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    ■2009/12/30(水) Frank Strazzeri の魅力

    Frank Strazzeri について何時か言及しなければいけないと思っていたら年が暮れようとしている。

    何度も話題にして恐縮だが、音楽鑑賞の殆どを占めるツールと言っていいアイ・ポッド(これだけ書けばアップルから表彰されるかも知れない・・笑)、何千曲とシャッフルして聴いている訳だが、正直に告白すると実のところ誰の演奏であるか分かって聴いている部分は少ない、つまり誰だかわからなくて聴いていることが多いのである。自分で収録しておきながら情けない話であるが悪い結果ばかりではない。そういうブラインド・テスト状態で聴いていると先入観なしで "これは好い" という選別ができるのである。選別の選別・・・自ら好んで収録した曲の中でも特別好ましい曲を見出すことが出来るという訳である。

    そこでFrank Strazzeriである。何度、彼の演奏をアイポッドの画面で確認したことだろう。理屈ではない、私にとって最も好ましい音楽がここに在る。

            Aug18~11 
         Frank Strazzeri Trio 『Kat Dancing』
        (1985年録音 Discovery Records DSCD-933)
     #6 "Remamber"、 #7 "On The Delta" #8 "Trees"


           Dec30#01
        Frank Strazzeri Trio 『I Remember You』
      (1989年録音 Fresh Sound Records FSR-CD 123)
    #1 "Let's Get Lost" #3 "September Song" #4 "Goodbye"
    #10 "I Remember You"

     

            Sep09#03
           Frank Strazzeri Trio 『Little Giants』
       (1989年録音 Fresh Sound Records FSR-CD 184)
     #1 "Minority" #4 "Conception" #6 "She Was Good To Me"
     #10 "I Don't Want To Cry Anymore"


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    19:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | Piano | Page Top


    ■2009/12/29(火) 今年の『廃盤』総括

    年末の休日、陽の射すところで猫のように横になって本を読んでいると掃除をする家人に邪魔にされるので、まるでジプシーの如く転々と家の中を移動している。であれば、一日風呂にでも入っていればよかったと真面目に考えたりした。テレビはさして面白くない特番だらけで、しょうがないので昔撮っておいた録画を見ることにした。最近のテレビは内蔵ハードディスクに簡単に録画出来るので便利だ。番組表も出るので、先々の面白そうな番組を見るあてもなく次々録画予約してしまう。実に便利な世の中である。

    そう言う訳で加藤和彦の特集番組を見た。彼が命を絶ったのはニュースで聞いていたが、何故なのか全く分からないし、また例えその手のゴシップ記事を読んだとしてもそれが真の理由かどうかは解らない。番組は如何に彼が音楽について斬新的であったか、或は音楽以外(料理、車 等)にも拘りがあったのかを仲間の話を中心に進められいったが、結局あんな奴はもう現れないだろう的なありきたりな場所を落とし所とした。そういう意味であまり面白くない番組であった。

    さて突然だが、今更ながら『廃盤』について考えてみたい。廃盤と一口で言うが、売れない盤は凡そ廃盤への運命を辿るのは必定である。ここで言う『廃盤』は故あって廃盤にならざるを得ない運命にあって、且つマニアの熱い視線を受けながらも入手困難になってしまった盤を指すのは言うまでもない。或は実際に売れなくて廃盤になってしまったのだが、後年慧眼の一部マニアから認められ伝説化して『廃盤』となった盤もあるであろう。何れにせよ廃盤であることだけが『廃盤』の要件でないのは言うまでもない(?)。余儀ないレコード会社の倒産や入り組んだ権利関係故に一部発売されたがこれ以上のプレスが困難になった等の理由で極めて優れた盤(この基準も曖昧だが)であるが市場に出回る玉数が僅少というのが理想的な『廃盤』であろう。くどいようだが最終的にはマニアの熱い視線が必須要件である。言葉を換えれば、共同幻想という土台の上で需要と供給のバランスが惹き起した一種の現象と言えるのであろうか?

    そこでへそ曲がりな私であるが人並みに今年を振り返り、『廃盤』ジャズCD的に一年を総括すると、景況を反映してか、然したる大きな『廃盤』セールもなかった盛り上がりに欠ける一年と言える。そうなった過程と原因は、大きなスパンでここ数年を鑑みなければ説明がつかない。

    2005年は例のレア本を火付け役として希少な『廃盤』CDがブームとなり、異常に熱狂的な高騰劇が『廃盤』セールやオークションで繰り広げられた『廃盤』バブル期の始まりの年であった。そんなバブル期で大儲けした輩と踊らされた者も多数いて、私などその踊らされた口の典型的な一人である。数万もする盤が不思議もなく飛ぶように売れた時期を経て、沈静化と伴に徐々に再発もされ、とうとう最近では不可能と思われていた大物の『廃盤』でさえも再発されるという一時期では考えられない現象が起きている。それはデフレがボディ・ブローのように嗜好品の購買力を奪ってきたのと同時に音楽の配信等を原因とする音楽ソフト売れ行きの低迷とが大きな原因であると思われる。つまりは景況が悪いので高額な『廃盤』CDなど買う層が限られてしまい大きな商売にならないという分かり易い状況となった。皮肉にもここへ来て初めてレア本本来の目的:高嶺(高値)の『廃盤』が大衆化された訳である(笑)。

    所詮CDはデジタル、コピー・複製が最も容易にでき、しかもそれは複製品とも呼べない代物だ。また、アナログのように1stプレスなどと偉そうに差別化できないのである。強いて言えばジャケ違いで後発盤を出してオリジナルであるというインセンティブを与えるぐらいが関の山である。そういうCDの特性故、暴対法下のヤクザ組織のように本当にレアな『廃盤』は実は地下に潜行してしまったのではないかと踏んでいる。かく『廃盤』の末路を見た『廃盤』マニアは貝のように口を閉ざしたのではないか? ・・・微かな風評でしか聴こえてこない『廃盤』情報となった訳である。この考えは大いに希望的な観測であるのは言うまでもない。かくあって欲しいのである。どこかにモビー・ディックは存在しなくてはならないのである。

    さて、今日の一枚。ピアニストの中では特別な存在、Stefano Battaglia のピアノ・トリオ初期作品。多分これなどは『廃盤』であろうと思われる。が、ジャズでは大手(?)レーベルSplasc(h) Records 故、再発はそれ程困難ではないだろう。まあそんなことは兎も角、これは泣ける盤である。抒情という言葉が1㎜のずれもなく重なる盤である。 #1 "Auryn"、#3 "Emilie Marie" が特に素晴らしい。

                    Dec20#05 
                   Stefano Battaglia 『Auryn』
            
       (1988年録音 Splasc(h) Records CD H 162 )

     


    20:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | Favorite Rare CD | Page Top


    ■2009/12/23(水) 私の好きなチープ・ジャケ盤

    仕事帰り、電車で降りるべき駅を2駅乗り過ごしてしまった。生来の怠け者ゆえ、それ程の仕事疲れはないが慢性的な睡眠不足やお酒を飲んで眠ってしまい1駅乗り過ごしたことは何度かあった。しかし2駅の乗り過ごしは新記録である(笑)。しかも素面、極めて意識は判然としていた。であれば何故乗り過ごしたのかと問われれば、音楽に聴き入ってしまったからである。通勤時のアイポッドは文庫本から首位の座を完全に奪い、私的に切り離せない必需品となっている。そのアイポッドの奏でる音楽…ジャズ定番の最右翼:ジョン・コルトレーン『バラッズ』を久々に聴き、その出来に感銘を受け、聴き入ってしまったのである。マウス・ピースの調子が悪かったとか様々な事が言われる『バラッズ』であるが、何としてもその完成度には唸るしかない。一曲として捨て曲がないのも奇跡なら、その音色の素晴らしさ、深みと寛ぎと・・・あぁ言葉を尽くせば尽くすほど核心から離れてしまうのが哀しい。

    長いインターバルになってしまった。年末の最後になって少しばかりの仕事を持たせられたので、些かの力を入れてこなし、"終わりよければ総て良し"とするいい加減な私的銘を実践したのである。それに加え職場自体が来年から田舎に移転になるための引っ越し等が重なりなかなか忙しかったのである。

    忙中閑あり、そんな私であるが頻繁にCD漁りをしている。これぞの盤が結構貯まり、紹介に事欠かないのであるが、逆にどれにしようか迷うこと頻りである。

    勿論 Ernst Glerum のバスジャケ3は購入した。と言っても最近、こういう鳴り物入りの盤にはついつい腰が重くなってしまっている。で、やっと購入したのは昨日のことである。実はこの盤、ジャケを手にとってプラジャケでないことと、余りのチープさに "後にしようかぁ" と小声を出して躊躇していたら店員さんに "これは買った方が好いですよ、3枚中出来は最高ですし後の入荷も分かりませんから・・" と脅かされたように薦められたのでそれじゃあと渋々購入することにした。この盤だけでは芸がないので "これ以外で最近なにか好い盤ないですかねぇ" と尋ねると、これは好いですよとピアノ・トリオ定番のJeff Gardner の再発盤を薦めてきたので、これは持っていますと言うと、今度はSoren Mollerを薦めてきたのであるがそれも持っていたので、ではこれはどうですかとKJB『Openings』を薦められた。再発盤であるが流石これは持っていなかったので出来が好かったので購入。 また、これも好いですよとJimmy Cobbの『Jazz In The Key Of Blue』という何かBNのプロトタイプなジャケデザイン盤を薦められたので、これも買ってしまった。

    それにしても Glerum、このチープなジャケはどうしたのだろうか。インナーケースもない最低最悪なQ領域である。一頃輸入盤でこうした低品位な盤が横行したことがあったが、最近は少なくなった感があったので意外である。内容的なことを言えば1st盤のメロディとリズムの斬新さ、創造性に軍配を挙げたいのだが、保守的見地で総合的な出来の良さを言えば店員さんの推薦するのも故ないことではない。 しかし過度にコスト・パフォーマンスへ走られるのも考えものである。好きなJeff Pittson のピアノ・トリオ盤 『Invisible Love』も随分酷いジャケであったが、内容は秀逸であった。また段ボール紙で拵えたような『The New Power Trio』というピアノ・トリオ盤もあったし、特典盤なので余り文句を言えた義理ではないが『Bent Axen Trio』はわら半紙製のようなジャケであった。

    私たちは音楽を聴くためにソースを購入するのであるが、それだけではない実体的な物をも同時に購入するのである。今流行りの配信では得られないものは厳然としてある。そういうものを求める人種が少なからず存在するのである。

       Dec27#04        Dec27#02
      Glerum Omnibus 『57 Variations』      Jeff Pittson 『Invisible Love』
     (2009録音 Favoriterecords FAV06)  (2000録音 Vineland Records VLCD7756)

       Dec27#01          Dec27#03
         『The New Power Trio』                『Bent Axen Trio』
       (2000録音 Furniture Music)
             (1961録音 Debut Records D45-2)


    01:24 | トラックバック(0) | コメント(2) | Favorite CD Jacket | Page Top


    ■2009/12/09(水) John Esposito 

    長年ピアノ・トリオを聴いていると***回に1度くらい "これは!" と思わず膝を打ってしまう盤に巡り合う。例えばそれはJoachim Kuhnであったり、Enrico Pieranunziであったり、Thierry Langであったり、Brad Mehldauであったり、Joey Calderazzoであったり、David Kikoskiであったり、、Jim Ridlであったり(思いつくままに記したがまだまだいるだろう・・・)、そういうガツンとくるピアニストである。"これは好い"という良質な感動のピアニストではなく、アドリブの波状攻撃に畳込まれてしまう圧倒的力量を体感するような、ガードの上からでも破壊してしまうK-1重量級ファイターの一撃の様な、そういう桁違いなピアニストである。、今回採り上げるJohn Esposito も私的にはまさにこういう系列に入るピアニストである。と、ここまで書いてきて、少し褒めすぎたのかなぁと反省している。比較する対象が大物過ぎたかな?

    John Esposito 唯一のピアノ・トリオ盤 『Down Blue Marlin Road』は2003年に録音され、私の知る限りではそれほど話題に上がることはなかった。いつもの逃げの論法だが(笑)、知らないのは私だけかもしれない。まあ、そう言う訳で、この盤は聴けば聴くほどじわじわとその凄さが沁みてくるのである。例えば#2 "It Was Just・・・"、#3 "Soul"、#5 "April"、における粘着力と流麗さの混じった集中力あるアドリブはどうだろう。#7 "Red"、#8 "Ocean" の重厚感と構成力あるアドリブはどうか。惜しむらくはおどろおどろしいジャケ画である。これではいくら内容が好くても買う気にはなれない。また、同年吹き込んだ2管入りの『The Blue People』も素晴らしい盤である。しかし、これもジャケ写が頂けない。

            Nov29#03                  Nov29#04
                 John Esposito                          John Esposito
              『Down Blue Marlin Road』                   『The Blue People』
        (2003年録音 Sun Jump Records SJCD001)   (2003年録音 Sun Jump Records SJCD002)  


    17:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | Piano | Page Top


    ■2009/12/06(日) "好い音楽"とは何か?

    今更な話題であるが、"好い音楽"とは何であろうか?と考えることがある。それは何のために生きているのかという疑問に等しいほどの根本的な命題であるのだが、極めて個人的なことゆえ余りオープンにすることもない話題である。岩波新書や講談社現代新書みたいなタイトルになってしまったが最後まで答えは無い。

    ずいぶん昔の話になるが、廃盤CDセールで一緒になった顔見知りのジャズ・マニアの方と一緒に珈琲を飲みながら話したことがあった。その時 "中古CD屋さんには好い盤がある訳ないですよね、みんな聴くのが嫌になった盤を売りにくるわけですから" という話をそのマニアの方がされた。その時は "そうですねぇ" と簡単に答えてしまったが、よく考えるとそうじゃないだろうという話なのである。

    そのマニアの言われるのは皆、同じ嗜好であるという大前提での話で、私の経験値から言ってそういうことはあり得ない。平たく言えば十人十色の好みがある訳で、誰もがマイルス・デイヴィスを、ファブリジオ・ボッソを、ビル・エヴァンスを、ブラッド・メルドーを、ソニー・ロリンズを、マックス・イオナータを、好いと思っている訳ではないのと同じである。

    この良さがわからなければジャズを聴く耳が出来ていない、或は "~を聴け!" みたいに脅されて(笑)こういうのが好いジャズなのかと薫陶(?)され、そういう職業的な方の本を買い試験前にマーキングして暗記するようにお勧め盤を蒐集して、或は某量販店のレコメンドやCDライナーの見事さに惚れ惚れしてつい購入したりしてしまう・・・CD量販店(家電屋みたい…笑)の戦略に攻略されてしまったと云うべきか・・・そういうジャズ・ファンが多数いることは量販店の店頭を見れば明らかである。ワン・オブである私が批判できることではないのだが、この現象は流通経路を考えると致し方ない結末であろうか。

    こういう風に考えることがある。"好み" は既に自分の内に在り、盤を選ぶのはその尺度との照合、そういう風にいつでも後追いなのではないか…試聴して気に入った盤を買うのが何よりの証左。某雑誌やレコメンドに左右されるのも新たな嗜好への出発となろうが、静かに内なる声を聴くのも又、良いのではないだろうか。

    さて今回も何の脈絡もない好きなペット吹きの特集である。

    Benny Bailey はペット吹きではダントツのフェイバリットである。経歴の妙だろうか、決して新たな嗜好への旅立ちとはならないが、果たしてそれに値するペット吹きっているだろうか?

    最近人気が高まる Emil Viklicky ピアノ・トリオとHarald Gundhus のテナーが参加する極め付きの愛聴盤。表題曲"While My Lady Sleeps" が滋味重厚なら、ゴルソンの名曲"Along Came Betty" は爽やか。お気に入りの"Serenade To A Planet"が好い。デンマーク・オスロ、レインボー・スタジオ録音。    

       Nov24#15
           『While My Lady Sleeps』
      (1990年録音 Gemini Records GMCD69 ) 

    ピアノ・レス編成でより自由度が増した演奏となる。Carlo Schobのテナーとイタリア・ミラノ録音。"Serenade To A Planet"をここでも演奏、これはB.Bailey版"Star-Crossed Lovers" か? 軽味の妙。 "Early Afternoon"の演奏が出色。

       Nov24#16
         
         『No Refill』
       (1992年録音 TCB Records 94202)

    レア本でも採り上げられたので、この盤が一番有名か。ドイツのピアノ・トリオ Bernhard Pichl ピアノ・トリオと4曲共演している。トリオがしっかりしているのでベイリーも伸びやか。自曲"Blues For Lady J"が渋い。

       Nov24#13

             『On The Corner 』
     (1995年録音 Jazz4ever Records J4E 4726)

    初期盤、クラーク-ボラン・ビッグバンドあたりをショートカットしたがこれが最後のレコーディング盤である。1925年生まれで、このレコーディング後の4月に亡くなったとライナーにあるので80歳前後の年齢であったと思われる。レコーディング・データが2005年としか記していないのでよく分からないのである。それにしてもしっかりしたペットを吹く。共演のマッシモ・ファラオのトリオも好い。終曲"Just Friends"は特に好きな曲で、B.Baileyは飄々と軽い演奏に仕立てた。ラスト・レコーディングであることを念頭に聴くとヒトシオ込み上げてくるものがある。

       Nov24#14   

             『Last Recording』
      (2005年録音 Azzurra Music TBPJA104 )

      


    16:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽/楽器別の分類 | Page Top


    ■2009/12/03(木) 最近嵌っているヴォーカル盤

    今日『不毛地帯』というテレビ・ドラマを見ていると終曲にトム・ウェイツの曲が流れていて思わず懐かしくなってしまった。デビュー盤のLPを聴いた頃から時は既に30年は過ぎている。当時出版社に勤める年上の女性の友人からピアノに寄り添うトム・ウェイツのジャケ写のデビュー盤レコードを借りて聴いたのが昨日のことのように鮮明に覚えている。後、アッサイラム・レーベル時代のものをよく聴いたが渋いヴォーカルと演奏のテイストはロックというよりはジャズに近く、ロックからジャズに移行する頃と符合する。

    さて、最近少しお洒落なヴォーカル盤を数枚中古屋さんで拾った。多分その筋(?)では有名な盤であろうが、近頃それほど熱心なヴォーカル・ファンではないので疎い。例えばエデン・アトウッドの新譜だが、あれほど好きだった彼女の盤にどうしても腰が重くなってしまい今だに入手していない。試聴してみたのだが、何故かスイッチが入らないのである。ここ数年、盤購入に際し出来る限り聴いたうえで厳選しているが、全体感動の質が低下しているのではないかと感じられてならない。或は感動的な好い盤を聴き逃しているのだろうか・・・このことは最も懼れることである。

    そういうことで今回の盤である。決して感動盤ではないが、雰囲気や醸し出すイメージを楽しむ、味わう盤である。続く・・

                 Nov26#09  
                Palmyra & Levita With Joao Donato
                『Lucy In The Sky With Bossa Diamonds』
               (2004録音 Rambling Records RBCS-2101 ) 

                  Nov26#10
                    Toco 『Outro Lugar』
               (2006年録音 Schema COCB63583 )


    23:03 | トラックバック(0) | コメント(2) | Vocal | Page Top


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