無料カウンター 満天ジャズCD倶楽部 連休雑記~ピアソラ作品集
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    ■2010/05/04(火) 連休雑記~ピアソラ作品集

     知人からの電話のついでに そう言えばこの前のブログの記事は明らかにおかしい という辛辣な言葉を受けた。えっ どこが? と訊ねると、 一度売った盤は買い戻すなという件のやつだ と言う。あぁそう言えばそういうことを書いたが、 どこか変なのか? というと、 ペッパーのモダンアートの件と前段の件が矛盾する という。しかし、私はペッパーを売ってないし、良さは判っているつもりだが深みが加わったことを言いたかっただけであるが、読み返すと成程、誤解を招く内容である。日本人の(・・いや私の)自虐性と日本語の(・・いや私の)非理論性とが益々ことを難しくしている。

    連休は何することもなく、ボ~っと過ごしている。廃盤セールも行かなかったし、ましてやジャズのライブやフェスティバルなども腰が重い。本当に若い頃であればジャズ・フェスにも出かけたし、もう少し若かった頃であれば廃盤セールにも出かけた。少しづつ行動範囲が狭まっているのだろうか。私見では行動範囲は放物線の様に変化していくと思っているが、もしそれが正しければ、既に私の行動範囲のピークは疾うに過ぎている。

    今日読み始めた本の導入部に面白いことが書いてあった。ユダヤ教では絶対に牛乳と牛肉は同じ鍋で煮ない、また双方を同じ冷蔵庫にさえ保管しないだとか、ドイツでは日曜日には絶対に引っ越しはしないだとか、つまりは宗教や民族、国等によって風習は全く異なるということ、そしてそれぞれ意味があり、そういうことを理解するのが大切なことなんだと言っている。 なかなか説得力がある本である。まあ、それにしても私の行動範囲のピークは過ぎているので、異文化との邂逅はそうそうあるまいが・・

    そういうことで結局一度も出かけることがなかったGW廃盤セールである。腰が重くなった理由は行動範囲の狭さばかりではない、嘗ての廃盤最盛期の印象が強く残るバブリーな私には、出品リストを見るとどうしても現在の品揃えに貧弱な感が否めないのである。また、殆どこれはと言う廃盤は蒐集してしまったことと相まって高額廃盤の再発が進み、廃盤神話が崩壊してしまったことも大きな理由である。内容の好い廃盤の開拓なくしてはジャズ再生文化の牽引は覚束ないだろう。今こそ感動盤の深掘りが必要だ。嘗てのジョー・チンダモ、少女ジャケの様な象徴的な廃盤の旗を揚げなくてはならない。それは宛もヒーロー待望論のようである。そんなバブリーな夢をまだ見ていたい私である。


    さて、今回採り上げる盤はHubert Winter『Round About Piazzolla ~ Tango Goes Jazz』である。文字通りピアソラ作品のジャズ化というコンセプトのありきたりな盤である。しかし、ピアソラ作品集では今まで数え切れないほど裏切られてきた私であるが、やっと納得のゆく盤と巡り合えたのである。青白い印象しかないピアソラ、この盤では暖色の情熱が味わえるのである。


                     Apr25_01.jpg
                     Hubert Winter『Round About Piazzolla』
                    (2008年録音 Mons Records MR874473)
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    ■コメント

    ■廃盤神話の崩壊
    私もGWの廃盤CDセールのうち、新宿DUのものには行ったものの、様子見程度のものであり、押し合いへしあいしつつ猟盤をしたいとうほど行きたいわけではありませんでした。それはおそらくご指摘の通りの廃盤神話の崩壊に由来するものと思います。

    しかしつらつらと考えてみると、良い盤がいつでも手に入る、というのが理想的な状態であり、廃盤CDセールで押し合いへしあいするというのは病理的な現象かもしれません。
    そしてもっと根本的には、値段と内容のマッチしない盤が廃盤CDのヴェールをかぶることによって、値段以上の評価がなされ、そうしたものを求めて廃盤セールで押し合いへしあいする、これもまた病理的な現象かもしれません。

    しかし、そうした病理的な現象であっても、案外これが楽しかったりするわけです。そういう意味では、モダン・ジャズ・オヤジたちは、たぶん病んでいるのでしょう。しかし、そういう病気を持たない人間がはたして健康か???というと、首をかしげざるを得ませんね。
    【2010/05/06 02:51】 URL | goiss #AjGbvrSc [ 編集]
    ■Re:廃盤神話の崩壊
    ゴイスさん こんばんは

    新宿へ行かれたのですか
    仰るように
    >良い盤がいつでも手に入る、というのが理想的な状態であり、廃盤CDセールで押し合いへしあいするというのは病理的な現象かもしれません。

    ジャズは極一部の人に限定されるべきものではなくジャズ=大衆という図式であるなら、良い音楽は何時でも入手出来るべきでしょうね。もしかしたらジャズ≠大衆ではないかと考える今日この頃です。

    【2010/05/06 19:39】 URL | 山帽子 #- [ 編集]
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