無料カウンター 満天ジャズCD倶楽部 2011年09月
 
 
 

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    ■2011/09/19(月) 厄介な身体

    身体は全くもって厄介な代物だ。まだまだ続く残暑には暑い暑いと大騒ぎで汗を流すくせに、陽が落ちて冷気が流れてくると思わずブルブルと震える始末。多寡だか数度の温度の差でこのありさま。特に中年を過ぎる頃からは汗が半端なく出るようになってきた。中年の身体現象は他にも沢山ある。顔は脂ぎる、加齢臭はする、昼過ぎには猛烈に睡魔が襲ってくる、目は焦点が合うのが遅くなる、細かな文字は見えにくくなる、皮膚に張りがなくなり筋肉は落ちる、食事をするとすぐさま胃袋付近がぷっくりと出っ張る、頭髪は禿げないまでも白髪が出てきて全体にこしがなくなってくる、おでこや目じりに皺が増える、ほうれい線が年齢を主張する、歩行すれば今まで引っかかることがなかった段差に足が絡まる、痛めた腰は身体の弱りに合わせ痛みの信号で不調を知らせる、等々・・・身体の我儘(?)は数え上げたらきりがない。我儘と言ったが、我儘っ子=欲求をストレートに言う素直な子供という風にも言えないことはない理屈に倣えば、しごく素直な身体の老化現象とも言える。

    さて、我儘は身体ばかりではない。どうやら心まで浸食しはじめているようだ。あれほど惚れ込んでいたピアノ・トリオに最近は食傷気味である。毎食のお米は飽きないにしてもパン食はちょっとねという感覚。じゃあ、ピアノ・トリオ=パンってことであれば、お米は何だ? と言うことになる。そう、お米= は何だろう?

    そういうことで結論の出ないまま今回の紹介盤である。だからと言ってお米的なジャズという流れではない。

    ベーシスト・リーダー盤である。ドラマー・リーダー盤もそうなのだが、この手の少し本道から外れたジャンル(?)、年季の入ったジャズ・ファンであれば既に周知のところ、結構名盤が隠れているのだ。

    又しても古い盤。

    1995年録音。ベーシスト:Joris Teepe の Mons Records における2作目。前作はテナーのDon Braden と共作であったが今回はリーダー作となった。参加は Don Braden:ts、Tom Harrell:tp  Darell Grant:p Carl Allen:ds 
     # 1 ゴルソンの名曲 "Whisper Not" の跳躍するウォ―キング・ベースに薄くピアノが被り、ドラムスが乗かってきてDon Braden とTom Harrell のユニゾンが切り込んでくるクダリの15秒間、何と絶妙でカッコ好いのだろう。充分掴みの要件は満たしている。後半の演奏がオマケに聴こえる。
     # 7 エリントンの名曲"Prelude To A Kiss” この曲のみピアノ・トリオ演奏となる。Darell Grant のピアノが朝露に輝く若葉のように美しい。彼は確かクリス・クロスにリーダー作があった筈だ。 
     # 8 "So What Next" Joris Teepeの作曲となっているが題名からしてあの名曲の本歌取りだろう。これも5者一体(?)となった演奏が躍動的。愛聴盤である。


                           Sep1125.jpg
                              Joris Teepe 『Bottom Line』
                          (1995年録音 Mons Records 874 770)

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    ■2011/09/19(月) Out On The Weekend

    出張続きでなかなか更新できないグータラなブログだ。

    もともと勤勉ではない私はサッサと何事も片づける事ができない体質(?)のようで周りの人がテキパキと物事を処理するのを見ていると眩暈に似た感覚に襲われる。皆はどこへ向かっているのだろうと考えてしまうが、行きつく先が年金の貰える処だったりするとガッカリしてしまう。かく言う私も早くこんな下らない仕事はやめて年金生活でもしたいものだと思っているのだから決して偉そうなことを言えたものではない。能率や効率とか率のついたことから足を洗いたいものだ。足を洗うと言ったが、足を洗うと言うのは決まって悪事に対する物言いだ。とすると私は悪事を働いていると言うことなのか(笑)・・・当たらずといえども遠からず。

    今日久しぶりに我が家の再生装置を存分な音量で鳴らした。すると不思議な事だが、幾分か好い音に聴こえるではないか!インターバルを置いて聴いたからそう聴こえたのか、或は聴いた音源が好かったのか・・・どうもそこのところがよく解からないのだけれど、何れにせよ心地好い音の連鎖である。特にウッド・ベースの重厚な音が濃厚なチョコレートの様に美味しいし、囁くようなppの一音一音までが輝いて聴こえる。余りオーディオに興味はないのだけれど、ショボい音で聴くジャズよりは重厚な音で聴いた方がジャズの感動に近づけるというものだ。

    ここまでのインターバルが長すぎた。かれこれ2週間は過ぎているだろう。
    (・・・と思いきや実際は1週間であった)

    最近仕事の異動があり、ちょくちょく出張が入る。リーマン人生の終盤になって北へ南へと出張するというのも私の様なナイーヴな人間(?)にとっては辛いものがある。いつもではないが、枕が変わると上手く寝られない時があるからだ。加えて出張先での酒宴が重なり肝臓も勘弁してくれと言出だしかねない状況になっている。過日薬が切れそうなので病院へ行った。担当の医師から健康管理は大丈夫ですかと訊かれて思わずぶつぶつと口ごもってしまった。誰に対してか判らないが何か後ろめたい気持ちに苛まれているような生活を送ってきたのが私の半生(?)である。決して誰にも迷惑をかけることもしていないのだが、健康という、もやもやした正義のようなものに何時も脅かされている感じである。健康ブームもますます侵攻し遍く国民に根付いた感がある、全くヤレヤレである。煙草でもまた始めようか・・・(笑)  チェット・ベーカーの気持ちがわからぬではない。

    最近の変化点Ⅱ・・・少しづつジャズCDの整理を始めている。先ずは複数枚コレクトしている盤の処分である。以前にも記したが、気に入った盤や本が安価で売られていると既にそれを所持していても思わず買ってしまうという悪癖があるためだ。一人の人間の身体は一つ、どう考えても何枚ものCD(本)は不要だ。そういう事で最近は公私伴に忙しくなっている。

    ここのところよく聴くピアノ・トリオ盤にGianni Lenoci という名前からして多分イタリアのピアニスト、1990年作品『Blues Waltz』がある。#1 "Thank You Mr.Evans " 、#3 "In Loving, Memories" 筆頭 極めて抒情的な作曲・演奏に参ってしまった。勿論ピアノが好いのだが、加えてベースの重厚さに唸ってしまった。ここで賞賛したいのは老練なベーシスト:Bruno Tommaso である。もし、違ったベーシストであったなら、ごく平凡な作品に堕していたのではないか、そんな事さえ感じてしまう盤である。古くは(と言っても70年代?)エンリコ・ピエラヌンツィの初期盤Jazz A Confronto (これはまだCD化されていない・・)というシリーズの24番目:エンリコのピアノ・トリオ盤に参加、またフランク・ダンドレアの初期盤(これは最近CD化された)やRed盤にも参加があるベーシストである。同じTommaso姓、同じベース奏者でGiovanni Tommaso という者がいるが、どうやら彼は従兄弟らしい。どちらかと言うと彼の方が耳にする機会が多いかもしれない。

    そういうことでこのSplasc(h)レーベルのピアノ・トリオ盤は最近のヘビー・ローテのお気に入りである。Gianni Lenoci のピアノ・トリオでは数年前、蔦(?)をあしらったジャケのピアノ・トリオ盤に痛い思いをしたので、跨いで来たのであるが、思わぬ拾いものであった。何事も先入観は良くない。

                       Sep1112.jpg
                  
     Gianni Lenoci With Bruno Tommaso&Antonio Di Lorenzo
                                  『Blues Waltz』
                     (1990年録音 Splasc(h) Records CD H 334-2)


    03:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | Piano | Page Top


    ■2011/09/01(木) 耽美小説の誘惑

    中古ショップを彷徨いながら何時も去来するのは、これらジャズCD盤は累積すると一体何枚発売されたのだろうかという想いだ。買っても買ってもまだまだ底は尽きない。見たこともない盤、聞いたこともないミュージシャン達は次々と現れ翻弄するかのようだ。それは歓びであるが同時に老い先の見えた有限な私にとっては微かな諦めでもある。同様、古書店に行くと同じような感慨に染まるのである。

    最近年老いた私の母はすっかり耳が遠くなってしまった。それ以前には目が疲れやすいと盛んにこぼしていた。若い頃から読書好きな母であったので、活字の大きいハードカバーの小説を買ってきてはプレゼントをした。もっとも自分も気に入った本でもあるので先に読んでから、これは面白いよと言って手渡すのが常だったが。その読書も最近はクロスワードにとって代わられた。どうやら目が疲れて読書ができなくなった様なのである。若いころはあれほど読みたかった本だけれどもねぇ・・なんでも出来るうちにした方が好い・・・と言うのが年老いた母の口癖である。

    そんな母を目にすると、身近に『老い』を目にすると、つくづく人間の有限性について考えさせられてしまうのである。視聴覚・・・まさに見ることと聴くことの感覚が今の私の趣味を成立させる殆どのセンサー。因果なものである。

    さてそんな老い先短い私がお勧めするのは、今回は小説、短編の小説集である。情報過疎地の住人の私。こんな素晴らしい本が出ていたとは全く知らなかった。実に恥じ入るばかりである。前回の話題ではないが何処かで廉価で売られていたら絶対に買ってしまう本であるのは間違いない。ハードカバーで読みたい本である。文庫本で読んだのが惜しい(笑)。あっ、内容について言及していなかった・・このブログを長くお付き合いしている方ならご想像通りの陰気な小説である。耽美的とか隠微とでも言った方が小説らしいかな。古ぼけた街並に降る雨がしとしとと心の中まで沁みてくるような掌編小説集である。参った。

                  Sep0103.jpg
                 松浦寿輝著 『ものの たはむれ』
                    (文春文庫 ま19-1)

    さて、こんな好い本を読みながら聴くジャズ盤もピックアップしなくては片手落ちと言うもの。1970、80年代頃(?)にもアナログ盤で在った記憶があるテナー・マン Bob Rigter のワン・ホーン 2000年録音盤である。レスター・ヤングやズートを彷彿とさせるが幾分端正。バックのリズム陣も秀逸。独り深夜に聴きたい盤である。

                 Sep0104.jpg
                   
     The Bob Rigter Quartet 
                      『Love You Madly
               (2000年録音Munich Records BMCD315


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