無料カウンター 満天ジャズCD倶楽部 2011年04月
 
 
 

■Profile

山帽子
  • 山帽子
  • ジャズの話題が中心ですが、時として話題はあらぬ方角へ飛ぶこともあります
                
  • RSS


  • ■Link

  • ゴイス音楽日記
  • 中年音楽狂日記
  • A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~ 
  • 豆腐に柳
  • 二流ジャズの愉しみ
  • Todo Sobre Mi Musica
  • Jazz from 43rd parallel north


  • ■Search



    ■--/--/--(--) スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    --:-- | トラックバック(-) | コメント(-) | スポンサー広告 | Page Top


    ■2011/04/15(金) 廃盤の再発について

    最近の廃盤再発ラッシュには閉口してしまう。結構な大枚で購入した高額廃盤が二束三文で再発されてしまうのである。最早これは詐欺ではないかと怒りのマニアがいたって不思議ではない。売る側と再発の促進側が同じ狢であるならばこれは成立するのだろうが、精査する気も出ない。

    例えばオールドTCB象徴的廃盤 Thierry Lang Trio『Child's Memories』(TCB9070)など、まさか再発はされまいと思っていた矢先、過日某DUショップ店頭で平積みで売られていて唖然となった。しかもジャケもオリジナルジャケで同じ仕様である。所詮CDなんだなぁ・・・と深く感慨したのだった。後日よくよく調べるとオリジナルとは若干違っていた。先ず題名がオリジナルはThierry Lang Trioであるが再発盤はThierry Langである(これは或る意味再発盤の表記が正しいだろう)、また、裏ジャケがオリジナルはカーキ色であるが、再発盤は白地である。微妙な違いはまだあるが大きなところはそんなところだ。だからと言って心休まる訳ではない。何せ早朝一番で並んでゲットした盤である、拘りがあって然るべきだろう。

    古くはピアノ・トリオ・マニアが熱狂して求めた『Levin'Song』、『Anyone Who Had A Heart』、『Autumn In NewEngland』
    、『Waiting For Birth』、『And You've Been Waiting?』、『Trio』、『Aydin Esen』、等が再発された。しかし流石にオリジナルを意識したのかそれぞれ紙ジャケであったりジャケ画やジャケ裏の意匠を変えたりとそれなりの配慮があった。しかし数枚の盤に至ってはオリジナルと同じ体裁で出され愕然としたものだった。 『I Love Paris』、『I 'll Give You Something To Remember Me By・・・』、『That's All』、『Icarus 'Flight』など多分精査した訳ではないので真偽は定かでないが、そういう盤だろう。また、なかなか市場に出ることのなかったベーシスト Jordi Vilaの虎のジャケ画で有名な作品 『Homenatge A Charles Mingus』も遂にオリジナルと紛う事なく再発されてしまった・・・沢山あり過ぎて枚挙に遑がない。当の私など数枚売却したが上記盤は全てオリジナルで、つまりCDにしては法外な高値で購入したクチである。実に複雑な想いである。

    さて今回は上記にも記載したベーシスト Jordi Vilaの諸作を紹介したい。その懐深い演奏に接し、これぞジャズの醍醐味だと甚く感じ入ったからである。聴く度、これほどの寛ぎを感じる盤はそうはないからである。法外な値段でトラジャケ盤を入手したが、内容的には『M.D.M.』が断トツで捨て曲なしの極私的愛聴盤である。


    Apr1401.jpg        Mar0305.jpg 
      Jordi Vila『Homenatge A Charles Mingus』        Jordi Vila『M.D.M.』  
        (1992年録音 EGT 558 CD)     
     (1999年録音 SatchmoRecords SJR CD00016J)
    Mar0401.jpg        Apr1101.jpg
          Jordi Vila『Opus3』                   Jordi Vila『Present』 
       (2004年録音 Alicante Jazz)          
    (2005、2008年録音Mat Music 0103)
    スポンサーサイト
    02:19 | トラックバック(0) | コメント(2) | Favorite Rare CD | Page Top


    ■2011/04/14(木) 公園にて

    久しぶりにカメラを持って近くの公園へ散策に出かけた。

    春が降りてきていた。
    名付けられない幾色もの緑が木々を彩っている。爽やかな陽光が露のように新鮮に若葉に降りそそいでいる。心が浄化されるのを感じる。" 光あるうち光の中を歩めよ " これは決して譬えではない。 
      
                 162.jpg 

    ★様々な色調の緑が光の中で生命の息吹を美しく奏でている
    それらは意図した調和ではない。 

                  178 - コピー      173 - コピー 

                151 - コピー      148 - コピー

    ★ 空は人間の幸福や不幸とは無縁の青さで何処までも続いている
      藍色の深みは空の海溝だ。

              150 - コピー


    さて、こんな好い天候には爽やかなピアノ・トリオ盤が似合うだろう。 最近は女性のピアニストの粋が好い。西山瞳は 『I'm Missing You』という自主製作盤を2004年に吹き込んでいて"Everytime It Rains"という曲を愛聴している。この曲は題名の通り雨の降りしきる欧州の暗い風景を連想させ、根暗な私の感受性に強く訴える曲で気に入っているが、幾分こなれていない感じ、シビアな言い方であれば稚拙な感が拭えない。私的には逆にそういう点が新鮮で好ましいのであるが、うるさ方からはそう云う風に好意的には思われないだろう。今回紹介のこの『Parallax』は2009年に製作された4作目となる。間の2作は未聴であるが、乱暴な感想を言えば、これは格段の進化を遂げた作品に仕上がっている。特に吃驚したのはスタンダーズ"Softly As In A Morning Sunrise"の演奏である。殆ど原曲の形がなく激しいビートに乗ったアグレッシヴな演奏に痺れた。メカニカルで爽やかな感じが今(?)のピアノ・トリオ的である。まあ、誰しもそう言う風に変化を余儀なくされるのだろう、一抹、寂しい感もある。そう言うところが幻の1st 盤ブームを牽引する根強い人気の所以かも知れない。

           Apr1406.jpg 
                西山 瞳 『Parallax』 
           (2008年録音 Spice Of Life PBCM-61032)  
       
           




      
    00:15 | トラックバック(0) | コメント(2) | Photo | Page Top


    ■2011/04/10(日) 桜堤で聴くジャズ

    桜はバラ科の植物だ、というのは皆を"ホ~ッ"と言わせしむるこの季節の知ったかぶりアイテムの代表的なネタである。また、或る一定の気温になると一斉に開花するのは一本の木から次々と接ぎ木で増やすためで、同じDNAであるからというのも結構"なるほど度"が高い。加えて育ちは早く樹齢は60年程で枯れると言うのも話題にすると意外と尊敬される。文化的には明治の頃(?)アメリカに桜を贈り、お返しに最近街路樹の定番となった花ミズキを頂いたことも加えると鉄壁だ。因みによく見るのはソメイヨシノという交配種である。何と何の交配かは忘れた。

    そういうことでこれから桜を見物に出かけようと思っている。勿論上記の蘊蓄も忘れずに披露するのだが、毎年同じことを云うのでうなずく方も又かと云う感じになる。それも例年の慣習だ。
     
    (中断)

    今しがた近所の桜をドライブがてら観て食事とお茶をして帰還した。本当は外堀公園や大きな桜のあるスポットに足を延ばせば好いのだろうが今日は睡眠不足気味なのでショート・カットした。昼飯は行きつけの饂飩屋で鰈の煮付けと饂飩をタラフク食べ、オヤツには美味しい珈琲とチーズケーキを食べるという精神的には至って好いのだが身体的は極めて芳しくない事をやってしまった。本当は車でなければ冷酒といきたいところだがそういう意味では極めて健全だった。人間は、いや私は、何かにつけて自分の為した悪行の言い訳を取り繕うものだ。

    最近こんなことになってつくづく考えてしまう。実際物理的には被災に遭った訳ではないのだが上手く言えないがやはり何らかの形で被災したとしか言いようがないのである。

    我々の日常は相変らず回ってゆく。桜のアーチは儚さ故その永遠を夢見させ、マスターズで若きゴルファーは眩しいほどの希望と挫折のドラマを演じている。何処かで目にしたことのある言葉 "Today Is The First Day Of The Rest Of Your Life." まさに今日は残された人生の始まりの第一日なのだ。・・・静かに覚める想いがある。

    こんな日は音楽を聴こう。リズムと和音を背に揺るぎない方向へ疾走する旋律と奏者達の無言の連携を聴こう。しかし、こんな青臭くって硬質な想いに応えられる音楽があるだろうか・・・

    Keith Jarrett。彼の真面目くさったこの盤しかあるまい。

                      Arbour Zena
                     Keith Jarrett 『Arbour Zena』 
                                      (1975年録音 ECM J33J 20065)
               


    07:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | Piano | Page Top


    ■2011/04/03(日) 曲は出だしが命だ

    なんだか妙に忙しい。週の半数以上をビジネス・ホテルで過ごしているのでゆっくり珈琲を飲みながらゆったりとジャズを聴くような少しばかり贅沢な時間が持てずにいる。しかし、たとえそういう時間が持てたとしても浮足立っていてそういう気分になれそうにない・・・

    そんな昨今だったが今日の日曜、久々にアイ・ポッドの収録・・・以前から話題にしている・・・を再開してみた。ランダムにラックからCDトレイに載せ再生、瞬時に好みの曲か否かを判断し好ければ収録するという作業である。つまり曲の出だしの善し悪しで判断し収録すると云う事をしている。雑なことに思われるだろうが、これは、ほぼ間違いなく出だしの優れたものが好い音楽であると断言することができる。この作業から習得した確信である。中には出だしはそれ程でないものが後半部で素晴らしい展開になるものもあるが、それは極々稀なことである。そう言う曲は後半が好いと分かっていても出だしに難があるため少しづつ聴く気にならなくなる。足が遠のく、いや、より耳が遠のくと云う感じになるのである。

    今日は久しぶりにAke Johanssonのピアノを聴いた。Kjell Janssonというベーシストのリーダー盤『Back From Where We Came』という1998年に吹き込まれたスエーデン産アルバムである。ベース・リーダー盤には何故か当たり盤が多いと云うのは経験則的に言えると思っているが、そう思っているジャズ・ファンはきっと多数いるだろう。どうしてなのか考えてみるのも面白いかも知れないが、少しばかり疲れているので今日は探求しない。

                            
    Apr0301.jpg
                               Kjell Jansson Quartet
                            『Back From Where We Came』
                         (1998年録音 Touche Nusic TMcCD009)

    "The Peacocks"というジミー・ロールズの名曲がある。ことさら集中して蒐集している訳ではないが、ふと中古レコード屋で採り上げた盤にその曲が収録されていたりすると殆ど購入するくらいの愛着はある。幾分エキセントリックな味わいが沁みる好い曲なのである。一番有名どころは孔雀がイラストされたスタン・ゲッツのアルバムだろうか。あれにはピアノに当のジミー・ロールズが参加している。そんな名曲だが、偶に弄くり過ぎたものに出くわすことも多い曲でもある。期待する旋律の美味しい部分がなんだか肩すかしをくった感じで沁みることなく過ぎ、遠くそれらしき香りを残して曲が終息したりする。おい、ちょっと待て、この曲の肝は何処へ行ったのだという感じなのである。そういう盤の一枚がこのLouis Stewart(g)とFrank Harrison(p)のアルバムである。端的に云うと味が薄い。私のような田舎者にはもう少し濃い味付けが欲しいものだなぁと常々思っていたのだ。が、しかし人間とは不思議な生き物である。何故か最近これも好いんじゃないのか・・・などと幾度も繰り返し聴くと宛も京風な味付けに傾倒するかのように惹かれていったのである。やれやれである。因みにFrank Harrison、陽だまりの玄関の床(?)を写したモノクロジャケで内容は突飛に優れてはいないが静謐で味わいのあるピアノ・トリオ・フォームの佳作盤がある。

                              Apr0401.jpg
                             Louis Stewart&Frank Harrison Trio
                                    『You've Changed』
                     (2006年録音 Desert Island Jazz Productions DIJP0001)

                          

    21:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | Piano | Page Top


    |


    03 2011/04 05
    - - - - - 1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30


    ■Recent Entries

  • ■Marcos Jimenez~ソロピアノの魅力(11/24)
  • ■ゆえあってエヴァンス・ヴィレッジヴァンガード・コンプリート盤を聴く(09/27)
  • ■アコギの夏 ~ラルフ・タウナー(08/08)
  • ■『Signal Sessions』の話 (07/17)
  • ■Grant Levin ~ジャズ盤蒐集再燃~(06/28)
  • Jazzお茶ノ水博士と幻のピアノ・トリオ盤の話(05/30)
  • Long Good Bye(09/19)
  • 海辺の再会盤の話(02/22)
  • 珍屋 ~"猫棚"稀少盤の話~(02/22)
  • 骨折とドン・トンプソンの話(01/25)
  • チャーリー・ヘイデン・フォーエヴァー!(01/12)
  • フランスのスタンダーズ盤 その他(01/07)
  • 謹賀新年(01/01)
  • Lina Nyberg の熟成はいつなされたのか?(12/30)
  • 深夜に聴いたピアノ・トリオ盤のこと(11/14)


  • ■Recent Comments

  • 山帽子(11/16)
  • Tetsuo Shimizu(10/13)
  • 山帽子(07/17)
  • Mae-chan(07/14)
  • 山帽子(07/11)
  • Tetsuo Shimizu(07/09)
  • 山帽子(06/27)
  • バード(06/09)
  • 山帽子(04/01)
  • バード(03/20)


  • ■Recent Trackbacks

  • 中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar:ピアノもヴァイブもいけてるDon Thompson(07/03)
  • 中年音楽狂日記:Toshiya\'s Music Bar:Ralph Townerの魅力(05/01)


  • ■Category

  • 音楽/嗜好別の分類 (0)
  • Favorite Rare CD (52)
  • Favorite CD Jacket (5)
  • Favorite Tune (9)
  • 音楽/楽器別の分類 (191)
  • Piano (73)
  • Bass (10)
  • Drums (0)
  • Organ (1)
  • Baritone Sax (4)
  • Tenor Sax (11)
  • Alto Sax (2)
  • Soprano Sax (0)
  • Trumpet (3)
  • Trombone (0)
  • Clarinet (0)
  • Flute (0)
  • Guitar (6)
  • Vibraphone (3)
  • Harmonica (1)
  • Accordion (3)
  • Harp (1)
  • Strings (2)
  • Vocal (20)
  • Various  (28)
  • 音楽/編成その他の分類 (23)
  • Duo (8)
  • Old Piano Trio (Piano+Bass+Guitar) (2)
  • Drumless Trio (Piano+Bass+Horn) (2)
  • Female Musician (7)
  • Japanese Musician (1)
  • Bossa Nova (0)
  • Rock/Folk (0)
  • 2Horns (2)
  • 3Horns (0)
  • 4Horns (1)
  • Big Band (0)
  • Jazz Around (0)
  • 音楽以外/その他の分類 (29)
  • Book (4)
  • Cycling (1)
  • Photo (12)
  • Essay (0)


  • ■Archives

  • 2016年11月 (1)
  • 2016年09月 (1)
  • 2016年08月 (1)
  • 2016年07月 (1)
  • 2016年06月 (1)
  • 2016年05月 (1)
  • 2015年09月 (1)
  • 2015年02月 (2)
  • 2015年01月 (4)
  • 2014年12月 (1)
  • 2014年11月 (1)
  • 2014年09月 (3)
  • 2014年08月 (1)
  • 2014年07月 (3)
  • 2014年06月 (4)
  • 2014年05月 (2)
  • 2014年03月 (2)
  • 2014年02月 (2)
  • 2014年01月 (3)
  • 2013年11月 (3)
  • 2013年10月 (1)
  • 2013年09月 (1)
  • 2013年08月 (1)
  • 2013年07月 (1)
  • 2013年06月 (4)
  • 2013年05月 (1)
  • 2013年04月 (3)
  • 2013年03月 (1)
  • 2013年02月 (2)
  • 2013年01月 (3)
  • 2012年12月 (2)
  • 2012年11月 (3)
  • 2012年10月 (1)
  • 2012年09月 (2)
  • 2012年08月 (1)
  • 2012年07月 (2)
  • 2012年06月 (1)
  • 2012年05月 (6)
  • 2012年04月 (3)
  • 2012年03月 (2)
  • 2012年02月 (2)
  • 2012年01月 (4)
  • 2011年12月 (4)
  • 2011年11月 (7)
  • 2011年10月 (5)
  • 2011年09月 (3)
  • 2011年08月 (6)
  • 2011年07月 (5)
  • 2011年06月 (5)
  • 2011年05月 (3)
  • 2011年04月 (4)
  • 2011年03月 (2)
  • 2011年02月 (3)
  • 2011年01月 (6)
  • 2010年12月 (4)
  • 2010年11月 (4)
  • 2010年10月 (6)
  • 2010年09月 (7)
  • 2010年08月 (5)
  • 2010年07月 (8)
  • 2010年06月 (8)
  • 2010年05月 (3)
  • 2010年04月 (4)
  • 2010年03月 (5)
  • 2010年02月 (8)
  • 2010年01月 (5)
  • 2009年12月 (6)
  • 2009年11月 (10)
  • 2009年10月 (5)
  • 2009年09月 (4)
  • 2009年08月 (2)
  • 2009年07月 (1)
  • 2009年06月 (4)
  • 2009年05月 (3)
  • 2009年04月 (5)
  • 2009年03月 (5)
  • 2009年02月 (2)
  • 2009年01月 (5)
  • 2008年12月 (1)
  • 2008年11月 (4)
  • 2008年10月 (5)
  • 2008年09月 (2)
  • 2008年08月 (4)
  • 2008年07月 (5)
  • 2008年06月 (1)
  • 2008年05月 (2)
  • 2008年04月 (2)
  • 2008年03月 (3)
  • 2008年02月 (1)
  • 2008年01月 (2)
  • 2007年12月 (3)
  • 2007年11月 (1)
  • 2007年10月 (1)
  • 2007年04月 (1)


  • 上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。