無料カウンター 満天ジャズCD倶楽部 2008年10月
 
 
 

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    ■2008/10/24(金) 久々の美形ジャケット盤

    私のブログはアナログLPを採り上げることは殆ど無い割りにジャケットへのコメントが多い。それは偏に私が音楽と同等にそのパッケージングに興味があるからである。勿論私はデザインに関してアマチュアの域を出るものではないが、人一倍美に対する意識が強いようだ。CDの小さなジャケではその良さも半減すると言うのが定説(?)であり、やはりアナログでないとねぇというのが大方の見方だろう。まあ、仰るとおりなのだが、臍曲がりな私は、この小さな矩形のなかに無限の宇宙を観るのである(笑)。

    過日CD屋さんを散策していると突然目に飛び込んできた盤があった。”このジャケット、違反じゃないか?”と思わず呟いたものだった。白と黒のきっぱりとした狭間にパリジャン然の美貌のピアニストが映る。あらぬ方角からピアノの鍵盤へ伸びる両手だが、それは白の領域から黒の領域へと伸びる何かのメッセージのようでもある。この体勢はグランド・ピアノならピアノの上に体を載せているのだろうし、アップ・ライトならこれもまた大きく体を預けなくてはこの姿勢はとれないだろうから、結構本人は苦労しているのに違いない。ある意味優雅に泳ぐ湖水の白鳥を連想させる。こういうジャケットは有りそうで無い。実に魅惑的である。

                  Oct20~02

    さて片やの内容であるが、硬質の美しいメロディはクラシカルな風味でジャズ風味は薄い。続くクラリネットが早いパッセージで追うところなど、少しプログレ風でもある。また別の曲は、何処かで聴いたことがあるタンゴ風の曲想で泣けとばかりに哀愁のメロディを紡いで行く。場面場面でのピアノの腕前も相当なものである。そう、この盤は主人公Stefania Talliniの作曲、アレンジ、演奏の各高い能力を立証した最新作でもあるのだ。 このジャケにしてこの盤あり。こういう味付けもたまには好い。


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    00:09 | トラックバック(0) | コメント(6) | Female Musician | Page Top


    ■2008/10/20(月) 読書盤筆頭

    いやはや、この歳になっても自己嫌悪に陥ることはあるようだ。但し、立ち直りは早い。齢を重ねると、どうしょうもないことを処理する術を少しづつ習得するようだ、それは わからない収入を速やかに雑収入に仕分けることに何処か似ている。 そういう訳で、ちょっと誰に迷惑をかけるということはなかったが、自分自身でも嫌になる失敗をしてしまった。 まあ、しようがないさと自分に言い聞かせている。

    さて、今回は、読書に相応しい盤を少しインターバルがあったが引き続き採り上げたい。

    今回はKurt Lindgrenというベーシストのリーダー盤、87年録音『Lady M』である。知る人ぞの人であろう、61年頃、ドルフィーのバックを務めたこともあるので結構いい歳である。以前帽子を被ってベースを運ぶ厳つい髭面のジャケ写の盤を聴いた事があるくらいで、私もよくは知らない。また、ここに参加のCarl Fredrik Orrjeは最近ミドル・ネームを省き、クラッシカルなアプローチで幾つかアルバムを発表しているようで、聴きもしないで外見で判断するのは危険であるが、どこかリチャード・クレイダーマンなどを連想させる活動をしている印象を受ける。それは多分にレコード会社の意向があるのであろう。何にせよピアニストとして生きていくのは大変なことなのだ。で、そういう風に、聴きもしないうちに先入観で聴いたような感じになる可愛そうな盤である。

    最近、私も親爺ではあるが些かの”老婆心”が芽生えてきているので、今まで捨て置いた中にも何か見落としたものがあるのではないか、という仏のような(笑)気持ちで盤に接するようにしている。  そういう功徳が功を奏したのか、中古CD屋で巡り会ったこの盤は実にその実践成果を体現した一枚である。最近の優れ盤のような際立つキレがあるわけではない。扇情的なリズムに疾走するアドリブが 駆けるわけでもない。しかしこの滋味溢れる朴訥なメロディ・ラインの彩りは一聴、この盤に隠された鉱脈を予見させた。そして何度も聴きそれは確信に変わったのである。 メロディが好い、アドリブが好い、落ち着いた音色が好い、心の奥に落ちてくる静謐な感動・・・まさにこの滋味掬すべし、 秋の夜長の読書盤筆頭。

                          Oct20~01  

     


    21:41 | トラックバック(0) | コメント(4) | Bass | Page Top


    ■2008/10/14(火) 昔のこと

    今日は久しぶりに妻と犬の散歩に出かけた。30分ほど歩くと夕刻の街に少しづつ灯りが点って行った。昔畑だった場所には新しい家が建ち、見知らぬ若い夫婦が暮らしている。その家々の庭の芝生や造作を見ながら歩いたのだが、どの家も独自な凝り様で出来たばかりの一戸建てを飾っていた。

    そう言えば我が家も昔、相当色んな事をやったよね、と妻が言う。そうであった、我が家も建てた頃には庭にお決まりの花水木や生垣に赤目橿を植え、好きな山法師や夏椿を植え、高麗姫芝を敷きベンチを出して庭でお茶をしたり、バーベキューをしたものだった。夕刻にはセンサー付きの照明機器で庭をライトアップさせたりして、今思うと恥ずかしいほどの熱の入れ様だった。

    子供も小さかったので休日は車で色々な所へ出かけた。主に山の方へ行く事が多かったのは気に入った植木屋がそちらにあるためで、帰りには家族を隅に寄せ車の窓から枝先を出しながら植木を運搬して来くるのが常であった。その帰り道、カー・ステレオでかけると子供が喜んだのがジョン・レノン”I Find Out”を筆頭『ジョンの魂』である。私的にはその頃はウェスト・コースト・ジャズに嵌まっていた頃なので、出来れば、チェット、マリガンあたりの静かな曲が聴きたかったのだが・・。

    さて、今日の一枚である。最近では歌心あるピアノ・トリオの筆頭ではないかと思う盤を紹介したい。Bill Swann『Three』である。チェスの盤面が特徴的なので覚えのある方は多いと思う。総体、曲づくりは技巧的で疾走感に満ちているが随所に見られるアドリブラインの美しさは特筆ものである。勿論2005録音のジャズ、リズミカルであるのは言うまでもない。 しかし、残念ながらこれという際立った特徴もなくインパクトに欠ける盤故、静かに市場から姿を消している。

           Oct01~03


    00:38 | トラックバック(0) | コメント(3) | Piano | Page Top


    ■2008/10/12(日) 最近のクリス・クロス盤

    凡そ自分の事はわかっているつもりであるが、その実なにもわかっていないのが実情であったりする。

    今日はこんな風に考えた、ピアノ盤はエヴァンスとエンリコがあれば外はいらないのではないか? と。そういう考えが浮かんだのは長い風邪のような状態が続き、身体が大儀でしようがないので横になってエヴァンスのヴァンガードのライヴ盤2枚とエンリコ84年ベルリンのライブ盤とを繰り返し繰り返し聴き、これは大変な盤であるという確信を益々深めたからである。

    その後でホレス・パーランの”My Foolish Heart”を聴いたのがいけなかった。エヴァンスの繊細の極としか言い様のない演奏の後には、如何に好意的にH.パーランのピアノの旨味を味わおうと思ってもその段差の違いが大きすぎるのである。例えばそれは完成されたフォルムのフェラーリと4WDタイプのSUVを並べて比較するようなものである。私は決してH.パーランを貶している訳ではない。それは奏者には向き/不向きの曲があるということと、私の嗜好のベクトルがあまりに耽美的・技巧的な向きに傾き過ぎたということである。それが故、今の私には前記2者がいれば事足りるのかなぁと思ったのである。しかし、それはあまりに乱暴な考えで、勿論本心も含まれるが実行することはないだろうし、まだまだ知らない数多のピアニストの魅惑盤を無視する勇気はない。

    今日は最近密かに注目をしているクリス・スロス・レーベルから特に感動をした2枚をアップしたい。(最近と言っても私の最近は数年前を含む・・)。

    外見で判断するのは良くないが、嘗ての盤であれば凡そジャケ写に映った奏者を見れば音が想像つくというものだが、この2枚はその予想を大きく外れた。最近こう言う盤が増えた。端的に言うと肌が黒いからと言って音が黒いとは限らないという事である。理知的で繊細な音使いが新鮮なピアノ・トリオの極。エヴァンスとエンリコだけではジャズは済まないのだ。これでは前言撤回である。(笑)

       Oct12~01    Oct12~02        


    20:53 | トラックバック(0) | コメント(2) | Piano | Page Top


    ■2008/10/05(日) チープ・ジャケなピアノ・トリオ盤

    池田晶子という女性哲学者がいた。過去形なのは数年前、惜しくも若くして亡くなられたからである。女性には大変失礼だが、女性が哲学するということがどうしても理解できず、一体どんなことを書いているんだろうという興味とその容姿の美しさで(CDでいうジャケ買いですな・・)古本屋で目にすると結構買いこんでいた。そういう訳で書棚に10冊以上も積読状態にある。

    過日も古本屋で彼女のエッセイを目にした。書き込みがあったので結局買わなかったが、パラパラとめくって読むと、ある箇所に、夜降る雨音を聴きながら思索をするのが好きで、一度雨音が入ったCDをカーテンを閉めて流したらどうかと思いやってみたところ、どうも違和感があってダメだったというようなことが書いてあった。我が意を得たり、思わず莞爾としたのであった。

    さて今回は、釣りでいうところの”へら鮒釣り”である我らがピアノ・トリオ盤、腕っこき(?)の一枚である。

    95年、カナダ・バンクーバー録音の古い音源。深夜一人、ヘッド・フォンで瞑目しながら聴くとその尖った疾走感が堪らない快感となって襲ってくる。喩えるなら排気量400ccほどのバイクの走り、ただ速いばかりでなく、風と美しい景観を感じ、またある時は車体を限界まで倒しコーナリングするスリルとそこからトルクフルに加速する潔さ、それらが随所に散りばめられている。過日も中古コーナーに1300円程で捨て置かれていたので余りに可哀そうなので拾った。確かにペラジャケ、デザインも投げやりでチープ、しかしこれは私的な価値としては数万円出しても全くおかしくない絶品中の絶品盤なのである。

              Oct05~01

                           


    18:38 | トラックバック(0) | コメント(2) | Favorite Rare CD | Page Top


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