無料カウンター 満天ジャズCD倶楽部 2008年07月
 
 
 

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山帽子
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    ■2008/07/31(木) 喫茶店の出来事

     昼休み、近くの喫茶店へコーヒーを飲みに行く話は以前書き込んだと思うが、今日は驚くことがあった。と言っても、驚くのは非常に個人的なことであるので一般性は保証できないのであるが。

    つまり、こういうことだ。

    混雑する喫茶店の独り掛け用の椅子に腰をかけ、アイスコーヒーを啜り、文庫本を読んでいたのだが、何気に隣に座る女性の文庫本に目をやると、何と、岡崎武志著『古本病のかかりかた』(ちくま文庫)ではないか! カバーをしていないから直ぐにその特徴的な装丁でわかったのであるが、新刊が出るとほぼ買う数少ない”新刊で買う物書き”の一人がその岡崎武志なのである。(大方の本は古本で購入する私である・・)

    別に何を読んでも自由なのであるが、驚くのはうら若き女性・・・と言っても30才は周っているだろうか(失礼)、しかもそこそこの美形である・・・そういう人が読むべき本ではない、というのが私の**年生きてきた常識なのである。しかもファッション的な読書という姿勢ではない。読むのを楽しんでいるという様が傍から見ていても察知できるのである。それは見ていても実に微笑ましい光景である。岡崎武志の本を楽しそうに読む妙齢の女性が隣に座っているという情景。

    さて、私はどうしたらよいのであろうか。どうしても声をかけて見たいという想いが巡ったのである。それは妙齢で美しい女性だからと言うのが半分、岡崎武志を楽しそうに読んでいるというのが半分、理由的にはそんな構成比な心理であったろう。また、突き詰めると、女性は蒐集をする動物であったか?という根源的な疑問を問い質したいという欲求でもある(?)

    そうこうするうちに時間だけが無情に過ぎ、戻らねばならない時間が周ってしまっていることに気付く。慌てて表へ出ると、ギラギラした陽光が真上から照りつける。意気地のないことである。しかし、言い訳をすれば、殺伐とした現代において、見ず知らずの異性、特に年齢の離れた女性に常識的で正当な理由なくして話しかけるのは極めて困難が伴うことなのである。

    そういう訳で実に様々な想いが逡巡し去来した昼休みの一時であった。さて、本日のジャズ盤、今日は果たせなかった思いを込めてこの盤をアップしたい。ジャケ写も素晴らしい、ロマン香るピアノ・トリオの逸品である。

                Jul25~01 


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    02:36 | トラックバック(0) | コメント(2) | Piano | Page Top


    ■2008/07/27(日) 『悲愁』 と 『Star Crossed Lovers』

     暑さが 半端ではない。私はエアコンの壊れた部屋で汗をかきながらビデオ(DVDだけれども・・)を観た。好きなロミー・シュナイダーの出ている『悲愁』である。この映画が大好きでビデオをずっと探していたのだが、、数年前DVD化されたものを見つけた時には、大いに感動した。しかし一旦入手すると、それで何かを達成したような気になってしまい、見る事もなくそのままになっていたものである。

    ロミー・シュナイダーの陰のある演技も好いが、ジャン・ルイ・トランティニャンの淡々とした演技も好い。そして列車での閉鎖された空間の濃厚なエロティシズムが汗をかきながら観ているとリアリズムを伴って沁みてくる。それに惹かれあう男女の機微が感動的である。これぞ映画の感動、最近の映画に爪の垢でも煎じてやりたいものだ。こういう何度でも観たい映画はそれほどあるものではない。

    さて今日の盤であるが古き良き時代、ビリー・ストレイホーンに捧げたたバッソのカルテット作で、一曲だけだがボッソが参加している。バッソにボッソなのである。それに何より名曲『Star Crossed Lovers』を演っているところが素晴らしい。それにこのジャケットの完成度である。並のレーベルなら驚かないが、あのいい加減なフィロロジー盤である、どうしちゃったのだろう?それにしても、映画は観るものだし、ジャズは聴く(或いは演る)ものなのである。

     

                            May16~05 
    21:33 | トラックバック(0) | コメント(2) | 音楽/楽器別の分類 | Page Top


    ■2008/07/17(木) ジャズ世迷言

    それがジャズでなくてもいいのではないかと思うことがある。という言い方は正確ではない。実のところ、ジャズがなんであるのか今だ理解していないために生まれる疑問であるのだが、そんな問いかけ自体も意味がないのではないのかと言うところまで来ている。

    車を運転するのに一々その手順を思い浮かべる必要がないように、私はジャズがジャズであることにそれほどの感慨がわかないでいる。過日ロシアのピアニスト、『ホワイト・ナイト』で高名なシャラノヴのDVDを見た。指の動きがよく見えるように鍵盤を中心に撮っているが、時折、顔の表情を写したりして飽きさせない。これは好いフレーズだなぁというところでは案の定、陶酔の表情が窺えたりして面白い。また、クリシェと言うのであろうか、奏者独特なフレイジングが決まった展開時に聴け、この時の指の運びと休め方が同じパターンとなっていて、これまた面白いのである。そんなこんなを見たり聴いたりしているとこれはジャズでなくても良いんじゃないかと思ったりしている。つまりジャズという必然性が見つからないのである。

    例えばヴォーカルなど顕著である。旧態依然のイデオムを逸脱したヴォーカルに散見する様々な要素の煌きは嘗てのジャズ・ボーではない。しかし、その必然性がよくわかるのである。長いスパンで考えるとジャズがジャズであったのは影響をを受け入れ変化を経た過程でもある。

    そういう訳で何もジャズというジャンルに拘ることはないのだという結論の昨今なのである。

    今日の3弾目は上記書き込みとは全く関連性はない。個人的な、訳ありの一枚である。Marie-Claire Viale という何やら雑誌の名前のような女性ピアニストのトリオ盤。一聴そのマッコイ張りのアグレッシブな演奏、時たまフレイジングの向こうにキースのような唸り声が聞こえ、一気呵成に駆け抜ける様が潔い。他方、バラッズでのしめやかな演奏と表現力のある緩急自在な演奏には感嘆する。総合80点というところか。但し、神々しいジャケ写にはもうひと捻り欲しかったものだ。

            Jul14~02


    00:28 | トラックバック(0) | コメント(1) | Female Musician | Page Top


    ■2008/07/16(水) 廃盤らしい廃盤

    どこかに好い盤はないかと渉猟している様は、例えば、骨董に人生を捧げる趣味人、過剰に美味を追い求める美食家、近卑の例では美味しい料理を求めて止まない女性達(女性に限らないが・・・こういう人を何て言ったっけ?)等々、それに投入できる資金や賭けたものの規模の違いはあるにせよ根っこはそれ程変わらないであろう。その根っこには人間の限りのない欲望をベースに、ある一事に固執する人間の性癖が加わり、軽度のマニアから超重度の怪物のようなものまで広い様相を呈するのである。

    言うまでもなく私の自覚症状は軽度である。なぜならアナログの原盤探しなどに血眼になって数十万を惜しげもなく使い、数百万もするオーディオ機器を音が微妙に気に入らないという理由で何度も買い変えたりする環境にいないからである。しかし、そういう環境にいればどうなっていたか自信は全くないのであるが(笑)

    さて今回の紹介盤であるが、以前ジャズ仲間からこんな盤があるよと情報を教えてもらったもので、ウェブで調べると某ショップで販売していたようであったが現在は廃盤状態であった。もともとアナログ盤の発売で当然マニアックなアナログファンは承知の盤らしく、若干のCDマニアである私(CD蒐集家をマニアと称してよいものか?)も何とか一口でも賞味したいものと漁盤を開始し、過日めでたく入手したものである。

    最近、近作が発売されたが、やはりエディ・ゴメス、スティーブ・ガッドを従えたこの盤のセンシティブにしてアグレッシブ、静謐な切れ味には及ばない。また、アナログ仕立ての収録時間も好ましい。ジャケットの気品ある素晴らしさも極め、久々に廃盤らしい廃盤にめぐりあった訳である。しかし、所詮CD、再発の日は近いであろう。

              Jul03~03


    12:04 | トラックバック(0) | コメント(4) | Favorite Rare CD | Page Top


    ■2008/07/02(水) ブロッサム・ディアリーの悲哀

    ブロッサム・ディアリーというとヴァーブ辺りの音源をどれかもってして代表作とするのが妥当であろうか。人に依っては60年代、或いはまた70年代というコアなファンだっているであろう。単純にウィスパー・ヴォイスの唄い手とも違うし独特な舌足らずでヴィブラートのかかった歌唱は一度聴くと決して忘れることはできない魅力で、ジャズ・ボー・ファンの端くれとしては跨いで通れない歌手でもある。

    最初に彼女を聴いたのは確か56年吹込み、自身の名を冠した『Blossom Dearie』という盤であったろう。レイ・ブラウン、ハーブ・エリス、ジョー・ジョーンズ、という当代きっての名手を従え、自らピアノを弾いて唄うというスタイルでメガネが素敵なジャケであった。ヴァーブの諸作は輸入盤で入手できたのでどれも好きで聴き込んだのであったが、後年60年代のレアな音源『Rootin' Songs』やロニースコットのライブ盤などを入手して聴き、この辺も捨てがたい魅力であった。またまた後年、70年代の『Winchester In Apple Blossom Time』という盤に巡り会い、可愛さを増したかの歌唱、これは50年代を凌ぐ出来と魅力では! と思えた。・・・どこか山下達郎に似てきたけれど。

    さて今回紹介の盤、73年より自身のレーベル”ダフォディル”から発売している中での9作目にあたる85年の作品『Chez Wahlberg Part One』である。大袈裟な言い方だがこの盤を聴き初めて朧気に感じていた彼女の魅力の正体(?)が解ったような気がした。舌足らずで独特なヴィブラートの歌唱の奥深くに流れる”悲哀”である。歌唱仲間の弟ルグランの名曲”You Must Believe In Spring”の何と美しくも哀しいことだろう。この悲哀はエヴァンスよりも深い。・・・どこかHMVの犬に似てきたけれど。

                  Jun22~11


    01:47 | トラックバック(0) | コメント(6) | Favorite Rare CD | Page Top


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