無料カウンター 満天ジャズCD倶楽部 2011年08月
 
 
 

■Profile

山帽子
  • 山帽子
  • ジャズの話題が中心ですが、時として話題はあらぬ方角へ飛ぶこともあります
                
  • RSS


  • ■Link

  • ゴイス音楽日記
  • 中年音楽狂日記
  • A Place In The Sun ~マイナージャズレコードの世界~ 
  • 豆腐に柳
  • 二流ジャズの愉しみ
  • Todo Sobre Mi Musica
  • Jazz from 43rd parallel north


  • ■Search



    ■--/--/--(--) スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    --:-- | トラックバック(-) | コメント(-) | スポンサー広告 | Page Top


    ■2011/08/29(月) 可哀想な盤たち

    明らかにこれは私の愚かな性癖なのだろうけれども、 (或は何か特別、病理的な心理が働いているのか? 自分の心をじっくり分析した訳ではないので分からないが・・・)古本屋に入って大変気に入った本が二束三文の値段で売られていると ついつい買ってしまう。それ故私の書棚には同じ本が数冊置かれることになる。結果は同じだが、買ったことを忘れて再度買ってしまう "痛い" W買いとは明らかに一線を画する。例えば今日買ってしまった 奥泉光著『石の来歴』に至ってはハード・カバー3冊、文庫本1冊を所持している。これだって一冊を友人が来た折、無理やりに持って行かせた結果であるので、実に病理的なことだ(笑)。 これらはもちろん確信的に買うのだが、ポイントは二束三文で売られていることだ。

    同様な事はジャズ盤においてもそうだ。大変気に入った、個人的に思いこみのある盤が安価に投げ売られていたりするとついつい購入してしまうのである。深く考えた訳ではないが、これは気に入ったものが不当な扱いを受けていることに対する抗議的行為かも知れない。或はそれらの扱いが可哀想と、擬人的な心理に根ざしているのかも知れない。また、より言えばこれらの好さをわかっているのは自分だけなのだという幾分奢った心理ゆえかも知れない。いずれにせよ買う。市場価値のない安価で捨て置かれた盤(本)であるが、私的には輝くばかりの価値を買うのである。こうした数少ない盤(本)に巡り合えるのは実に幸せなことだと最近感じている。

    しかし今日買った本は確か昔、芥川賞を受賞したような記憶がある。であるなら "これらの好さをわかっているのは自分だけなのだ"という理屈には全くあたらない訳だ。それにしても最近そういう立派な(?)本でさえ、と言うよりそう言う本だからこそ誰からも見向きもされなくなったようだ。『石の来歴』の出だしの数行を読んだだけでこれは暗いなぁと思う。これでは最近の若者は読みはしないだろうな。多分そう言う本を好んで読むのは相当変わった人間、マイノリティな存在であるのは間違いのないことだ。
     
    どうやら夏も終わろうとしている。夕刻が少しづつ早く訪れ、家の裏手から蜩の声が聴こえる。何かが終わろうとするのはいつだってもの哀しいものだ。音楽にもそういうものがある。例えばKnut Riisnaes 『Touching』、2001年録音 北欧の人気ピアニスト:Dag Arnesen と ベーシスト:Terje Gewelt が参加したちょうど10年前の作品。この哀愁感はまさに夏の終わりである。Knut Riisnaes のサックスにDag Arnesen トリオの繊細な演奏が遣る瀬無い感情を掻き立てる。これも数枚所持している盤である。一時レコメンドされて騒がれた盤であるが、こうして10年も過ぎた頃に取り出して聴くのが正しい聴き方ではあるまいかと思う此の頃、ますます感慨を深める盤である。

                  Aug2901.jpg
             
              Knut Riisnaes『Touching』
                    (2001年Resonant Music RM8-2 )
                    
              All Tunes  esp. #6 "Mountain Rag Suite Part3"


    スポンサーサイト
    01:28 | トラックバック(0) | コメント(2) | Tenor Sax | Page Top


    ■2011/08/21(日) 雨の日の独言

    何かを書いて誰かに伝えると言う作業はシンドいものだ。ことに趣味で、個人的な好みの領域で、聴いても聴かなくても生死に関係のないジャズ盤をどうのこうのと評価する行為は、ジャズのJの字も関わりのない人が読んだら、何にこれほど拘っているのかと噴飯するに違いない。同じ土俵に上がった者でないと分かり合えないものなのか、いや、それでさえ分かり合えないことだって間々ある。そう言う風に考えると狭い世間をより狭くしている行為なのかも知れない。

    いつだったか、絶対的なあるジャンルのオーソリティ的論者に勝つためには、同じ土俵に上がらないことだという主旨の文章を読んだことがある。なるほど、そういうことだなぁと感心した覚えがある。

    関連性はないが、何十年と摘み食い的なジャズの聴き方をしてきた私の好みは実に偏向しているのは事実で、一般に流布しているジャズ入門書のジャズ盤の全てとは言わないが多くに感動を覚えることは少ない。それでも確立した名盤には口を濁しながらも賛同の意を呟いたりしている自分はどうも情けないものがある。それは今まで生きてきた世間との関わり方、日本人的な生き方との相関性が大きいと踏んでいて、個人の所為とは思わないという私の狡さでもある。これでは私のミュージック・ライフ(?)は面白い訳がない。 一体どこに感動しているのか? 偶に頭から冷水を浴びたいと思う時がある。決してストイック的な観点ではなく。

    (さて、今から散髪に出かけるので中断。)

    以前話題にした散髪の話だが、ボサボサの頭も限界になり1月程前、近所に出来たばかりの散髪屋に入ってみた。日焼けした若い店主が一人で経営する小さな店で、小さいながらも以前の床屋に比較するとお洒落な感じでターゲットが若者の様である。出来たら髪は長い方が好いと思っているのであるが、哀しいかな、しがないサラリーマン、人並みに小奇麗にしておかなくてはならない。私の髪は曲っ毛で伸びると跳ねてくるので困っている。そこで少し跳ねたところを切って欲しい旨を伝える。驚いたことにこれまでの床屋とはカットもシャンプーもシェービングも、その他細かいとこが何もかもが違う。頭皮や顔へのマッサージ(?)に至っては小さなカルチャー・ショックさえ覚えたほどである(笑) 

    そういう事で、座れば黙ってやってくれる床屋のよさも然ることながらこの進化した理容の変貌も素晴らしいものがある。イヤハヤ時代は変わっているのである。

    これに似たことがもう一つある。5年乗っている私のポンコツ車を過日車検に出したのだが、代車に最新の乗用車を出して貰った。幾つか驚くことはあったが、最大の吃驚はその燃費の良さである。優に私の車の倍以上、もしかしたら3倍は走る。しかもディスプレーに燃費のアベレージが刻々と表示され、今の運転状況がエコかどうかまで教えてくれる気の配り様である。またイグニッションはなくボタンでエンジンがかかる等々。これで小排気量なのだからなぁ・・。しかも足回りが適度に硬く、大昔初めてドイツ車に乗った時の硬質を内包した軟らかさのある安定感とでもいうような感触を想い出した。快適という概念が隅々にまでいきわたっているような・・・快適さはどこまで科学されたのだろうか。


    15:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽以外/その他の分類 | Page Top


    ■2011/08/14(日) 米国のピアノ・トリオ盤

    今日は汗をかきながらCDラックの整理をした。長い時間、ことによると数年間も聴いていない盤が引き戸の奥に薄く埃を被って積まれていた。一番上の積まれた一枚を何気なく取り出して聴いてみた。ベツレヘムのスー&ラルフ・シャロン『ミスター&ミセス・ジャズ』である。#1 "It Don't Mean A Thing"の小気味好いリズムにJ.R.モンテローズのテナーが渋く絡む。この盤にはJ.R.以外にもエディ・コスタ、ジョー・ピューマ等、昔夢中になって聴いていたアメリカのミュージシャン達が参加している。ここでは勿論リーダーのラルフ・シャロンがピアノを弾くので、エディ・コスタはヴァイブに徹している。それが奏したのかジョー・ピューマのギターとヴァイブがほどよく絡んで上品なジャズに仕上がっている。少しポール・スミスのリキッド・サウンドっぽくもないがJ.R.のテナーの熱さとシャロンのピアノのブルージーな間合いと、スー・シャロンのヴォーカルの少し投げやりなレイジーさがそうはさせなかった。久々にアメリカのジャズを聴いた実感である。

    そう言えばラルフ・シャロンにはベツレヘムにもう一枚ピアノ・トリオ盤があった。また、アーゴにも一枚黒っぽいジャケの盤があった筈である。昔、レコード会社がもの好きにもアーゴ/カデット盤を酔狂にも世界初に国内盤でCD化した時があり、発売日を待って入手したのを昨日のことのようによく覚えている。多分一般的な人気はないがマニアには堪らないプレゼントで、発売時に入手を逃したら多分市場から一斉に消えるだろうと思った。案の定今では影も形もない。また同時期にキング・フレミングの隠れ名盤『Misty Night』もCD化された。どちらかと言うとこちらのCD化の方が嬉しかった。伴に購入したが、今では何処かに潜ってしまっている。絶対に手放すことはない筈である。そう信じている。

    そういう事でCD盤の整理を始めた筈が、アーゴ盤探しになってしまったのである。3つめのラックの奥から件の盤は出てきた。ボビー・タッカーやサイ・コールマン、ロジャー・ラムなどの懐かしいピアノ・トリオと一緒に。何故かホッとした。実は心の片隅でアメリカのジャズに見切りをつけて売却してしまったのではないかという恐れを抱いていたのだった。このほっとした想いは一体何なんだろう?

    そう言う事で今日はアメリカのピアノ・トリオを聴いていた。久しぶりに "Misty Night" の身体の芯にまで沁みるような暗く冷たい哀愁感に染まって涼を得た。それに相変らず " Walk Softly" も悪くない。

    米国のピアノ・トリオ盤。捨てがたいとは斯く言うことなのだろう。


    Aug1405.jpg    Aug1407.jpg    Aug1406.jpg
        Sue & Ralph Sharon        Ralph Sharon&Friends        The King Fleming Trio
          『Mr&Mrs Jazz』               『2:38A.M.』              『Misty Night』
    (1956年録音 BethlehemTOCJ-62009) (1958年録音Argo MVCJ-19186) (1960年録音Argo MVCJ-19191 )

    追記:ラルフ・シャロンは英国産~米国活動であった。
                                      

    21:40 | トラックバック(0) | コメント(2) | Piano | Page Top


    ■2011/08/12(金) 熱帯夜、オルガン・ジャズに痺れる

    私の住む関東平野中央部は暑さの吹きだまりらしく温度だけでなく湿度も高い。毎年この頃になると愚痴っぽい記事をアップするのが慣例なので今年も一回ぐらいは書いておこう。日本に赴任する外国人には熱帯手当が支給されるとかきいたが本当だろうか?どこの国の何と言う企業かは知らないが、そんな話がマコトシヤカに語られるのも強ち嘘ではないかも知れない。イヤハヤ暑さは兎も角このべたつく湿度は嫌いだ。

    以前紹介したハンガリーのピアニスト:Pleszkán Frigyes (1959生)がどうやら亡くなったようだ。夕べ何気にウェブチェックをしていたらそれらしい記事に出会った。しかし如何せん、ハンガリー語(?)が理解できないので下記表記で判断した。 彼の作品は数年前、ブタペストへ旅行する友人に頼み、地元のCDショップを回って探して貰ったが残念ながら入手は叶わなかった。その後何とか苦労して入手した彼の作品は今でも私のお宝となっている。今回映像があったのでアップした。画像は悪いが演奏内容は優れていると思う。視聴されたし。これだっ → → → 
    Pleszkán Frigyes(1959~2011)

    話は突然変わる。

    大分前になるが某CDショップで買い物をして帰る際、店のレジ前が混んでいたので迂回して出ようとグルリと後ろの陳列棚前を通ったところ下記盤に目が釘付けとなった。んっ?これは俳優のリー・ヴァン・クリーフか?と言うような渋いジャケ。これを逃すと入手できない予感を感じ即買した。不勉強でお恥ずかしいが、Ron Seaman(B3 Organ/Pf)をリーダーとしたT.C Jazzcartel というジャズ・ユニットを知らない。ジャケ写は渋いのだがペラ紙一枚で肝心なデータ類の記載がない。いつどこで録音したのかが皆目分からないし、その他ジャズ・ファンであれば知りたいような情報(?)の片鱗もない。分かることはフロントに ①テナー/バリトンサックス ②トランペット/フリューゲル にピアノ・トリオ+ギターの構成(この6名がユニットなのだろう) これにゲストの③トロンボーンが加わり9曲を収録、1 曲を除きオリジナル。リーダーは1曲のみピアノ、 2曲に多分フェンダーローズ、他はオルガンを演奏しフロントは3管。以前はきっとオルガン・トリオでバリバリ活躍していた手練であろうと思われるが、Ron Seamanなるミュージシャンはくどいようだが初見である。 しかし収録初っ端の演奏#1 "Wire To Wire"を 一聴すると強烈なハイキックを後頭部へくらった衝撃がある。#4 は 唯一お馴染みの "Jeannine" ・・・何と言う快感・・・オルガン・ジャズに痺れる熱帯夜である。

    追記:かく余分な記載のない盤に極くたまに廻り合うことがある。①記載する必要性を認めず敢えて書かない、②怪しい理由(?)から書かない、③単純に記載を忘れた、 それらを考えるのは勿論推測の域を出ないのだが、この盤に関しては①であろうと考える。音楽にそんな情報は不要だろう・・・ジャケ写はそう語ってはいないか?
      
          
    Aug1001.jpg
                  Ron Seaman&The T.C.Jazzcartel  

                    『Trifecta』 (Seajazz 861) 

    19:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | Organ | Page Top


    ■2011/08/09(火) 最近のお気に入り2管盤

    それにしたってそれほど廃盤ばかりをアップした訳でもなく、好き勝手に自分の好きな盤をピックアップしていたのだが、なんだか少し気が楽になった気がする。廃盤という括りに自ら課した錘がなくなったせいかも知れない。"廃盤"ジャズCD倶楽部というタイトルに遜色のない盤を選ばなくてはという一種使命感は幾ばくかあったと思う(?)

    忘れていた頃、見も知らぬCDが見も知らぬ海外の文字で書かれた宛先に到着する。その宛先は間違いなく我が家なのだが全く身に覚えがない。これは或る種の詐欺ではないかとも思うがCDを聴いてみるとその純度の高いジャズに感激し、大昔どこぞに発注をかけていた盤だと納得する。

    例えば最近遅まきに嵌っている2管ジャズ。出来ればフロントはサックスとペットの編成で手が切れようなエッジのあるブロウな演奏が好い。バックではこれも手数とキレのあるピアノとリズム隊が負けじとバリバリの演奏を繰り広げる。こんな凄いバック演奏なら彼らの凄腕なピアノ・トリオ作品もあるに違いないと思うような・・・そんな総体うねる様な一体感ある圧倒的な演奏、そういう盤が理想形である。それがハード・バップと呼ばれようとコンテンポラリーと言われようと、またモーダルな演奏であろうとなかろうと聴いて好ければ全て好し、心の針がどこまで振れるかに懸かる。ある意味鷹揚である。

    今回紹介の3枚はどれも素晴らしいフロント2管盤である。それぞれ一枚にスぺ―スを割くべき秀逸な作品であるが比較において理解できることもある。所詮は相対性のなかで生きているんだ僕たち。

    乱暴な比喩だが硬軟で言えば        L14,16  Jan Jarczyk  The Last Straw   軟 と言う感じ。

    硬な演奏寄りではL14,16 『Phlogistone』の一曲目に収録されたピアニストRainer Bohm の作品 #1 "Nürnberg" だろう。たった47秒、瞬時の演奏であるが、リズム+ブラスが濃縮されたスリリングな演奏を披露する。これを聴いただけで虜になる。こういう方向性なバンドです的なイントロダクション的演奏。大昔聴いたブラス・ロック・バンドの雄;Chicagoのデビュー盤にして後年の軟化した盤とは隔絶の名盤 『Chicago Transit Authority』を想い出してしまった。勿論2005年録音 L14,16 の方が進化し大分手は込んでいるが、どこか同じ匂いがする。

    さて、続いてはJan Jarczyk 『Cliffs/Les Falaise』 である。 97年録音のこの盤は廃盤らしく殆ど市場では目にすることはない。だからという訳ではないが、2管ジャズでは筆頭株の愛聴盤となっている。Jan Jarczyk の精緻なピアノ、Tim Hagansのキレノあるペット、Mike Sim の唸るテナー、Eric Lagace&Andre Whiteの腰のあるリズムが理想形の2管ジャズを形成する。 #1 "Rollin Road"におけるTim Hagansのペットソロを筆頭、各プレイヤーが素晴らしいソロを披歴する。ピアニスト:Jan Jarczyk はバークリーで教鞭をとっていた頃、Tim HagansとMike Sim に出会い、リズム陣のEric Lagaceと Andre Whiteとはモントリオールの大学で伴に働いている。実に好い出会いである。

    さて、最後のこなれている盤はオーストリア産の秀逸グループ:The Last Straw  の稀少な逸品である。ドラム・リーダーJohn Pocheeが結成したグループで、彼らは国内に於いて数々のアワードを受ける有名バンドのようだが如何せん盤の入手が困難となっている。これまたオープニングに収録された名曲 #1 "Dizzy's Business" の何と軽やかでいてキレのある演奏だろう、只者でないものを感じる。これも2管盤の中では筆頭株。因みにThe Last Straw とは驢馬の背を折るほどに満載に積んだ藁(Straw)の山の最後の一本を積んだところ背を折ってしまったという故事・逸話から出た我慢の限界を指す言葉である。

     

    Aug0404.jpg       Jul1001.jpg         Aug0403.jpg
      
    L14,16 『Phlogistone』         Jan Jarczyk 『Cliffs/Les Falaise』       The Last Straw 『The Last Straw』  
    (05年録音Nagel Heyer 2074)   (97年録音GOWI RecordsCDG50)         (90年録音Spiral Scratch0005)  


    06:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 2Horns | Page Top


    ■2011/08/07(日) ブログ・タイトル変更のお知らせ~満天ジャズCD倶楽部

    何が楽しいかと言えば、中古CDショップの片隅・・・名も知らぬCDの森の中より浅い経験とあまり当てにならない自らの推理力だけを頼りに私的な名盤を探り当てることにあるのは、今更だが言うまでもないことだ。このブログはそういうごく稀に出逢うごく少数の私的名盤を採り上げ、野球で言えば選球眼の良さ、そのセンスの好さを自慢(?)することにあるのはこれも言うまでもないことだ。勿論人の好みは十人十色、多くの人に賛同を得られる事はそれほど期待することではない。が、それでも稀に同じような感受性を持ち合わせた同好の士と巡り合えたりできるのは嬉しさの極みだ。しかし、私の乏しい音楽経験から形成された選盤の感受性の偏向性は如何とも修正し難い。ゆえに選ばれる盤はどれも一般的な名盤基準から外れる事が多いのは致し方なく、一般性を欠くのは必至だ。それでも偶にこのブログで採りあげた盤が何故か某オークションで高値で取引されたりする事象を目にすることがある。であれば幾分か一般性があるのかも知れないと少し自惚れたりしている。しかし、その自惚れは的外れ、どうやらブロブ・タイトルの”廃盤”と名打ったことがある種の誤解を生んで、掲載盤全てが廃盤で稀少性があると思われたようだ。とすれば、このブログは『極私的ジャズ愛聴盤倶楽部』とでも改名した方がよいだろう。
     
    どうやらこのブログは当初の趣旨から少しづつ内容が変貌してきたようだ。廃盤ばかりを追い求めて来たのも事実であるが、聴いてみて本当に好いと思われる盤が廃盤であるか否かはそれほど関心があることではなくなった。最早『廃盤』に拘る意味が見いだせないでいるのも事実。CDと廃盤は相容れるものではないとの見切りを含めブロブ・タイトルを本日より変更することとした。タイトル変更の口上である。

    と記して、一晩経ってみると、どうもこの『極私的ジャズ愛聴盤倶楽部』というタイトルの座りが悪い。つまり気に入らない。一口で言うとクドいのである。そこで余り深くは考えず表記のタイトルとした。満天=満点と言うつもりは毛頭もなく、満天星が好きなので命名した。全く意味はない。

    22:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽以外/その他の分類 | Page Top


    |


    07 2011/08 09
    - 1 2 3 4 5 6
    7 8 9 10 11 12 13
    14 15 16 17 18 19 20
    21 22 23 24 25 26 27
    28 29 30 31 - - -


    ■Recent Entries

  • ■Marcos Jimenez~ソロピアノの魅力(11/24)
  • ■ゆえあってエヴァンス・ヴィレッジヴァンガード・コンプリート盤を聴く(09/27)
  • ■アコギの夏 ~ラルフ・タウナー(08/08)
  • ■『Signal Sessions』の話 (07/17)
  • ■Grant Levin ~ジャズ盤蒐集再燃~(06/28)
  • Jazzお茶ノ水博士と幻のピアノ・トリオ盤の話(05/30)
  • Long Good Bye(09/19)
  • 海辺の再会盤の話(02/22)
  • 珍屋 ~"猫棚"稀少盤の話~(02/22)
  • 骨折とドン・トンプソンの話(01/25)
  • チャーリー・ヘイデン・フォーエヴァー!(01/12)
  • フランスのスタンダーズ盤 その他(01/07)
  • 謹賀新年(01/01)
  • Lina Nyberg の熟成はいつなされたのか?(12/30)
  • 深夜に聴いたピアノ・トリオ盤のこと(11/14)


  • ■Recent Comments

  • 山帽子(11/16)
  • Tetsuo Shimizu(10/13)
  • 山帽子(07/17)
  • Mae-chan(07/14)
  • 山帽子(07/11)
  • Tetsuo Shimizu(07/09)
  • 山帽子(06/27)
  • バード(06/09)
  • 山帽子(04/01)
  • バード(03/20)


  • ■Recent Trackbacks

  • 中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar:ピアノもヴァイブもいけてるDon Thompson(07/03)
  • 中年音楽狂日記:Toshiya\'s Music Bar:Ralph Townerの魅力(05/01)


  • ■Category

  • 音楽/嗜好別の分類 (0)
  • Favorite Rare CD (52)
  • Favorite CD Jacket (5)
  • Favorite Tune (9)
  • 音楽/楽器別の分類 (191)
  • Piano (73)
  • Bass (10)
  • Drums (0)
  • Organ (1)
  • Baritone Sax (4)
  • Tenor Sax (11)
  • Alto Sax (2)
  • Soprano Sax (0)
  • Trumpet (3)
  • Trombone (0)
  • Clarinet (0)
  • Flute (0)
  • Guitar (6)
  • Vibraphone (3)
  • Harmonica (1)
  • Accordion (3)
  • Harp (1)
  • Strings (2)
  • Vocal (20)
  • Various  (28)
  • 音楽/編成その他の分類 (23)
  • Duo (8)
  • Old Piano Trio (Piano+Bass+Guitar) (2)
  • Drumless Trio (Piano+Bass+Horn) (2)
  • Female Musician (7)
  • Japanese Musician (1)
  • Bossa Nova (0)
  • Rock/Folk (0)
  • 2Horns (2)
  • 3Horns (0)
  • 4Horns (1)
  • Big Band (0)
  • Jazz Around (0)
  • 音楽以外/その他の分類 (29)
  • Book (4)
  • Cycling (1)
  • Photo (12)
  • Essay (0)


  • ■Archives

  • 2016年11月 (1)
  • 2016年09月 (1)
  • 2016年08月 (1)
  • 2016年07月 (1)
  • 2016年06月 (1)
  • 2016年05月 (1)
  • 2015年09月 (1)
  • 2015年02月 (2)
  • 2015年01月 (4)
  • 2014年12月 (1)
  • 2014年11月 (1)
  • 2014年09月 (3)
  • 2014年08月 (1)
  • 2014年07月 (3)
  • 2014年06月 (4)
  • 2014年05月 (2)
  • 2014年03月 (2)
  • 2014年02月 (2)
  • 2014年01月 (3)
  • 2013年11月 (3)
  • 2013年10月 (1)
  • 2013年09月 (1)
  • 2013年08月 (1)
  • 2013年07月 (1)
  • 2013年06月 (4)
  • 2013年05月 (1)
  • 2013年04月 (3)
  • 2013年03月 (1)
  • 2013年02月 (2)
  • 2013年01月 (3)
  • 2012年12月 (2)
  • 2012年11月 (3)
  • 2012年10月 (1)
  • 2012年09月 (2)
  • 2012年08月 (1)
  • 2012年07月 (2)
  • 2012年06月 (1)
  • 2012年05月 (6)
  • 2012年04月 (3)
  • 2012年03月 (2)
  • 2012年02月 (2)
  • 2012年01月 (4)
  • 2011年12月 (4)
  • 2011年11月 (7)
  • 2011年10月 (5)
  • 2011年09月 (3)
  • 2011年08月 (6)
  • 2011年07月 (5)
  • 2011年06月 (5)
  • 2011年05月 (3)
  • 2011年04月 (4)
  • 2011年03月 (2)
  • 2011年02月 (3)
  • 2011年01月 (6)
  • 2010年12月 (4)
  • 2010年11月 (4)
  • 2010年10月 (6)
  • 2010年09月 (7)
  • 2010年08月 (5)
  • 2010年07月 (8)
  • 2010年06月 (8)
  • 2010年05月 (3)
  • 2010年04月 (4)
  • 2010年03月 (5)
  • 2010年02月 (8)
  • 2010年01月 (5)
  • 2009年12月 (6)
  • 2009年11月 (10)
  • 2009年10月 (5)
  • 2009年09月 (4)
  • 2009年08月 (2)
  • 2009年07月 (1)
  • 2009年06月 (4)
  • 2009年05月 (3)
  • 2009年04月 (5)
  • 2009年03月 (5)
  • 2009年02月 (2)
  • 2009年01月 (5)
  • 2008年12月 (1)
  • 2008年11月 (4)
  • 2008年10月 (5)
  • 2008年09月 (2)
  • 2008年08月 (4)
  • 2008年07月 (5)
  • 2008年06月 (1)
  • 2008年05月 (2)
  • 2008年04月 (2)
  • 2008年03月 (3)
  • 2008年02月 (1)
  • 2008年01月 (2)
  • 2007年12月 (3)
  • 2007年11月 (1)
  • 2007年10月 (1)
  • 2007年04月 (1)


  • 上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。