無料カウンター 満天ジャズCD倶楽部 2010年08月
 
 
 

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    ■2010/08/29(日) 漁盤アナクロニズム1998

    基本的にピアノ・トリオ中心の最新盤は売らない方針であった。あったと過去形で記したのは、売ってしまったからに外ならず、やはり何度聴いても駄盤は駄盤なのである。ここでいう『駄盤』とは私にとっての個人的な感想に基づくもので一般性がないことは言うまでもない。気弱な私はいつもこうした言い訳をする(笑)

    過日DUに行くとジャズ批評157号『ピアノ・トリオIn ヨーロッパ』を店頭で発見した。勿論この題名にビビッときた私は即購入。未聴な盤もあるので勉強になる。しかし、一部これはどうなのかという前出の『駄盤』(謝)が収録してあり、出来れば各評者がとことん惚れ込んだ盤を収録して欲しいなぁと感じた。しかし、今まで4冊に亘って特集してきたので重複も考慮しなくてはならないだろうから大変な作業となったのではないだろうか。加えてスピーディに編集しないとリアル感が損なわれるという面もある。ご苦労が偲ばれる。

    1998年は好い盤が多く発売されたので、うちの一部を紹介したい。

    Ellias Haslanger は1994年に発売されたレア盤収録のものがあるが、私的にはこの盤の方が好きで、聴く頻度も高い。しかし、一般的に評価も低く人気がないらしく廉価の段ボール箱に捨て置かれている。一曲目の出だしで痺れてしまう私はミーハーなのだろうか。

          Ellias Haslanger 『Kicks Are For Kids』
       (1997年録音 Heart Music 0020-60017-2)

    Chack Islaels と言えばエバンス・トリオを連想する。彼がリーダーになって、これまた大好きなピアニスト、David Gazarovを迎え素晴らしい盤を作った。D.Gazarov と言えば余り話題にはならないが突飛に素晴らしいピアノ・トリオ盤が1枚あり私的には注目度大のピアニストである。この盤は別のレーベル(ガザレブ)からも出ていて探していたのだが、レア盤でAnima  Recordsの盤が紹介がされ、後年入手してみると同一盤であることが分かった。私的にはガザレブの方が好きなので今でも入手したい盤である。

         『Meeting On Hvar』Chuck Ialraels
      (1991年録音 Anima Records DV-CD 001)

    犬のジャケが印象的なスエーデンの盤であるが、この盤も一般的には人気がなく、廉価の段ボール箱に捨て置かれている。数曲Steven Snyder のピアノ・トリオで他はRブレッカー、Jシロのどちらかの管が入る構成で、出来は相当好い。定期的に聴きたくなる盤である。


            『Jazz Unit』
     (1996、1997年録音 Pama Records PACD 97061 )

    何度も採り上げているので今更な盤である。こういう分かり易い盤はミーハー的だが、聴いて感動するのだからしようがない。演奏は言うまでもないが、その曲の素晴らしさに深い感銘を受ける。


          Jean-Pierre Mas『Waiting For The Moon』
          (1998年録音 Saravah SHL 2092)

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    ■2010/08/23(月) 漁盤アナクロニズム1997

    深夜、2階の西向きの私の寝室の窓を開けると大きな檜の枝々を縫って涼風がそよそよと吹き込む。ちょうどお釈迦様のようにベッドに横になると汗ばんだ身体に風が心地好く当たり汗を静かに退かせてくれる。そんなささやかな夏の楽しみがあったのだが、とうとう異常気象の今年はエアコンに頼ってしまった。実に残念なことである。

    今日の新聞にHMV渋谷の閉店記事が載っていた。98年をピークにCDの販売は緩やかに降下し、現在はそのピーク時の4割に規模は縮小したようだ。ネット販売や音楽配信(順法/違法)の影響もあるのだろう。きっとDUとて苦戦を強いられているに違いない。

    さて恒例の、今回は1997年のデータ・ブックから何枚か紹介したい。

    国内盤は然ほど好いものがないというのが慣例であったが、1997年には数枚どうしても採り上げたい盤がある。オムニバス形式のピアノ・ソロ集であるが、なかなか捨てがたい盤である。聴く度胸が締め付けられるような気分になる。宛も淡い恋心を抱いていた遠い昔を想い出させてくれるような盤である。ピアニストが好い。スティーブ・キューン、ケニー・バロン、ギル・ゴールドスタイン、フレッド・ハーシュ、ハロルド・ダンコ、ビル・メイズの6人。説明不要のセンシティブなピアニストの面々である。しかも演奏曲が堪らない。チャップリンの名曲"スマイル"をスティーブ・キューンが遣る瀬無く淡いタッチで奏でる。ギル・ゴールドステインはあのサティの名曲"ジムノペディ第一番"を遥か遠い記憶を朧に想い出すように奏でる。また、ビル・メイズの"いそしぎ"も一音一音紡ぐようで好い。ケニー・バロンの"メモリーズ・オブ・ユー"が切ない。

             『メモリーズ』S.キューン他
            (1997年録音 Avino TKCB-71241)

    もう一枚、国内盤。ティエリー・ラングがブルー・ノートに吹き込んだ虚飾を排したピアノ・トリオの名盤、そのまま『ティエリー・ラング』(邦題:『ティエリー・ラングの世界』)のネーミングに自信のほどが窺われる。全9曲の中、アイ・ポッドへ5曲も収録したほどである。

             『ティエリー・ラング』
          (1996年録音 Blue Note TOCJ-6094)

    おどろおどろしいジャケである。どこか不安を掻き立てられるような盤であるが、DDQでればそう大きなハズレはないだろうと思い購入。最近廃盤セールで高値で取引されているらしい。エヴァンス派という言葉を久しぶりに意識した。 
                                      Fausto Ferraiuolo
             『The Secret Of The Moon』 
                          (1996年録音 DDQ 128019-2)

    最近、ドライブの途上、この盤を大音量で聴き、これはやはり凄いピアノ弾きだと再認した。才気あふれるとはこういう人を指すに違いない。数年に一枚の奇跡的名盤である。手放しで素晴らしく桁違いの出来なので他の盤が聴けなくなるから困る。
              Michiel Borstlap
               『Residence』
           (1996、1997年録音Via Jazz CD992.015.2)

    Jan Lundgrenを最初に聴いたのはファースト盤で、その素晴らしさに舌を巻いた。流石の北欧盤であると思った。以来、事あるごとに彼のリーダー/参加盤を漁ったがファースト盤とこの盤には特に参った。ジャケもファンタスティック。
            Jan Lundgren
          『Swedish Standards』
       (1997年録音 Sittel  SITCD9246 )






         

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    ■2010/08/14(土) 漁盤アナクロニズム1996

    余すところ夏期休暇も今日明日の2日となった。何する訳でもなく過ぎて行くのは毎回の休暇の慣例なので然したる感慨はない。但し、ほぼ毎年やっているのは増殖したジャズ盤の整理で、今年は300枚ほどを処分した。最近は試聴して購入するのでそれ程大きなハズレはないのだが、それでも整理を要する盤が出てくる。半数に分けて売却したが、お茶水DUの査定時間の長さには参ってしまった。古参の顔馴染みの店員さん曰く、査定が終わるのが午後5時近くになると言う。車を明治大学の駐車場に入れて久しぶりにお茶の水~神保町界隈を散策することとした。ボ~っと散策をしている途上、今日6時半から会議があることを知らせる旨の電話があった。『案の定忘れていた』と家人が言うとおり、案の定全く忘れていたので、今から引き返しても間に合わないので連絡をとり欠席する。結局1時から6時近くまであの界隈をぶらついたことになる。昔行った、中古レコード屋は遠目に見ると閉まっていた、閉店してしまったのか、たまたま休日であったのか定かではない。また、昔良く食べに行った新潟のラーメン屋も確かこの辺だっと何度も裏通りを行き来したが見つけることができなかった、多分閉店したのだろう。時間の経緯を感じた。

    マイケル・ブレッカーの後ろ姿盤を表紙にした1996年のジャズ・データ・ブックだが、この年の国内盤も特段気に掛かる盤はなかった。

    Dog Arnesen はセンシティヴなピアニストの筆頭である。北欧のピアニスト特有のクラシカルな素養に裏打ちされたテクニックに加えジャズのエモーションが適度に濾過されて心地好い。こうした音楽に慣れてしまった事が幸か不幸か解からないが、聴くべき音楽の幅が広がったのは確かだ。ベーシストのTerje Geweltも好い味を出している。売れたので後年ジャケを変え嫌いなデジパックで再発された。が、この鰻の様なジャケ画が好きだ。ジェミニを含めこのレーベルは魅力的だ。
              Dog Arnesen 『Movin'』
          (1994年録音 Taurus Records TRCD832)

    上記Dog Arnesenもキース派という括りらしいが、イタリアのPiero Bassiniもキース派と呼ばれる。『Nostalgia』を筆頭、成程Splas(h)の殆どの作品を聴くとキース臭がない訳ではないが、エヴァンス臭だってするし、ハービー臭だってする。そういう括りはナンセンスである。より内省の美を極めて欲しいピアニストである。
             Piero Bassini 『IT.6V』
          (1996年録音 Splacs(h) CHD 484.2)

    優れた素養のピアニストは確かにいる。同じ曲が何故にこれほどの違いがあるのだろうと、その演奏の総体の違いを感じる事が間々ある。それは一言センスだとかテクだとかの違いと言えばそうなのであろうが、何か言いようのない歴然としたあるものが横たわっている気がする。Joey Calderazzoはそういう違いを見せつける側の筆頭のピアニストである。比較される側は堪ったものではないだろうが。しかし、誰でもそうであるがいつも全開でいる訳にはいかない。そんな小雨模様の盤がこれだ。
          Joey Calderazzo『Our Standards』
                 (1995 年録音 Gowi CDG 32)

    EST盤の中でも最も好きな盤かも知れない。モンクをこれほどスリリングに優雅に緊張感をもって繊細に演奏した盤を他に知らない。あり得ない絶妙な間合い、そして音、これらは一体どこから舞い降りてきたのだろう。真に奇跡的な演奏と言える。
           Esbjorn Svensson Trio
              『Plays Monk』
       (1996年録音 Superstudio GUL C- 1)

    Ulf Wakenius のギターに惚れ込んだのはこの盤を聴いてからだ。N.H.O.ペデルセンの盤で彼のギターを耳にして以来どうにも気になっていたが、とうとうこの盤に巡り合ってしまった。アコギの爪弾くバラッズの一音一音が心の襞の奥底へ沁みる快感。
             Ulf Wakenius『Enchanted Moments』
           (1995、1996録音 Dragon DRCD-278)

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    ■2010/08/12(木) 漁盤アナクロニズム1995

    昨日、アイポッド・クラッシクを買った。今まで使っていた16GBのものでは容量が不足で、手持CDの収録と将来の動向を考えるととても対応が困難と判断したためだ。今回のものは160GBで10倍ほどの容量がある。PCにストックしている音楽は35GB、4300曲ほどあったが楽に収録出来て感動している。まだ未収録盤が2/3程あるがお気に入りの曲が平均して盤に3曲ほどなら収録は可能となる計算だ。唯一難を言えば携帯には不便な大きさである。

    さて、1995年のデータ・ブックを眺めると、いよいよ輸入盤の目覚ましい躍進の年となった。

    1994年録音 Aleessandro Galati の 『Traction Avant』という盤はマニアックなピアノ・トリオ・ファンに徐々に熱い視線の注がれる盤となっていった。私の周りにもこれは好い盤であるという噂がたちのぼり、気づくと入手は困難な盤となっていた。幸い早い時期に入手していたのでセールでの高額な争奪戦は避けることができたが、再発が成った最近までは、希少さを誇る一枚であった。何よりもクラッシク・カーをあしらったジャケ画に心奪われる。再発をされた現在でも既に市場で目にすることはあまりない様な気がする。好いものは市場から失せる足が極端に速い。皆、好いものを知っているのだ。
               Aleessandro Galati 『Traction Avant』 
            (1994年録音 Via Veneto Jazz VVJ 007)

    John Horler は英国のエヴァンス派ピアニストとしてSJ誌のデータブックでも評さている。しかし、私は発売された何枚かのピアノ・トリオ盤を聴くが、エヴァンス派というレッテルを意識して聴くことはない。彼ばかりではなく他のエヴァンス派と呼ばれるピアニストもそうである。好んで影響を前面に押し出しいる者や、デディケートを謳っている盤だとかは別としても、何でもエヴァンスの影を見つけながら聴くことに何か意味があるのだろうか。大なり小なり誰か先人の影響は受けて然るべきだろう。ところでこの盤はエヴァンスに捧げられていたのかな?
             John Horler『Lost Keys』
        (1993年録音 Master Mix CHECD00109) 

    嘗てティエリー・ラングの希少盤を入手するため夜を徹して廃盤セールに列んだ事があった。若かったということもあるが、その盤は嘗てどこでも目をしたことがなかった盤(オークション、廃盤セール、海外ウェブ・ショップ等々)で、これは夜を徹して入手するしかないと判断したのである。そこまでしたのにはその素晴らしさを確信した何かがあるのは言うまでもないが、その一因でもあるのが 1993年録音、この『Private Garden』である。件の盤は勿論入手した。
                Tierry Lang『Private Garden』
            (1993年録音 Plainis Phare PL1267 -85)

    Lynne Arrialeは凄いピアニストである。女性だからということで聴きだしたのは邪な動機からだが、彼女のライブ盤を聴きその凄さにぶっ飛んだのである。以来殆どの作品を渉猟した。この盤は人気のあるレア盤で入手に手間取った記憶がある。国内盤でも発売されたか。ジャケ写に芯の強さが見える。
               Lynne Arriale『When You Listen』
                (1994年録音 dmp CD-511)

    オールド・スタイルのピアノ・トリオに凝っている。正確にオールド・スタイルというのかどうか疑問だが、一般的なピアノ・トリオのドラムスの代わりにギターが入ったものである。古くはナット・コール辺りからだろうが、オス・ピーにもその編成が多々あるし、探せば結構好い盤が埋もれている。この編成の好いところは各位の自立航法的な演奏が聴けるところとギターソロが堪能できる事である。これも埋もれていた好い盤の一枚である。 
              『Michel Moore Trio  Plays Gershuwin』 
              (1993年録音 Master Mix CHECD 00210)

    これは後年、聴いて惚れ込んだ一枚である。 Aldo Romanoは何枚もリーダー盤を吹き込んでいるベテランのドラマーであるが、そのジャケの佇まいの好さと、参加者に惹かれ聴いてみた。聴くとその深い寛ぎ感に吃驚。多分若い頃には決してわからなかったものである。彼の作品ではまだこれに及ぶものはない。(聴きこみが足りないのかも知れないが・・)Paolo Fresuが俄然光る。
              Aldo Romano 『Non Dimenticar』
             (1993年録音 MLP 518 264-2)

    シンプル・アコースティック・トリオではこの盤以外に有名な盤があるので、これは余り採りあげられる事は少ないのではないかと思う。クリストフ・コメダの作品を演奏しているピアノ・トリオ盤である。コメダと聞くと避ける人が多いと思うが私もその一人である。しかしこの盤については素晴らしい内容であった。だまされたと思って聴いてみろ盤である。・・・誰かのフレーズだっ(謝)
               Simple Acoustic Trio『Komeda』
              (1995年録音 Gowi CDG-22)

    Martial Solalは凄い。年齢や経歴はさて置いて、この盤を聴けばどんなに凄いかが理解できる。年齢の割にとか、経歴の割りにとかの、小手先の評価は消し飛んでしまう。こういう盤が作れるジャズは最高である。
               Martial Solal『Triangle』
             (1995年録音 JMS 18674-2)             
               

          


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    ■2010/08/01(日) 漁盤アナクロニズム1994

    暑さの夏はトボトボ歩き・・・そうありたいのであるが、エアコンの部屋に籠る私はいつまでも詩人になれない。飲んだ水分が全て汗になってしまうかの猛暑、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

    休日の今日、午前中はエンジン付きの草刈り機で家の周りを刈っていたのだが、小一時間で辛抱がきかなくなった。冷水の風呂に入り、やっと一息つき、音楽を聴きながらアイスクリームを舐めながらパソコンに向かうという現代人に戻ってしまった。BGM(?)で聴いているのは、Elise Einarsdotter というおばちゃんピアニスト(謝)の『Sketches Of Roses』という黄色いバラがジャケットの、凡そマニアックなピアノ・ファンは手にもしない盤。昔、数百円で廉価箱に捨て置かれたのを試聴し、これは好いと思い購入した。こういう盤が実のところ私的名盤なのだろう。あとどのくらい音楽を聴く時間があるのか多寡が知れたものだろうが、こうしてチョイスされる盤こそが私的名盤なのである、どこの誰が薦めようと聴かなくては意味がない。1998年ストックホルムで録音されたらしく、ソロとベースとのデュオのみ。デュオ好きな私にはピッタリである。結構気に入っている。"Time Remembered』が正統的演奏で絶品。

    そう言うことで1994年のデータ・ブックからとなった。いよいよ時代の趨勢にSJ誌も屈した(?)のだろうか、この年から輸入盤を収録し始めた。国内盤をざっと見渡してもこれぞという盤はそれ程目につかなくなっている。そういう事でこの路線は止めるか、輸入盤に特化するかという岐路に立ったが、どっちつかずの私は、どっちつかずに進めて行くしかあるまい(笑)

    Valerio Silvestroというピニストのトリオにジェリー・バーゴンジが参加したRed Records の輸入盤である。この盤はダブルのストライプのズボンと革靴のイラストが印象的な盤で、目にして直ぐに購入した。外れはあるまいとの確信のもとで購入したのはWのズボンの裾が気に入ったからである、多分留めはベルトでなくサスペンダーであろう。どこか男臭い暗くて隠微な時代を彷彿とさせるジャケである。最近は廃盤になっているらしく、セールにもよく出品されている。まあまあの出来であった。因みに私もズボンは昔からW派である。
       
               『Napoli Connection』
             Trio Idea Featuring Jerry Bergonzi
             (1992年録音 Red RR 123261.2)

    Michael Garrick と言えば、好きな方は好きなのだろうが、私はそれ程ではない。しかし、この盤は例外で、何故かいつまでも手放せないでいる。彼の中ではそれ程高い評価をされている盤ではないだろうが、そのたたずまいが気に入っている盤である。多分月の大写し盤(?)などは手許に無いと思う。題名が凝っているが、多分この女性は誰も待ってはいないと思う。英国らしい盤。

              『A Lady In Waiting』
               Michael Garrick
           (1993年録音 Jazz Academy JAZA1)

    Egil Kapstad というピアニストが好きで、この盤以外でもう一枚Geminiから出た盤を一生懸命探し、遂に国立DUで見つけたが、その時の嬉しさを今でもよく覚えている。所謂エヴァンス派と言われているが、そういう事でなくても立派に個性的であるし技量があるのは周知の事実、参加盤を含め蒐集している。北欧には優れたピアニストが多いということを認知させてくれたピアニストの奔りである。

             『Remembrance』
              Egil Kapstad 
         (1993年録音 Gemini GMCD 82)

    Max Neissendorfer というピアノみたいな名前のピアニストに出会ったのは、この盤を店先で試聴し、余りの際立つ音の良さ、まさにライブの音を目の当たりにした時が最初であった。1~3曲のスタンダーズのがっちりした演奏に痺れ即購入した。但し何度も聴くと飽きるキライがあるので注意である。確かこのシリーズにはジーン・バッソもあり入手難となっている。

          『Live At Birdland Neuburg』
           Max Neissendorfer
         (1992年録音 TCB-9295)

    今でこそそれ程騒がれないが、一時Mペトことミッシェル・ペトルチアーニの人気は絶大であった。例にもれず私も聴きまくったが、変わり者の私は、特にこのエディ・ルイスとのデュオ盤2枚に嵌ってしまっていたので、どれそれのピアノ・トリオ盤が好いとの話も上の空であった。鍵盤楽器2台のデュオは難しいと思っているが、これは例外であった。後年N.H.O.ペデルセンとのデュオも出たね。

           『Conference De Presse』
          Michel Petrucciani~Eddy Louiss
       (1994年録音 Dreyfus FDM 36568-2)

    エンリコも今や大御所の感がある。初めて聴いたのがIDAレーベルからのソロ、デュオ、トリオ盤で、特に鍵盤を羽根に見立てたジャケに斬新な思いを抱いた。であるのでスペース・ジャズ・トリオなどは後追いの格好で聴くこととなった。が、チェットとの共演盤はそのころ聴いていたので既にどこかで耳にしていたのだろう。欧州特有のどこか陰鬱さのある音色を教えてくれた盤でもある。

            『Untold Story』
            Enrico Pieranunzi
         (1993年録音 IDA 036CD)


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