の妙。"Black Eyes" でのボヴァーの軽妙さと"My One And Only Love" での絹糸のようなソロの眩しさと。乱暴な言い方だがこの2曲だけでもこの盤の購入価値はあるだろう。プラスチック・ケースにスリーブが付くという豪華さ。インナージャケとスリーブは別の体裁となっていて私的にはスリーブの方が好みなので写真はそちらを掲載する。こういう盤だらけなら好いのだが・・・

                          
    Jun24#01   
                                Miguel Angel Chastang "From Harlem To Madrid" Vol.4 
                                                           『The Real Thing』 
                               (2011年スペイン / マドリッド録音  Nuba Records KAR7832)
                                 
                                      





    23:03 | トラックバック(0) | コメント(4) | Duo | Page Top


    ■2014/02/11(火) オールド・ピアノ・トリオ 再び

    実に恨めしい。残雪が道路脇から消えるまで暫しサイクリングは休止である。加えてまた、過日は私の車が出先の駐車場で雪に嵌りニッチもサッチもいかなくなった。幸い周りの人達に押して頂き何とか事なきを得たが雪にはしてやられてばかりだ。

    さてそう言う訳で休日の今日は外出もせずにひがな一日ジャズを聴きながら本を読んでいた。ラックを漁っていると以前特集した
    記事(クリック後以下参照)に 漏らしてしまった2枚の優れ盤を発見した。その2枚とは勿論 ピアノ・トリオはこのフォーマットに回帰すべきではないかと云うぐらい思い込みのあるあのオールド・ピアノ・トリオ(仮称)盤である。

    先ず1枚目。

    ピアニストはオリバー・ジョーンズ。バリバリのオス・ピー派である。果たしてオス・ピー派という呼称があるのか田舎、いや否か疑問であるがエヴァンス派と云う呼称が横行しているのだからオス・ピー派というのが有ったってイイと思うのである。オスカー・ピーターソンのテクニカルさに憧れそのポピュラリティを継承し目指す指向はエンタテイメント、決して芸術などという辛気臭いものには近付かない。云わばジャズの体育会系なポジショニングでどこか太陽の匂いがする健全さを持ち合わせている。相方もレッド・ミッチェルとハーブ・エリス。本当はレイ・ブラウンと演りたかったに違いない(笑)・・・少し茶化してしまったが実際に聴いてみると、実に素晴らしい演奏である。ジャズの本道(本堂?)的な何かがここにあると思う。

           
    Feb11#12
           Oliver Jones 『Northern Summit』
          (1990録音 ENJA Records 6086 2)


    長いインターバルとなったが、その間に再度の大雪が降った。今回の奴は記録的な積雪でいよいよ関東圏も積雪地帯と化したようだ・・・イヤハヤ。そう言う事で一週間前と進展のないひきこもり生活。

    さて2枚目はDavid Newton である。彼のピアノに最初に遭遇したのはスコットランドのオーディオ・メーカーで高名なLinnレコードから発売された『Victim Of Sircumstance』というピアノ・トリオ盤だ。今から10年以上前で記憶は朧であるが唯一記憶に残っているのはその盤の頭:#1に収録されている "Wishful Thinking" の素晴らしさである。その指先から放たれる透徹した美の迸りを視覚的に感じるかの様に感動した。それからというもの事あるごとにピアノ・トリオ・マニアにこの盤の素晴らしさを吹聴してきたが残念ながらあの幻のCD本には収録されなかった(笑) 英国ジャズによく見られる硬質な感じが障壁となったのかなぁと思ったりもした。 
    因みにこれがその盤。今回の主役ではないが・・・

                Feb16#08 
             D.Newton『Victim Of Sircumstance』

    長い前置きとなったがD.Newtonのオールド・ピアノ・トリオ盤『Pacific Heights』である。前段の盤が1990年録音でこれが2003年録音。どうやら米国進出したのだろうかサンフランシスコ録音である。最近 (と言っても数年前だが)新たなピアノ・トリオ盤を出したりして認知度も高まったD.Newton 、益々の活躍を期待したい。

           Feb16#01
           
     David Newton 『Pacific Heights』
        (2003年録音BND Records BNDCD031)

    23:21 | トラックバック(0) | コメント(2) | Old Piano Trio (Piano+Bass+Guitar) | Page Top


    ■2013/11/11(月) 古くて新しいもの ~オールド・ピアノ・トリオ10選

    嘗てオールド・ピアノ・トリオについて書いた記憶がある。しかし或る時なぜかわからないが過去に書いた文章が急に気に入らなくなり思い余って(?)幾つか削除した。多分その時に消してしまったのだろう、爾来Old Piano Trio(Piano+Bass+Guitar)の分類には一つの記事もアップしていない。

    果たしてOld Piano Trioなる名称が正しく世に認知されている呼称かどうかよくわからない。嘗て何処かの雑誌で見かけた記憶があったがどの雑誌で誰が書いたものであったかも想い出せない。

    呼称の真偽はさて置き、ナット"キング"コールがそのオールド・ピアノ・トリオの源流であることは間違いがない。と或るCDのライナーによれば1937年秋、ナット・コールがまだ駆け出しの頃の話。"スワニー・イン"でカルテット演奏する予定であったが演奏時間になってもレスター・ヤングの弟:ドラムスのリー・ヤングが遅れて来ない。やむ無くドラムレスで演奏したのだがこれが高名なナット・キング・コール・トリオの記念すべきスタートの日である(らしい)。しょうがないなぁ3人でやるしかないかぁ…ブツブツ…の感でスタートしたに違いないのだが(笑)。後に酔客から唄をせがまれ…これも同様しようがないなぁの感あり(憶測)…歌ったところ好評を博したので唄も良くした。そういうことでオールド・ピアノ・トリオはナット・コールが嚆矢であるというところを押さえておきたい。

    後の話だがオスカー・ピーターソンも同様なドラムレスで吹き込んだが唄の吹き込みは長い間しなかった。これは彼:ナット・コールとの間に何か密約があり(?)彼に義理立てをして唄わなかったのだという説もある。

    かのエヴァンス・トリオ以降三者対等のアドリブ演奏の素晴らしさに陶酔したのはミュージシャンばかりではない。片や聴く側にも新しい感性のオーディエンスを獲得したのは明らかだ。そんな環境にもこのフォーマットはよく馴染むのではないか。古ぼけて聴こえるものもあるが斬新さはいつも隣にあると思っている。

    最近の作品…ナット・コールの時代から比べての意味だが…を何枚か列挙した。どれも味わい深く好い盤ばかりだ。

    Nov11~10             Nov11~09 
             Michael Moore Trio                   Chihiro Yamanaka
             『Plays Gershwin』                      『After Hours』
    (1993年録音 Mastermix Music CHECD00110)    (2007年2008年録音 Verve UCCJ-2065) 

    Nov11~08             Nov11~06
              Gregory Fine Trio                       Trio Petrucciani
              『Waltz For You』                      『Darn That Dream』
          
    1999年録音 自主製作盤)          (録音年不明 Melodie Production 66772-2

    Nov11~01             Nov11~04
             Jonas Jakobcic Balzar                  Eddie Higgins
              『Far,And Yet Near』                  『Those Quiet Days』
     (1991年録音 ARTA Records F 1 0011-2511)         (1990年録音 ALCR-191)

    Nov11~03             Nov11~07
              Nicola Sabato Trio                  Burr Hanna Pizzarelli
              『On A Clear Day』                       『3 For All』
       (
    2003年録音 DIAZ Records DJ559-2)        (1996年録音 Cymekob CYK-806)

    Nov11~02             Nov11~05
             Sven-Eric-Dahlberg               G.Dileone-E.Macchia-D.Dilecce
               『1,2,3...』                        『Broadway』
       (
    1994年録音Intim Music IMCD 029)        (2011年録音 Fo(u)r CD CL207 )

    23:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | Old Piano Trio (Piano+Bass+Guitar) | Page Top


    ■2013/11/10(日) 思いがけなく好かったスキューバ・ダイビング盤とさえない日常について

    曇天の休日の昼下がりは碌な事を考えない。天候ひとつで簡単に変わってゆく私の心は信を置くことができない。それでも己に向き合うしかない息苦しさよ。

    今さら云うまでもないが、現代人(?)の不幸は選択肢の多様化によて惹き起されることが大半なのではなかろうかと感慨している。あれもこれもやりたいことが沢山ありどれもこれも中途半端。不完全燃焼な状況である。しかし考えれば贅沢な悩みである。それを不幸などと云うのはお門違いも甚だしい。また現代人などと括るのはもっと大きな間違いだ。単純に厭きっぽい性格ゆえの極めて個人的な所為の結末だ。・・・よく判っているのだが切実だ。

    この前私の年老いた母が何かの折りに "めんどくさ…" と呟いた。確か或るテレビのクイズ番組を見ていた時、『小学生が習う言偏の数は幾つか?』という問題に対してだった。私も同様この問題はめんどくさいなぁと思ったので えっ!と驚いた。しかし "めんどい"と言わないだけマシだったか、90歳近いおばあさんが。

    今でも本調子ではないが背中の左側が痛かった。おおよそ理由は分かっていた。急激で過重なジムでの筋トレ。それに加え出張での重い荷物を持ったことが原因だ。出張荷物の大きさから言うとキャリアー付のバッグが相応しいのだろうがあれをゴロゴロ転がす迷惑は計り知れない。勿論自分以外の人に迷惑なのである。斜めに引きずるあれには今まで何度も躓きそうになり、これ(キャリアー付バッグ)は持つべきではないなと固く心に決めていた。そういう訳で駅や空港で大きなショルダー・バックをフーフー云いながらで担ぐオヤジがいたらそれが私だ(笑)。考えたらあれも縦にして身体に密着させて転がせば良いのかも知れないな・・・今度挑戦しよう。

    そう言う事で背中の痛みが薄らいできたら今度は風邪気味である。これも数日会社を休暇してぐっすり眠ったら快方へ進んでいる。人間には休暇が必要だ。で、休んでいる間によく夢を見た。普段は殆ど見ることのない夢である。大昔の友人たちが脈絡もなく大勢出演(?)してきてあれやこれやと大騒ぎしていった。時間軸がごちゃごちゃで小学校の頃の友人と大学の頃の友人が一緒に出てくるのだ。・・・しかし今頃みんなはどうしているのだろうか? また会いたい(?)と思うが多分同じ夢は見られないだろう。

    最近聴いた Mats Up というユニットの『Something About Water』という盤を紹介したい。

    これはTBC 同様最も信を置くスイスのJHMレコードからの作品である。相変らず古く2000年の作品だからきっと聴いた方もいらっしゃるかと思う。が、何せこのジャケットはいけない。何故かは分からないがジャズ盤にスキューバ・ダイビングの写真は違和感がムンムンである。ほぼ8割(?)の人はこのジャケを目にしただけでスル―するだろう(笑)。それ故聴く人も少ないのではないかと勝手に踏んでいる。しかし何事も先入観は禁物 #1 "Something About Water" 表題曲を耳にした瞬間の一撃・・・単調なリズムとバスクラのリフが哀感のメロディを先導し加わる管楽器の糾いが、その判り易さ故の一途さが、涙腺を刺激して止まないのである。Franco AmbrosettiのライナーによればユニットはSwiss Youth Jazz Orchestra のメンバーを中心に優れた若手7名の面子で構成されている。何にせよ4管のアンサンブルのカッコよさと Leo Tardinなるピアニストのリリカルさにすっかり参ってしまった。勿論 製作総指揮はジョン・ハイダーである。

                      
    Nov10~03  
                        
    Mats Up/Matthias Spillmann Septet
                           『Something About Water』
                      (2000年録音 JHM Records JHM3620)
                     
                

    20:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | 4Horns | Page Top


    ■2012/09/09(日) ピアノ:ベース デュオ盤 5選 

    ピアノとベースの『デュオ』を初めて聴いたのは何時だったろうか? 『デュオ』演奏の真の素晴らしさに心震わせた盤は何だったろうか?ハンプトン・ホースとチャーリー・ヘイデン『As Long As There Is Music』であったか、或はケニー・ドリュ―とペデルセンSteeple Chaseの諸作であったか、またヲルター・ノリスとジョージ・ムラツ(アラダ・ぺゲ) 『Drifting』であったか、それともスティーブ・キューンとハーヴィー・シュワルツ 『Mostly Ballads』であったか、いや、エヴァンスとエディ・ゴメズ『Montreux Ⅲ』も古い音源だ。また忘れてはならないアラン・ジャン-マリーとペデルセン、奇跡の邂逅を果たした『Latin Alley』も各段にレベルが高い演奏だ。

    かく私の『デュオ』盤ルーツは曖昧なまま記憶の中に埋もれている。それにしても習慣は恐ろしい。今でもCDショップの店先でこの『デュオ』フォームで吹き込まれた盤を目にすると思わず手にとり試聴をせずにはいられないのだ。かれこれ四半世紀も聴いてきたのだから、そこそこの感動盤が集まっていても不思議はないと思う。しかし、これぞの盤となると実に狭き門となり、嘗て紹介した盤を除き衆目に曝しても好いかなぁと思える盤は5枚そこそこである。

    先ず紹介したい盤がある。お気に入りのピアニスト:クラウス・イグナチェクが、これも最近のジャズ名盤脇役としては欠かせない優れベーシスト:マーティン・ウィンドと吹き込んだ『Obrigado』という盤である。レーベルは最近好盤を相次いで発売するドイツのAcoustic Music Records、ギター半身のデザインを目にすると思わず手に採ってしまうレーベルだ。

    実はこの盤、1996年録音と古い音源だが、この盤を入手したのはごく最近のことである。それにしても私のローラー作戦的な漁盤をもってしても(笑)、なお十年以上も目に触れたことがなかったのだからジャズ盤の奥深さは計り知れない。もう既にお持ちの方もいらっしゃり、何を今更と笑われるかも知れない。が、事実なので仕方がない、私の漁盤の網の目が粗すぎたのである。

    #1 は彼のお気に入り (多分? 色々なところで演奏しているゆえ)、オリジナルの "Airballoon" で幕明ける。若葉にのった生まれたての朝露が陽光を反射させて煌めくかのようなピアノ・ソロにベースが寄りそうようにメロディを包んでゆく。続く #2、ブルーベックの作品中もしかしたら最も後続のピアニストに採りあげられることが多いのではないか:名曲" In Your Own Sweet Way” を、やはりそうした数多の演奏でも群を抜く優れて瑞々しい演奏で披歴する。 #3 表題曲"Obligado" はまさしく意の如く感謝したいようなハッピーな演奏。#6 "Memory Of Tomorrow"はいつか何処かで聴いたことがあると思ってクレジットを見るとキース・コンポジションで吃驚。#9 "Leaving" 最早 現代のスタンダーズと化したバイラークの艶やかな名品。#10 "Tones Of Joan's Bones" これはチック・コリアのスパニッシュな情熱溢れる名曲。・・・曲と演奏、ともに優れたものが邂逅して名盤が生まれるという証左の一枚である。
       
                   Sep09$15.jpg
     
                     Klous Ignatzek / Martin Wind Duo
                            『Obligado』
              (1996年録音 Acoustic Music Records Best.Nr.319.1113.2 42 )

    5 枚と表題どおりに選出したのだが如何せん暇がない。週明けの来週は北の地へ、次の週では逆に南の地へと向かはなければならない。しがないサラリーマン生活も余すところ数年となった、まあ、しょうがないか。

    さて続く盤はこれまた惚れ込んでいるピアニスト:Albert Boverとベーシスト:Horacio Fumero のデュオ作品。最近の作品『Caminhus Cruzados』(2008年)をと思っていたのだがやはり1995年に吹き込んだ初盤、そのものズバリの表題作『Duo』が群を抜いて素晴らしいのでこちらを採り上げる。何と言っても#2 ショーターの名曲 "Infant Eyes"の艶やかなピアノとベースの控えめに唄う様が感動的で、この盤の象徴的演奏となっている。#5 "You Go To My Head" ・・・数えるとこの曲はアイチューンにちょうど20曲収録されている。数多の名演の中にあってもBoverのニュアンスに富んだ軽妙な演奏は上位にランキングされるだろう。#6"Bluebirds"はバード:チャーリー・パーカーの作品。粘っこいベース・ラインにブルージーなピアノが絡む様は何度聴いても素晴らしい。#8 "You Don't Know What Love Is" 、#9 これまたパーカー作"Anthropology"と有名曲が並ぶ。

                    May1605.jpg
                      Albert Bover / Horacio Fumero
               (1995年録音 Fresh \sound New Talent FSNT025CD)
                   #2 "Infant Eyes" #5 "You Go To My Head"

    そして3枚目は又しても1982年録音の古い盤となった。Mark Hemmeler と 大御所:Ray Brown である。基本私はこのレイ・ブラウンというベーシストが大好きである。ベーシストの鏡的存在である。どっしり腰を据えて土台を支え、これぞの時には感極まりのない重厚なフレージングを聴かせてくれる。様々な盤での素晴らしさを語り出したらきりがない。紙面が足らなくなってしまうのだ、割愛。それに相方のMark Hemmeler が堪らなく好いピアノを弾く。他のトリオ盤を凌ぐのではないかと密かに思っている。そういう事で生涯盤 『For Betty』、聴かねば一生の損知だ(笑)

                     
    Sep11$01.jpg
      
                     Mark Hemmeler Ray Brown 『For Betty』
                      (1982年録音 Elabeth ELA 621028 )
                            # All Tunes

    さて4枚目は今更な感のあるKeith Jarrett とCharlie Haden のデュオ盤 『Jasmine』である。1970年代に吹き込まれたチャーリー・ヘイデンの『Closeness』で数曲デュオ演奏を聴いた記憶があるがその間に特別に共演盤がなければデュオ的にはおよそ40年振りのインターバルとなる。40年のエイジングは人に言い知れぬ深みを増す。近々のキースの演奏に見られる軽妙淡白でいながら哀しみを湛えた音の連鎖は、例えるなら詩作に於ける磨かれた言葉の連にも似て激しく心を揺さぶる。チャーリー・ヘイデンのベースは音楽通からは変わった音だとよく言われるが、私の様な音楽通でない者には、極めて内省的で深みある好い演奏だと感じられる。それは70年代から完成されており、言い方が的確ではないが既に『老成』されていたのだと思う。そんなヘイドンのベースに近々のキースの音がやっと似合うようになったのだと思えてならない。『Jasmine』・・・好い盤に感謝する。
           
                       
    Sep09$16.jpg   
                       Keith Jarrett / Charlie Haden 『Jasmine』
                       (2007年録音 ECM Records ECM2165 )
                                # All Tunes
              
    5枚目の盤は新しく2011年録音 女性ピアニストと弟のベーシストとのデュオ盤。スウェーデンの美形ピアニスト:Monica Dominique と 弟 Palle Danielsson の面子である。姉モニカは今から30年以上前にピアノ・トリオ盤『Tillagnan』を自主製作し一部マニアを狂喜させた。最近CD化がなり広く知れるところとなったが、この盤にもベーシストして弟:Palle Danielsson は参加している。 彼については説明不要だろうがエヴァンスやキースとの共演で名高いスウェーデンを代表するベーシストである。ジャケットを飾る幼少の頃の写真が何とも微笑ましく、恥ずかしそうな弟:ダニエルソンが可愛く、後年の厳つい髭面が嘘のようだ。姉弟デュオというニュース性はさて置き、内容は特段に素晴らしい。お姉さんのモニカの群を抜くブルース感覚と弟の重厚でセンシティブなベースが齟齬なく噛み合う様は流石と言うしかない。選曲も素晴らしく捨て曲一曲とてない。

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           『Tillagnan』   Monica Dominique / Palle Danielsson
                              『Togetherness』
                      (2011年録音 Dominique Records DM16)
                                #All Tunes

    23:35 | トラックバック(0) | コメント(7) | Duo | Page Top


    ■2012/05/05(土) 装丁で魅かれた本と感涙のCD盤

     どうやらCDのジャケ買いばかりではなく本のカバー買いというところまで私の病気は侵攻してきているようだ。ありていに言えば見栄えの好いものに惹かれるということにほかならないが、ことはそう単純なものではないかも知れない。勿論醜より美を好むのは人の常、しかし捻くれ者の私はもしかしたら求めるものは美しさではないのかも知れない。じゃあ何をお求めかと訝るところだが自分でもそれはよくわかっていない。まずはお気に入りの本を数点紹介する。内容の好さは言うまでもない。

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      秋田禎信著  『機械の仮病』    鶴ケ谷真一著 『猫の目に時間を読む』  松浦寿輝著『クロニクル』

      (2010年 文芸春秋社刊)           (2001年 白水社刊)      (2007年刊 東京大学出版会)     


    前々回に続きデュオ盤の話ふたたび。

    最近はプチ・デュオ・ファン(?)と謙遜して(笑)自称する私だが、一時はデュオ盤を目にすると片っぱしから購入した時期があった。それこそ片っぱしに買うので当たりもあればハズレもある。寧ろ殆どがハズレと言っても過言ではない。当たりの確率は今でこそ慎重に選ぶので、つまり老練になってきたのでそうでもないが当時は惨憺たるものだった。随分高い授業料を支払ったものだ。そんな中でも何枚か忘れられないものがある。つまり数少ない当たり盤である。

    フリー系の括りに入るのだろうがGeorge Haslamというバリトン・サックス吹きがいる。自身が運営するSlam Productions というレーべルを持ち積極的に活動を展開している。その Haslam が、これもフリーからモダンまでこなしバークリーで教鞭もとるインテリ・ピアニスト:Laszlo Gardony を迎え吹き込んだ盤が1999年録音の 『Harmonance』である。ガードニーと言えばレア本の嚆矢を放つ 『The Secret』(1986年録音)で一躍名を馳せた尖ったピアニストである。

    その『Harmonance』であるが初めて聴いた時、終盤に収録された小曲『Misty』~『Albert』の件で不覚にも涙ぐんでしまった。Haslam が『Misty』のメロディをバリトンで無造作に吹く。宛ら洞窟の中に響く太古の音楽のようだ。哀しさが雫のように心の中にまでつたってくる。そう感じさせたのはメロディに寄り添うGardonyの絶妙なコンピングが雫の音を連想させたからだ。楽想はドボルザークの家路のように哀愁感を高めている、いつしか『Albert』に移行したのだ。何と言う深い哀愁感を湛えた演奏だろう。 これだからジャズはやめられないのだな、いつもの落とし所だが・・・

                    
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                       George Haslam-Laszlo Gardony 
                   (1999年録音 Slam Productions SLAMCD310)

      

    00:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | Duo | Page Top


    ■2012/05/01(火) 真白な陶磁器を眺めては飽きもせで

    1973年に発売された井上陽水のアルバムに『氷の世界』という名盤がある。もの凄く売れたのでその頃青春(?)を過ごした古い人なら覚えているだろう。で、その中に収録された"白い一日"という曲があり、個人的には名曲だと思っている。陽水の手になる曲も好いが詩も好い。作詩はあの小椋佳。繊細で耽美的、夢想的で倦怠感漂うそんな青春の一こまを捉えた名作だと思う。想い出しながら記してみると・・・ 

    真っ白な陶磁器を眺めては飽きもせず
    かといって触れもせずそんな風に君のまわりで
    僕の一日が過ぎて行く

    目の前の紙くずは古臭い手紙だし
    自分でも可笑しいし破り捨てて寝転がれば
    僕の一日が過ぎて行く

    或る日踏切の向こうに君がいて
    通り過ぎる汽車を待つ
    遮断機があがり振り向いた君は
    もう大人の顔をしてるだろう

    この腕を差し伸べてその肩を抱きしめて
    ありふれた幸せに落ち込めればいいのだけれど
    今日も一日が過ぎて行く

    突然陽水の唄を話題にしたのには訳ある。今回採り上げる盤のジャケを目にした時に即行、想い出したのが"白い一日"だった、という単純な理由である。

    それにしても入手するのに苦労した盤だ。2006年録音であるから買い逃してから大分経っている。不肖ながら幾分のデュオ・マニアであるので好きなピアニスト:Arrigo Cappelletti がデュオ盤を録音したと知れば黙っていられない。ウェブで調べるとMP3では購入可能であるがどのサイトでもリアルなCD盤では入手困難となっている。時既に遅し、発売から6年も過ぎいているのだから。

    様々な手を尽くしやっとのことでリアルなCD盤を入手できたのだが "白い一日" 同様 そのジャケを眺めては満足している近々の状態である。何にしてもジャケの様子が堪らなく好い。ありふれているようでいて実はないジャケだと思う。内容も優れている。美メロのコンポーザーで名高いウェイン・ショーターの名曲をピアノとテナーだけで奏でるという施工。優れた演奏には不純物は要らない。掠れた深い味わいのテナーにはセンシティブで流麗なピアノだけで充分、何も足さず何も引く必要はない。ウイスキーの宣伝文句みたいだが。

    ピアノとテナーと言えば Uli Lenz とJohannes Barthelmes がコルトレーンを想起させる好い盤をつくっていて、これが現時点では最高作かなと思っていたが、これと比肩できる好い盤が出現した。又しても私のコレクションが充実した訳で嬉しい限りである。

                     
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                     Arrigo Cappelletti-Giulio Martino 
                            『
    Infant Eyes』 
                     (2006年録音 Music Center BA118CD) 



    20:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | Duo | Page Top


    ■2012/04/15(日) 老い先、日向ぼっこの縁側で聴くジャズ

    庭先の桜が盛りを過ぎるころ決まって春の風が吹く。舞い散った無数の花びらが庭を一面白く敷き詰める。ちょうどその頃、機を一にして椿も花ごと落花する。 すると国旗のように白地に赤い風景があらわれ一時国粋主義者になったりするのだ。(笑) それにしても好い季節である。


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    ジャズらしいジャズが好い。老い先、日向ぼっこの縁側で聴くジャズはこういう滋味あるジャズが好い。しかし興奮して命に差し障るほどではないが幾分スリリングな要素を備えたジャズが好い。そういう思いでこういう秀逸盤をコツコツ蒐集しているのだ。これが定年間近な私、親爺ジャズファンの近況である。(笑) 聴けば聴くほど唸ってしまうジャズらしいジャスだ。Harald Ruschenbaum のリーダー作は以前このブログでも紹介したが ( 『Free Spirits』 Pro Jazz 001)、これも遜色のない極めて優れた一枚だ。どちらかと言うと Dusko Goykovich の参加がある分こちらの方がメジャーかも知れない。しかし好い盤は誰も手離さない市場原理どおり目にすることが少なくなった。
       

             Apr13$04.jpg  
               Harald Ruschenbaum &"Priwjet !"
                  『Sunrise In St.Petersburg』
                  (1994年録音 Pro Jazz oo2)



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    ■2011/08/09(火) 最近のお気に入り2管盤

    それにしたってそれほど廃盤ばかりをアップした訳でもなく、好き勝手に自分の好きな盤をピックアップしていたのだが、なんだか少し気が楽になった気がする。廃盤という括りに自ら課した錘がなくなったせいかも知れない。"廃盤"ジャズCD倶楽部というタイトルに遜色のない盤を選ばなくてはという一種使命感は幾ばくかあったと思う(?)

    忘れていた頃、見も知らぬCDが見も知らぬ海外の文字で書かれた宛先に到着する。その宛先は間違いなく我が家なのだが全く身に覚えがない。これは或る種の詐欺ではないかとも思うがCDを聴いてみるとその純度の高いジャズに感激し、大昔どこぞに発注をかけていた盤だと納得する。

    例えば最近遅まきに嵌っている2管ジャズ。出来ればフロントはサックスとペットの編成で手が切れようなエッジのあるブロウな演奏が好い。バックではこれも手数とキレのあるピアノとリズム隊が負けじとバリバリの演奏を繰り広げる。こんな凄いバック演奏なら彼らの凄腕なピアノ・トリオ作品もあるに違いないと思うような・・・そんな総体うねる様な一体感ある圧倒的な演奏、そういう盤が理想形である。それがハード・バップと呼ばれようとコンテンポラリーと言われようと、またモーダルな演奏であろうとなかろうと聴いて好ければ全て好し、心の針がどこまで振れるかに懸かる。ある意味鷹揚である。

    今回紹介の3枚はどれも素晴らしいフロント2管盤である。それぞれ一枚にスぺ―スを割くべき秀逸な作品であるが比較において理解できることもある。所詮は相対性のなかで生きているんだ僕たち。

    乱暴な比喩だが硬軟で言えば        L14,16  Jan Jarczyk  The Last Straw   軟 と言う感じ。

    硬な演奏寄りではL14,16 『Phlogistone』の一曲目に収録されたピアニストRainer Bohm の作品 #1 "Nürnberg" だろう。たった47秒、瞬時の演奏であるが、リズム+ブラスが濃縮されたスリリングな演奏を披露する。これを聴いただけで虜になる。こういう方向性なバンドです的なイントロダクション的演奏。大昔聴いたブラス・ロック・バンドの雄;Chicagoのデビュー盤にして後年の軟化した盤とは隔絶の名盤 『Chicago Transit Authority』を想い出してしまった。勿論2005年録音 L14,16 の方が進化し大分手は込んでいるが、どこか同じ匂いがする。

    さて、続いてはJan Jarczyk 『Cliffs/Les Falaise』 である。 97年録音のこの盤は廃盤らしく殆ど市場では目にすることはない。だからという訳ではないが、2管ジャズでは筆頭株の愛聴盤となっている。Jan Jarczyk の精緻なピアノ、Tim Hagansのキレノあるペット、Mike Sim の唸るテナー、Eric Lagace&Andre Whiteの腰のあるリズムが理想形の2管ジャズを形成する。 #1 "Rollin Road"におけるTim Hagansのペットソロを筆頭、各プレイヤーが素晴らしいソロを披歴する。ピアニスト:Jan Jarczyk はバークリーで教鞭をとっていた頃、Tim HagansとMike Sim に出会い、リズム陣のEric Lagaceと Andre Whiteとはモントリオールの大学で伴に働いている。実に好い出会いである。

    さて、最後のこなれている盤はオーストリア産の秀逸グループ:The Last Straw  の稀少な逸品である。ドラム・リーダーJohn Pocheeが結成したグループで、彼らは国内に於いて数々のアワードを受ける有名バンドのようだが如何せん盤の入手が困難となっている。これまたオープニングに収録された名曲 #1 "Dizzy's Business" の何と軽やかでいてキレのある演奏だろう、只者でないものを感じる。これも2管盤の中では筆頭株。因みにThe Last Straw とは驢馬の背を折るほどに満載に積んだ藁(Straw)の山の最後の一本を積んだところ背を折ってしまったという故事・逸話から出た我慢の限界を指す言葉である。

     

    Aug0404.jpg       Jul1001.jpg         Aug0403.jpg
      
    L14,16 『Phlogistone』         Jan Jarczyk 『Cliffs/Les Falaise』       The Last Straw 『The Last Straw』  
    (05年録音Nagel Heyer 2074)   (97年録音GOWI RecordsCDG50)         (90年録音Spiral Scratch0005)  


    06:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 2Horns | Page Top


    ■2011/05/10(火) 自転車とジャズ

    GW連休は結局何もしないまま過ぎた。やろうと思っていた本とCD/RDの整理は案の定叶わなかったし、一日は廃盤CDセールへ出かけたが、腰が重い(?)のでゆっくり風呂に入ったり、家人と散歩や買い物、近所へドライブに出かけたりと意味もなくウロウロしている内に私の休日は瞬く間に過ぎた。

    こんな不精な私であるが、密かに夢( ・・・と云うにはショボいのだが) がある。それは自転車乗り(?)である。昔『狸ビール』という本に出会い、これは面白いなぁと思った。(ブログ:紙魚紙゛魚古書館  に掲載) この伊藤 礼という著者、他にも著作があるかなぁとそれ程積極的ではないがぼんやりと気にかけていた矢先、『こぐこぐ自転車』、『自転車ぎこぎこ』なる2冊の本に出会った。著者は古希を前にして自転車に出会い、好い感じな自転車ライフ(?)が記されている。読み進み、乗ってもいないのにそこに書かれた自転車への夢が募ってきたのである。どこぞの景色の好い場所をのんびりと走ってみたい、これぞの景色に出会えればカメラに収めるのも好いし、瀟洒な喫茶店でもあればゆっくり珈琲でも飲みたいし・・・苦い日常のなかでの密かな逃避的夢想であるかも知れない。 
           
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                 伊藤 礼著『こぐこぐ自転車』        伊藤礼著『自転車ぎこぎこ』
                   (2005年平凡社刊)              (2009年平凡社刊) 


    最近、探していた廃盤ピアノ・トリオ 『Trio65  Vol.1 Music By Billy Strayhorn』 を入手した。と云っても散々愚痴を云っていたウェブでの配信購入である。一時某電気店のCD売り場で法外な値段で売られていて、某DU店でもそれ程アコギではないがいい値段で販売されていた。で、"まあ後で買えば良いや・・・”と多寡を括っていたら、いつものパターンであるが、一斉に市場から消えた。・・・こういう事なのだ 『迷った時は買ったほうが好い』 そんな鉄則が生まれる所以は・・・そういう教訓を改めて感じた盤である。

    そんな期待を背負って聴く。内容はピアノ・トリオの王道的作品で "Isfahan" や"Lotus Blossom" など名曲は相変らず好い。優れた曲は些細な演奏の瑕疵さえ庇う。ビリー・ストレーホーン作品に執心なマニアには前衛的なこと、特別変わったことをのぞむリスナーも少ないのであろうからこれはこれで好いと思われる。またVol.1であれば続編も発売されているのだろうか?不幸にして目にしたことはない。ピアニスト:Ehud Asherieではトリオ作で『Swing Set』、それに他のフォーマットで数枚作品を聴いていたがどれも跳躍が今一歩の感。この作品もその域を出るものではなかった。感じが好いので少し残念だ。今後に期待したい。

                    Trio65 - Vol.1 Music By Billy Strayhorn    
                          『Trio65 』 
                                    (2000年録音 NuJazzCity)

    散漫な頭の内容を反映してか話題が飛ぶ。

    骨太女性のバリトン奏者が何処かにいないかと云っていたら、やはり居た。
    Claire Dalyなる女性バリトン走者、いや奏者である。幾つかアルバムが有るようであるが、とりあえずリーダー作を紹介したい。以前採り上げた
    Cecilia Wennerströmもゴリゴリで最高だったが、彼女も負けじのイケるバリトンを吹くのである。 最近の世の中を反映してか男性は草食系で弱々しく、好く言えば繊細とも言えなくはないが総じて脆弱、それに反し女性は男性化、或はオヤジ化してきて益々強健、いや強権、狂犬でさえある。情けないのが男性であれば、幻滅させられるのは女性である。その点ジャズは目を瞑って聴けば男も女もないので好い。

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                       Claire Daly 『Swing Low』
                    ( 1998年録音 Koch Jazz KOC CD7872) 
                   #7 "The Chooch" #10 "I Thought About You"   

    女性が益々強くなった話ついでに最早遅きに失しているだろうがSimona Premazziを採り上げるべきだろう。彼女のピアノ・トリオ盤でやられた口であるが、このテナーが入った盤で止めを刺された感がある。いやはやこんな骨太な盤を作っちゃうんだから堪らない。こういう盤はがっちりとした肉食系男子が作らなければいけない盤だと説教臭く云ってみたくなる・・・。 

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                        Simona Premazzi Trio                             Simona Premazzi 『Insidin』 
                                                                                 (2008年録音PRE002) 
                                                                                                          #1 Jardin Le Sonn  #2 Moving Is The Thing 
                                                                                                         #5 Brazil [Ary Barroso]  #6 Looking For An Exit 
                                                                                                                                     #10  Your Smell

    05:05 | トラックバック(0) | コメント(2) | Female Musician | Page Top


    ■2010/12/05(日) 黄昏雑記

    ド素人なのでどれもありきたりな絵葉書のような構図だ。これは私が一週間ほど仕事で出張した際、暮れゆく海の風景を眺めながら散歩の合間に写したものだ。海のないところで育ったせいか何故か大きな海を前にすると唯それだけでこみあげてくるものがある。そういう私的な感動シーンを心の印画紙に焼き付ける術も知らないために写真に頼ってしまう。しかし一旦切りとられた風景は目前のものとは既にどこか違っているような気がしてならない。それは生で聴くジャズがCDで聴くものと微妙にどこか違うような感覚に似ている。リアリティを補正するのは柔軟な想像力だろう。

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    最近、好い盤に巡り合った。
    ピアノ:Ted Gioia、アルト・サックス:Mark  Lews のデュオ作品、20年前(1989・1990年)に録音した『Tango Cool』という盤である。こんな逸品が埋もれていたとは不覚の至り 自らの情報収集不足を嘆くばかりである。 (既に話題の盤であったら汗顔の至り、ご勘弁です・・・) Ted Gioiaと言えばレア本に掲載された『The End Of The Open Road』(1986・1987年録音)という優れて抒情的なピアノ・トリオ作品があるが、その何気に始まる軽いイントロの”Stella By Starlight”のセンスの好さに唸ってしまった。その頃、その他の作品を血走って渉猟していたなら、おそらくもっと早くに巡り合っていただろうに。極私的にはジャズの構成要素の大半が哀愁感と思っているので、表題曲"Tango Cool”を一聴してその深い哀愁感・・・寧ろ悲哀に近い情感溢れる演奏に心打ち震えたものだった。”Laura” ”Spring Song For Chet” ”I Never Knew” ”What Is This Thing Called Love” ”My L.A. Years” ”A Moment For Michael Jasper” ”I Fall In Love Too Easily” 等々どの演奏も深く感動的である。この枯淡の境地に伍する盤は近年のレナート・セラーニ&コニッツのフィロロジー作品くらいだろう。Selden Gileのジャケ画も好い・・・窓からヨット・ハーバーが展望できる構図とテーブル・クロスの朱色が実にお洒落だ。 ジャケットが内容を語る最上の例であろう。


                        
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                        Ted Gioia&Mark Lewis『Tango Cool』
                   (1989年・1990録音 Quartet Records QCD-1006 )

    05:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | Duo | Page Top


    ■2010/02/12(金) ミルチョ・レヴィエフのデュオ盤

    雨の中、新宿DUへ行く。
    最近買ったピアノ・トリオ盤の最終曲にトラブルが出たため、もう一枚あるDUの在庫と交換してもらうためである。ついでに長年の習慣、新入荷の棚を期待もせず覗いてみる。すると背表紙がカタカナの珍しい盤が目に留まった。20年以上前に発売されたMilcho Leviev 『オラクル』、長年探しまくっていた盤がぽつりと鎮座しているではないか。ジャケに退色はなく最近発売されたシールド品のような程度の良さである。しかも安価。思わず小踊りするほど嬉しくなってしまった。
    ジャズ史的には殆ど話題に上ることもなく、奏者と題名を言えば、コアなジャズ・ファンに、何だそんなものかと軽く笑われるような盤である。しかし私的には立派な『幻盤』である。

    今でこそ、それほどの賑わいはないがMilcho Leviev と言うとA.ペッパーとの共演を含め1980年代には相当活発にアルバムを発表していた。1986年には件のA.ペッパーとの『ブルース・フォー・ザ・フィッシャーマン』(1980年録音 DIW-11 CD)、チャーリー・ヘイデンとのデュオ盤『サイレンス』(1985録音 アルファ Pan Music 32-XB109)等が発表されている。続く1987年、今回やっと入手が叶ったデイブ・ホランドとのデュオ盤『オラクル』が発売され、翌1988年には同じくデイブ・ホランドとのデュオ盤『アップ・アンド・ダウン』(1986年、1987年録音ポニー・キャニオンD32y-0175) が発売されている。

    ペッパーの盤は既に求めていたが、『サイレンス』と『アップ・アンド・ダウン』は2004年1月、町田DUの近所にあった今は無き『オスカー』という中古屋で入手をした。よくぞ記憶していたとお思いであろうが何のことはない、当時SJ社発売のデータ・ブックに購入日と購入先をコツコツと記録をしていたのである。最近、欲しい盤は一段落しているので記録をすることも、中古店を探索することも殆どなくなったが、当時は遠く町田界隈にまで足を延ばしていた。町田と言えば思い出すのが、ジャズマニアの親父さんが趣味を昂じた末に開いた中古盤のお店である。珈琲をご馳走になり幾枚か希少な盤を購入させてもらった。しかし開店したと思ったら直ぐに閉店になってしまい、つくづく趣味と商売は別物なんだなぁと感慨をした。その町田へは国立DU経由で行く事が多く、山道に続く高台から眺める夕暮が実に綺麗だった。そんな様々な想い出が湧きあがってきては胸を熱くする…それにしても昔は色々な街へ足を延ばしたものだ。水戸、足利、前橋、柏、藤沢、新潟・・・多分当時訪れた店の殆どは姿を消しているであろう・・・今やジャズ、いや音楽を取り巻く環境は大きく変貌し、昔のゆったりとした中古盤店の面影は希少な存在となってしまった。最早、当時を古き良き時代であったと懐古するしかないのであろうか・・。今まで在ったものが無くなるのは実に寂しい。

    実のところ労力をかけて入手した盤はその労力が大きければ大きいだけ高まった期待のハードルは上がり、それに副うものではなくなる。例えば上記M.レヴィエフの『サイレンス』『アップ・アンド・ダウン』などは高過ぎるハードル故、落胆を感じた盤であり、残念ながら今は手元にない。しかしこの『オラクル』、これは素晴らしく好いのである。こうして記しながらも幾度となく聴き、ライブ盤とは思えない音質の良さとデイブ・ホランドの腰のあるベースとレヴィエフの粒だった音の連鎖がメロディアスでありながらスリリングで実に申し分がない。今日まで目にしなかったのはまさにこの出来の良さ故なのだと納得したのである。

    それにしても、またあの夕陽に染まった丘の街をシミジミと走ってみたいものだ。漁盤は全く期待できそうもないのだが・・・

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                           Milcho Leviev+Dave Holland
                                『The Oracle』
                         (1986年録音 Alfa Records32XB-175)


    01:59 | トラックバック(0) | コメント(2) | Duo | Page Top


    ■2009/11/15(日) 秋の閑居便り

    秋の好い日であったが珍しくどこも出かけることなく日がな一日、ジャズを聴き、本を読んだ。昼過ぎにメール便でヴェント・アズールからCDが届く。過日頼んでおいたCarlo Uboldi というピアニストの『Ely's Dream』という盤で、個人名義ではなくPizzatrioというグループ名で発売されている赤唐辛子3本を掴んだ手のジャケ写がポップで印象的な盤である。

    実はこの盤、過日、地下鉄神保町駅から直ぐの老舗の喫茶店の先に数年前出来たジャズ喫茶を訪ねた際、何か最近好い盤は無いかと無礼にもマスターに尋ねると、これ等どうですかと親切にも教えてくれた盤である。Carlo Uboldi では渡り鳥の盤(『Free Flight』)は所持していたが、これは初見。なかなか好いジャケであったので直ぐにその足で、お茶の水DUに行って探す。しかしどこの店舗にも在庫は無く、益々所有欲が掻き立てられ、終にはヴェント・アズールの在庫に辿り着いたという訳である。

    さて、この盤であるが、実に落ち着いた盤で、私の大好きなドラムレス・トリオの要件をきっちり備えている。 ピアノ:Carlo Uboldi 、トランペット&フリューゲル:Luca Calabrese 、ベース:Antonio Cervellino 。 そんな手練に"The Nearness Of You" などセンシティブな曲をじっくりとスローなテンポで演られてはひと堪りもない。いやはや極上な好い盤をお教え頂いた。マスターのセンスが窺えるというものである。そう言えば、訪ねた時にSoren Moller 『Playlist』が演奏されていたが、実はもう一枚あるリーダー盤のゆったりした演奏が好いと仰っていたが、まさに同感である。しかし、もう一枚聴かせて頂いた、管入りの盤(コルトレーン・トリビュート盤?)は、私にはコルトレーンの演奏が骨身に沁みている(?)ので申し訳ないが頂けませんでした。また、好い盤を紹介してもらおう。

              Nov15#08
              Pizzatrio 『Ely's Dream』
            (2007 Music Center BA239 CD)


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    ■2009/06/21(日) 脱力系ジャズ

       だいたい年齢が往くと肉体的にも精神的にも疲れる。根っから怠け者なので余計そうなのだろう。寛ぎを感じたいと思う時が多くなるので、自然そういう音楽や環境が好ましく思える。街をぶらついてもどこかに美味しい珈琲と音楽はないものかと砂漠におけるオアシスのように求めているのである。

    過日沖縄で灯台を見に行ったとき、ほとんど人影もない岩場に"サトウキビ在ります"と小さな看板を下げ岩の上に座るオヤジを見た。あれでは売れないなぁと妻と笑ったが、心のどこかで幾ばくかの羨望の思いが過った。

    そう言うことで日頃気になっている音楽を試しに"脱力系"というタームで括ってみた。今まで何度か紹介した盤とも重複するが、好みの音楽をあれやこれや理屈を付けただけである。脱力系ジャズなどと言うと怒る方もいらっしゃるかも知れないが、深い寛ぎとシミジミした感動に浸れる盤をオチャラケて言ったまでのことである。

    これらの盤に共通するのは、?ドラムレスであること ?管楽器、若しくはそれに準ずる楽器があること ?ベースが参加していること ?トリオ編成であること の4点であるが、欲を言えば痺れるスタンダーズを演っていればそれに越したことはない。また、これはこれで魅力ある編成で好きなのだが、ナット・コールに代表されるオールド・スタイルのピアノ・トリオは除外した。ヴォーカルを一種、管楽器と考えればそれに該当する好ましい盤もいくつかあって紹介の誘惑に駆られたがこれも除いた。

    ドラムレスなのは品の良いブラシュであれば別であるが、概してドタバタ、ガシャガシャ煩いからである。ベースの参加は重厚さと幾ばくかのリズムが欲しいから。また、管楽器一管であるのは渋いメロディ・ラインと陰影を期待できるからである。そしてトリオ編成であるのは、個々の演奏がヴィヴィッドに堪能できる必要最小限のユニットだからである。大がかりで入り組んだアレンジもそれはそれで嫌いではないがそれは別腹(?)である。 チェットやハリー・アレンなど感動の壺を熟知しているためこの編成での盤が多いが1奏者1盤に止めた。

    半数ほどは既に取り上げた盤であるが、どれも単体での紹介に値する素晴らしい出来である。後日一枚づつ紹介の機会を持ちたい。

    Jun21#03 Jun21#07 Jun21#01 Jun21#17  

    Jun21#18 Jun21#16 Jun21#15 Jun21#13 

    Jun21#12 Jun21#14 Jun21#11 Jun21#10 

    Jun21#04 Jun21#08  Jun21#02  Jun21#06

    Jun21#21Jun21#23Jun21#22 Jun21#09

    Jun25#01 Jun25#02 Jun25#03 Jun28#02

    追記:一枚だけベースの代わりにアコーディオン入りの盤を採り上げてしまった (>_<)


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