無料カウンター 満天ジャズCD倶楽部 2009年06月
 
 
 

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    ■2009/06/24(水) Marian Petrescu『Body & Soul』 ~Hot Club Recordsについて

      Hot Club Records というレーベルがある。Jon Larsen というイケメン(?)なギタリストがプロデューサーでジプシー・ギターの貴重な音源をCD化するという奇特なレーベルである。Robert Normanを筆頭、Baro Ferret、Matelo Ferret等の渋いところをVintage Guitars Seriesとして発売。それまでジプシー・ギター=ジャンゴ・ラインハルトという実に視野の狭い、偏狭な認識しかなかった私の頭を改造し、数多の優れたジプシー系ギタリストにめぐり会わせてくれたレーベルである。後、Patrick SaussoisのDjaz Records等に展開してゆく礎でもあった。

    Jun28#01 Jun24#02 Jun24#06Jun24#08 Jun24#01   

    今回、メインで紹介したいのは画期的な盤、ピアニスト:Marian Petrescuのリーダー作『Body & Soul』である。何が画期的と言って、ギタリスト中心、と言うよりギタリスト・リーダー盤しか発売していなかったと思いこんでいたレーベル、よもやピアニストのリーダー盤を発売していたとは思ってもみなかったのである。唯一少し前(…と言っても2003年だが)にリマスター発売の1980年音源Bjorn Johansen『Friends』があったがこれは例外。この盤の前に最近(…と言っても2005年だが)聴いたギター盤(Andreas Oberg『Young Jazz Guitarist』)でなかなかいいセンスのピアニストがいるものだと感心をしていた矢先である。因みに今回紹介のMarian Petrescuのリーダー作にもAndreas Obergが参加しており、持ちつ持たれつの好い関係で、超絶技巧のギターが大きな存在感を占めている。何れにせよなかなかのハイ・レベルな盤が聴けて嬉しい限りである。

    欧州のピアノ・トリオが席巻するこう言ったジャズの潮流は後年どういう位置づけ/評価が下されるのだろうか? ふと、そんな事が頭を過ったりする今日この頃である。

     Jun22#01


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    ■2009/06/21(日) 脱力系ジャズ

       だいたい年齢が往くと肉体的にも精神的にも疲れる。根っから怠け者なので余計そうなのだろう。寛ぎを感じたいと思う時が多くなるので、自然そういう音楽や環境が好ましく思える。街をぶらついてもどこかに美味しい珈琲と音楽はないものかと砂漠におけるオアシスのように求めているのである。

    過日沖縄で灯台を見に行ったとき、ほとんど人影もない岩場に"サトウキビ在ります"と小さな看板を下げ岩の上に座るオヤジを見た。あれでは売れないなぁと妻と笑ったが、心のどこかで幾ばくかの羨望の思いが過った。

    そう言うことで日頃気になっている音楽を試しに"脱力系"というタームで括ってみた。今まで何度か紹介した盤とも重複するが、好みの音楽をあれやこれや理屈を付けただけである。脱力系ジャズなどと言うと怒る方もいらっしゃるかも知れないが、深い寛ぎとシミジミした感動に浸れる盤をオチャラケて言ったまでのことである。

    これらの盤に共通するのは、?ドラムレスであること ?管楽器、若しくはそれに準ずる楽器があること ?ベースが参加していること ?トリオ編成であること の4点であるが、欲を言えば痺れるスタンダーズを演っていればそれに越したことはない。また、これはこれで魅力ある編成で好きなのだが、ナット・コールに代表されるオールド・スタイルのピアノ・トリオは除外した。ヴォーカルを一種、管楽器と考えればそれに該当する好ましい盤もいくつかあって紹介の誘惑に駆られたがこれも除いた。

    ドラムレスなのは品の良いブラシュであれば別であるが、概してドタバタ、ガシャガシャ煩いからである。ベースの参加は重厚さと幾ばくかのリズムが欲しいから。また、管楽器一管であるのは渋いメロディ・ラインと陰影を期待できるからである。そしてトリオ編成であるのは、個々の演奏がヴィヴィッドに堪能できる必要最小限のユニットだからである。大がかりで入り組んだアレンジもそれはそれで嫌いではないがそれは別腹(?)である。 チェットやハリー・アレンなど感動の壺を熟知しているためこの編成での盤が多いが1奏者1盤に止めた。

    半数ほどは既に取り上げた盤であるが、どれも単体での紹介に値する素晴らしい出来である。後日一枚づつ紹介の機会を持ちたい。

    Jun21#03 Jun21#07 Jun21#01 Jun21#17  

    Jun21#18 Jun21#16 Jun21#15 Jun21#13 

    Jun21#12 Jun21#14 Jun21#11 Jun21#10 

    Jun21#04 Jun21#08  Jun21#02  Jun21#06

    Jun21#21Jun21#23Jun21#22 Jun21#09

    Jun25#01 Jun25#02 Jun25#03 Jun28#02

    追記:一枚だけベースの代わりにアコーディオン入りの盤を採り上げてしまった (>_<)


    13:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | Drumless Trio (Piano+Bass+Horn) | Page Top


    ■2009/06/06(土) ノスタルジア~名盤の予感

    次回はこの3枚について書きます、と書き置きながら、なかなか先が繋がらなかったのは二日酔いだからで、昨晩は同僚の(と言ってもだいぶ年長な方だが)の送別会で、調子に乗りすぎてお酒の摂取可能領域を遥かに越えてしまったからである。ようやく夕方になって胃袋が動き出した感じ。全く参った。

    で、"ノスタルジア"である。"ノスタルジア"という言葉に最初に出会ったのはきっと萩原朔太郎の詩集に違いない。それは"郷愁感"という言葉で置き換えると最早何かのニュアンスが掬った指間から零れ落ちてしまうに違いなく、彼のセピア色の写真集は"ノスタルジア"でしか表せ得ないと感じている。私にとって、そういうある種呪術的な力のある(?)言葉、それが"ノスタルジア"であるため、その名を冠したアルバムには魔力的に惹かれてしまうのである。

      Jun06#02

    たとえばPiero Bassini。彼の初期作品1988年録音の"Nostalgia"は90年代に発売されたどの作品よりも魅力的である。疾走感と哀愁感と繊細さが絶妙な調合で混在する快感。多分彼の代表作にして到達点であろう。

       Jun06#01   

    異郷ブエノス・アイレスのノスタルジアを強烈に感受させる2004年録音 Adrian Iaies Trio 『Nostlgias Y Outros Vicios』。全ての曲に繊細な美意識を感じる。なんという深い寛ぎであろう。Adrian Iaiesを代表する名盤であるのは揺ぎ無い。

       Jun06#03

    実のところ 『・・・ジャズ・トリオ』なる名称に飽き飽きしていた。レコード会社の売らんがための策略に嵌るのが癪であったので、ほとんど買うことも聴くこともなかった。しかし冒頭申し上げたとおりのノスタルジア・マニア(?)、この名を冠した盤にはついつい食指が動いてしまうのである。#1 "Sometime Ago"と最終曲"Valses De Septembre"に泣ける。


    01:18 | トラックバック(0) | コメント(4) | Piano | Page Top


    ■2009/06/03(水) 桜坂劇場~沖縄小旅行記

     沖縄のホテルの裏庭  沖縄の植物園にて 

     沖縄の植物園にて2  沖縄の植物園にて3            

    結婚式へ参列するため沖縄へ行った。

    折角行ったのだからと観光で数か所を巡った。言うまでもない、沖縄と言えば珊瑚の海と、植物系の素晴らしさである。しかし、性懲りもない私は中古CDショップ巡りも忘れてはいない。

    知らない街を歩くとついつい中古CDショップと古本屋に目が行くのはどうしようもない私の性(?)である。妻をブランド・ショップに買い物へ行かせ、私は那覇市に開店したジュンク堂へ出かけレコード・マップで近隣の中古CDショップを調べた。あまり期待はしていなかったが数件ある。どうやら歩いて往ける範囲には一軒だけしかなく、桜坂劇場2階とある。沖縄にも中古CDショップは存在するのだ。

    "桜坂劇場"を目指して歩く。それにしても"桜坂劇場"とは一体何であろう? 怪しい劇場ではないだろうか。そんな事を考えながら知らない街を歩くのは楽しい。未知なる中古CDショップを尋ねる幾ばくかはそういう街の探索≒散策のためでもある。

    曲がるべき角のお茶屋におばあさんが店番をしていたので、"この辺に 桜坂劇場 ってありますか?"と尋ねてみる。すると、ニヤッと笑ってこの先にあると言う。やはり怪しい劇場であったか・・・しかし、それしきのことで怯む私ではない、中古CDショップのためなら少々の事には我慢しなくてはなるまい。今まで様々な経験をしてきたではないかと自分に言い聞かせる。

     沖縄桜坂劇場と中古CDショップ   Jun03#02       

    坂道を登り切ると桜坂劇場の看板がある。なるほどこの坂が桜坂か(?)、覗いてみると喫茶店、オープン・カフェ風な作りである。。内階段の2階にあるショップには幅で50センチほどジャズのCDが置いてある。レコードに至っては30枚ほどしかジャズはない・・・そんなものだろう。諦めて出ようとすると一枚、懐かしいCDがフェイスになっているのが目に留まる。Keith Jarrett 『My Song』。数十年前、さんざん聴いた盤である。牧歌調の名曲"Countory" "The Journey Home"に至ってはフレーズの一句まで諳んじることができる。しかし、一時の私的構造改革(?)で手放してしまった一枚である。が、心のどこかでいつも気になっていた一枚でもある。これも何かの縁、沖縄で『My Song』も悪くない。レンタカーのプリウスで3日間聴き、感慨を新たにした盤である。

    そうそう、表題の"桜坂劇場"である。よく見ると喫茶店の奥が映画館なのである。しかも、マイナーな映画ばかりを上映するような、昔の"佳作座"のような(?) 、そんな芸術的拘りが感じられる映画館である。思わず70年代にタイム・スリップしてしまったかの感、カフェの一角には古本も置いてあり、その品揃えにも泣けた。そこには70年代を共有する陰影と深い珈琲と煙草の香りが漂っていた。それはまさに遣る瀬無い追憶の香りでもあった。

    B級の映画を見て、珈琲を飲み、懐かしい『My Song 』を聴いた。そんな沖縄の旅であった。    


    22:48 | トラックバック(0) | コメント(2) | 音楽/楽器別の分類 | Page Top


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