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    ■2010/09/20(月) 漁盤アナクロニズム2003

    又してもアイ・チューン・ストアで買い物をしてしまった。CDで長い間探していた或るヴォーカル盤が、何のことはなくアイ・チューン・ストアで仮想(?)販売されているのだ。CDという実態は伴なわなくてもアルバム全曲がPCのディスクに保存され、聴くことができるのでるから鑑賞的には何ら問題ないのである。この現実は嬉しいような哀しいような、なんとも言えない気持ちである。血眼で捜していた盤への情熱とこのサックとした現実(より進化すると予感される趨勢)との乖離に唖然としてしまう昨今である。

    今、John Greiner 『From A To B』という盤に収録されている”Remember Me ?”を聴いている。その前に聴いていたコルトレーンの演奏と比較しても遜色がないばかりか逆に甚く感動している。この盤などは殆ど世評に上がる事はないであろうし、よもやアイ・チューン・ストアで販売されることはあるまい。

    そんなこんなで、前回の記載は随分手を抜いてしまった。2003年のデータ・ブックであるが、現在に近づくにつれ面白くなくなってしまうのは何故だろうか?

    イタリアのピニスト Andrea Beneventano の輸入盤を初めて聴いたのは確か出張帰りのDUの片隅だったと思う。ジャケの渋さにすっかりほれ込み即買いした。特に小曲"Traversi's Blues"の疾走感、”Aniram”の美しさと切なさは際立っている。

             Andrea Beneventano
               『Trinacria』
       (2003年録音 Alfa Music FMCD106 )

    ベルギーのピアニストと言われても即答できるほど見聞は広くない。しかし、このMichel Biscegliaの出現で欧州ピアノ界に大きな存在感を得たのではないか、というと言い過ぎか。 どこまでもメロディアス、心の琴線に共鳴する優しくて切ないタッチが聴く者を虜にする。そのうち白いスーツのジャケ写盤を出したら呆れて見限ればいい。こういうピアニストがいても好いじゃないか。

             Michel Bisceglia
          『The Night And The Music』
      (2002年録音 Culture Records CULT10132)

    勿論、完全未発表曲が収録されたEvans の『You Must Believe In Spring』 が発表されたとあれば黙ってはいられない。Evans 後期の、というよりも軟弱でミーハーなピアノ・トリオ・ファンの私としてはラ・ファロ参加の初期盤に加え、これは決して外すことが出来ない名盤である。今更であるが。。

                  Bill Evans
            『You Must Believe In Spring』
      (1977年録音 Warner Bros. 8122-73719-2)

    Terje GeweltというベーシストがChristian Jacobと数枚(多分3枚?)デュオ盤を出しているが、どれも好い出来で気に入っている。Resonant Music という多分ノルウェーのレーベルは私にとって好い音楽を発信してくれるお気に入りのレーベルである。最近どうしているのかな?
      
           Terje Gewelt 『Interplay』
       (2002年録音 Resonant Music RM13-2) 

    これまたノルウェー産である。ピアノだけをバックに哀しい程切ないメロディに詩をのせるヴォーカル盤である。何時でも聴く気が起きる盤ではないが決して忘れることが出来ない。ピアノは心を揺さぶる盤をECMに遺すピアニストTord Gustavsen である。絶妙とは斯く盤を指す言葉だろう。 

            Siri Gjaere-Tord Gustavsen
               『Aire&Angels Ⅱ』
         (2002年録音 Bergland Productions BE 008-2)

    どちらを先に聴いたか忘れたがPierre-Alain Goualch のピアノ・トリオ盤で  『Exploring The Music Of Serge Gainsbourg』という題で、別に何やら日本語の表記があり聴くのに勇気がいるような盤がある。しかし、聴いてみるとそれほど難解なことはなく、むしろ好い出来な盤であった。今回の盤も後、澤野商会が輸入販売しているくらいなので、極めて筋の良いピアノ・トリオであった。

           Pierre-Alain Goualch 
            『Voicei Ma Main』 
          (1996年録音 AS028)

    最近の突飛に優れたピアノ・トリオ盤にAaron Goldberg 『Home』があり、一曲目の出だしを聴いただけで秀逸さを感受した。それは詩における言葉、拳闘における一撃、蹴球における一蹴のように、各優れ物に必ず内在する迷いのない確信の感受である。そんなAaron Goldberg であるが嘗て吹き込んだトリオ盤では今一つパッとしなかったのは何故だろうか。実にこれはMark Turnerの盤である。

           OAMTrio&Mark Tuener
              『Live In Sevilla』
        (2001年録音 Lola Records LR1008)

    このピアノ・トリオ盤には感動した。16歳だったんだね。

         『First Parks』Aaron Parks
     (2000年録音 Keynote Records 10079)

    イタリアン・ハード・バップなる言葉が『なるほどなぁ』と自然に入ってくる。それがこの盤の効用(?)である。ジャケ写、内容とも最高に気に入っている。イタリアン・ジャズを好ましいと思えるのはこんな盤が存在するからである。Schema Records 万歳。

               『Reflections』
              Quartetto Logreco
      (2001年録音 Schema Records SCCD339)

    片や、メカニカルなピアノ・トリオを突きつめて聴いてみたいと言う根源的な衝動が心の片隅にある。Abe Rabade はそんな心に巣食っている衝動を刺激して止まない。もっと早いパッセージをと、飲んでも飲んでも乾きが癒えない病人のように腹膨れるまで水を欲している強欲、それが私だ。

                『Simetrias』
                Abe Rabade
       (2002年録音 Xingra.com XC-0502-CD)


    他の優れ盤・・・

    Tim Richards『Twelve By Three』
    Robert Rook『Introducing』
    Simple Acoustic Trio『20th Getxo International Jazz Festival』
    Juraj Stanik『Shaken Not Stirred』
    Sean Wayland『Lurline』



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