無料カウンター 満天ジャズCD倶楽部 2011年03月
 
 
 

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    ■2011/03/20(日) 怪物が街にやってくる~D.Friedmanのピアノ

    今野敏と言えば最近の『隠蔽捜査』シリーズが面白い。既に三冊の長編シリーズを上梓し加えて短編を収めた一冊があり、警視庁キャリアを主人公にしたところに独自性が見られる。殆ど警察小説では避けるところ(多分?)だが敢えて困難な切り口から始めるところに意気を感じる。朝食時、判で押したように複数の朝刊紙に目を通す習慣の主人公であるが、こうした日常的なシーンから物語は展開してゆく。この導入方法、読む側の日常生活とあまり段差のないところから物語を始める低姿勢な感じが私的には好きだ。著者もそういう考え方なのだろう、シリーズどれも朝食時、主人公が幾つもの新聞を読むところから物語がスタートする。

    話が少し脇道に逸れてしまった。

    古いジャズ・ファンで小説ファンなら多分ご存じだろう、この今野敏という作家、実は30年以上の大昔から旧知の仲(勿論一方的な…笑)なのである。当時(1970年代)の今野敏作品はジャズをテーマにし、しかもSFライクな感じであったと記憶している。双方のフィールドが当時の私の嗜好アンテナに掛かってきたのである。最近澄まし顔(笑)で警察小説などを書き、勢いある作家としての地位を固めているが、それに至る様々な労苦があったのだろうなぁと思っている。

    過日なにげに古本屋の棚を眺めていたら懐かしい名前に出会い嬉しくなってしまった。今野敏のジャズ小説(?)『怪物が街にやってくる』の背表紙タイトルである。何と文庫になっているではないか! 嬉しいので表紙をアップしておこう。

                         
    Mar2001.jpg      
                       今野 敏著 『怪物が街にやってくる』
                         (朝日文庫 こ 25-1)

    何が驚いたといって、今朝歯を磨こうといつものように歯ブラシにチューブの歯磨きを着けて磨き始めると、口中なにか変である。思わずペッと吐き出してみるとこれが驚くべきことに洗顔のフォームだった。歯磨きチューブの傍に見た目、形状が紛うばかりの洗顔フォームが置いてある・・・娘を咎めると、"確認しないパパが悪いでしょ"と軽く一蹴されてしまった。確かに確認しなかったのだが・・・それにしても嫌な感触、トラウマになりそうだ。

    いよいよ今日で地域の役職を放免になった。何かと忙しかった一年であった。危うくもっと忙しい役職が周ってきそうになったが、サラリーマンの忙しさを盾に断らせてもらった。定年を迎えたら一生懸命に地域活動をやらせてもらいますと言うしかない。

    さて、Don Friedmanは私のアイドル的なピアニストの一人であるが、老いてもなお盛んに作品を創作しているのには驚嘆するばかりだ。事あるごとに作品はチェックしているつもりであるが、緻密さと完璧を期すことのできない性格ゆえ漏れが多い。ベーシスト:Christian Fabianの2009年録音リーダー作Fabian Zone Trio『Keys In Ascension』という盤を過日ショップでチェック、この盤に件のDon Friedmanのクレジットを見つけた時は驚いた。そして聴いてみるとそれ以上に驚いてしまった。勿論余りの出来の良さにである。これが齢**年のピアニストの弾く音だろうか!? その凛とした溢れるばかりのリリシズム、意気を呑むセンス、集中力のあるアドリブの連鎖。どれもファンタスティックでアンビリーバブルである。13曲の収録曲中5曲がピアノ・トリオ編成、内一曲だけフリードマンの手になる『Friday Morning』という小曲やスタンダーズの名曲『What Is This Thing Called Love』等が収録されている。繰り返すがリリシズムとは斯く演奏を云うのである。静かな情熱であるがそれは青色い炎の様に内に秘めて熱い・・・これがフリードマンの演奏の凄さである。

                       
    Mar2003.jpg
                   
         Fabian Zone Trio 『Keys In Ascension』
                           (2009年録音 CAP1017)

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    14:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | Piano | Page Top


    ■2011/03/14(月) 佐藤洋二郎とバリトン盤

    地震の数日前、東北へ出張していた。その日もいくらか揺れていたのだが、これほどの惨事になろうとは思わなかった。気が重い日常が続く。どうにもならない自然の災害なのだが、どこか人災の様に感じてしまうのは何故だろう。

    この本についてはいつか言及したいと思っていた。 世に言うところのエッセイ集なのだが、どうしても単なるエッセイと思う事が出来ない。一篇、一篇が筆者の人生を反映する私小説の味わいである。幾分の無頼と彷徨への憧れ。短いセンテンスの文章に得も言えぬ滋味を感じる。常に枕元に置いているが読み終えるのがもったいないので、いまだ読了していない。こういうお気に入りの本は、これも十年以上昔に買い求め最も気に入っている豚革のブック・カバーに包んいる。活字と紙質も優しく深い。こんな好い本にはそうは巡り合えないだろう。

                                Nov03_09.jpg

                                   佐藤洋二郎著『人生の風景』
                                    (平成16年8月 作品社刊)

    ところでバリトン・サックスが好きである。朴訥でいてゴリゴリした感じの風合いは堪らない魅力だ。ピアノ・トリオを一巡すると決まってバリトン・サックスを渉猟するのがCDショップを訪れた時の行動パターンである。しかし発売点数は他の楽器と比べると少なく、それ程目ぼしいものは少ない。そんなマイノリティなバリトンだが、こんなジャケットを目にしたら買わざるを得ない。云うまでもない、サージ・チャロフの定盤キャピタルの『Blue Serge』を意識したジャケットである。リーダーはRik Van Den Bergh。彼がそれぞれ4人のサクソニストとピアノ・トリオをバックに共演する形である。この編成、バリトンを際立たせる効果は抜群である。何事も相対性、比較において活きてくるのだろう、バリトンの特性が浮かび上がった好い演奏ばかりである。前出のエッセイ集と何処か似ているのだがその類似性を論じることが出来ない。

    サージ・チャロフは34歳で亡くなったようである。随分若くして亡くなったものだ。著名人で名を残しながらも若くして逝くものが昔は多かったのだなぁというのが今日の感想。 

                              
    Mar1102.jpg                    
                                     Rik Van Den Bergh 『Reserge』
                                (2007年録音 Maxanter Records MAX75373 ) 


    20:56 | トラックバック(0) | コメント(3) | Baritone Sax | Page Top


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