無料カウンター 満天ジャズCD倶楽部 2010年06月25日
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    ■2010/06/25(金) 漁盤アナクロニズム1984

    探しに探すこと数年、あちらの店こちらの店をかけずり回り、若干の諦めが入った頃、ふと、期待もなく訪れた中古店のラックの片隅、偶然にもそれを発見するという事が何度かあった。余りのあっけなさに言葉も出ない程の嬉しい邂逅である。勿論ジャズ盤の話。そういう時代に逆行するような今は昔となってしまった漁盤の話を書いてみたい。

    先ずは国内盤CDについて記したい。唐突だがはっきり言えるのは、国内盤CDだからと侮るのは大きな間違いであるということである。国内盤CDでは先ごろ廃刊となってしまったスイング・ジャーナルのデータ・ブックという強い味方がある。データ・ブックには1984年からCDのデータが記載されているが、CD発売当初、諸事情から購入に躓いた私は初期CD盤の蒐集に大きな欠落があった。そう言うことでデータ・ブック的には輝かしいCD盤記載の初年となった1984年から始めよう。

    先ずは2001年8月7日高田馬場の老舗"タイム"で入手したジョージ・デューク『アイ・ラブ・ザ・ブルース』である。1975年録音のこの盤は勿論アナログで聴きこんだもので、ジョージ・デュークの高度なテクニックと幅広い音楽性、それにユーモアが感じられる、今聴いても些かの古さも感じられない文字通りコンテンポラリーな盤である。豪華な参加ミュージシャン一人ひとりに時代の背景を感じるごった煮的な作品。が、私にはトータル的に明確な時代の輪郭を感じる盤である。MPSというレーベルには何故か拘りがある。この盤も何枚かの盤を2枚組CDに纏めた中に収録されていたが、やはり単体で所持していたい特別な盤である。近年再発されたか? 
            
        ジョージ・デューク『アイ・ラブ・ザ・ブルース』
        (1975年録音  ポリドール MPS 817-4882)
          "Chariot"  "Giant Child Within Us - Ego"
           "I Love the Blues, She Heard My Cry"
     
    そして、続くは1975年、バリー・ハリスがタッド・ダメロンの作品をトリオで奏った『プレイズ・ザ・タッド・ダメロン』である。2001年9月8日お茶の水DUにて購入。流石な渋い盤である。バリー・ハリスという伝統的なピアニストは数え切れないくらいの参加盤とそれに比しては少ないリーダー盤があるが、この盤は最後まで手放せない一枚である。イラストも趣味が好い。 近年紙ジャケで再発されたらしいが、それまでは希少性の高い盤であった。
     
         バリー・ハリス『プレイズ・ザ・タッド・ダメロン』
        (1975年録音 日本コロンビア Xanadu35C38 -7224 )
          
    ビル・ワトラスがカール・フォンタナと1984年に吹き込んだ味わい深い盤がある。ビル・ワトラスには数枚、聴けば聴くほど好いと思えるリーダー盤がある。それ程人気のあるトロンボニストではないが私的には外せないプレイヤーである。ジャケ写の赤い車も印象的。 入手日は不明だが、入手した時の嬉しさは鮮明に残っている。

         『ビル・ワトラス&カール・フォンタナ』
          (1984年録音 ユピテル AC 35-8 )


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    ■2010/06/25(金) キュートなGitte 

    最近はあまり好い盤と廻りあっていない。CDショップに足を運ぶ機会が少ないのが大きな理由なのだが、その反動で仮想のショップで購入することが多くなっている。勿論出来る限り試聴をしているのだが、それが出来ない盤は目を瞑ってレコメンドや雑誌の評に頼るしかない。それ故、好い盤に巡り合う確率は極めて低いのである。やはり店頭でジャケを手にとって試聴するに越したことはない。また、内容の悪さ以上にショックなのは、ジャケを手にとることもないので届いた盤が嫌いなデジパックであったり、或はスリットにCDが裸で差し込まれた、信じられない低品質の輸入紙ジャケであったりする。実に情けない状況である。

    そんな情けない状況で、やっぱりこれは好いぞという盤は必然古い盤になってしまう。今回の盤はヴォーカル盤であるが、私のセオリーから外れる数少ない盤である。ヴォーカルのバックはピアノ・トリオ等小編成が好ましいという盲目的な信条を何故か持っている。それも昔どこかの雑誌で読んだ誰かからの借り物の嗜好だった。しかし実際、ビッグバンドやストリングスをバックにしたヴォーカル盤で、吃驚するほど感動した盤は数少なかったのも事実。勿論趣味の好い管が数本入る唄伴や時代の薫陶を受けた例えばポール・ウェストン等の魅力的なバンドの伴奏等、格別なものはある。何事にも例外は存在する。

    そう言う訳で今回の盤は基本的に跨ぐ盤であったが、この魅力的な歌唱を耳にして一発で惚れ込んだ盤である。後で知ったことであるが、この盤はその筋(?)では有名な盤らしく、熱狂的なファンも多いと聞く。それはバックを務めるKenny Clarke-Francy Boland Big Band に拠るところもあろうが、Gitte Haenning のキュートな魅力に負うところ大であろう。最近ではFelicia Carterなどを思わせるある種アンニュイさが伴うところにも惹かれる。それにしてもBenny Baily、Dusko Gojkovic、Jonny Griffin等々を擁した何とも贅沢なバック・バンドである。

    因みに、このCDジャケはアナログ盤のオリジナルではなく、別なジャケをCD化したものである。また、最近発売されたCD盤では全く違ったジャケとなっている。実のところオリジナルのアナログジャケも、最近のCDジャケも余り好みではない。出自は怪しい盤であるが、断固私はこのジャケ盤が好みである。歌唱を聴きながらジャケを眺めれば、どれが相応しいか判るというもの。オリジナルではなくセコンド・ジャケや怪しいジャケが好いと思う盤は幾つかあるが、これもそういう盤の一枚である。

           Jun24_01.jpg
         Gitte & The Kenny Clarke Francy Boland Big Band
               『Out Of This World』
           (1968年録音 Verabra Records No.20)
          "November Girl" "Marriage Is For Old Folks"
          "Out Of This World" "Imagination"  
          "A Sack Full Of Dreams"
         


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