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    ■2010/10/16(土) 漁盤アナクロニズム2008

    最近、歳も歳であるので、おおよそのことにそれ程新鮮な感動はないのであるが、あらゆることに対してどうにも面白くないのである。面白くないと言っているが別に腹を立てている訳ではない、新鮮な感動がないのである。ジャズを聴いても然り、本を読んでも然り、一層これらの音楽ソースと音響装置でも売って小さな2シーターのカブリオレ車でも買って乗りまわしてみようかとか色々な気晴らしを考えてみる、が、どれも然して面白くないと想像の域で達してしまう。人生の残り時間について考えるとどうしても自分に拘ってみたくなる。この私と云う感受性を真の感動のヴァイブレーション(?)に曝してみたいのである。しかし具体的に一体それがどういうことであるのか、よく判らないのである。唯々そんな危険な(?)方向性の定まらない衝動に突き挙げられてならないのである。困った中年性の神経疾患である(笑)。

    さてこのシリーズ(?)もあと2回で終了、2008年のデータ・ブックである。

    ミリアム・アルターというベルギーの女性コンポーザー / ピアニストが好きである。音楽の感動を構成する主要件の一つに哀愁感があると思っているこのオヤジ音楽愛好家に、彼女の演奏は深い共感と感動を与えてくれる。車のシートに凭れかかった渋いジャケ写のアルバムは何と云ったか忘れたが、近年稀に見る実に好いアルバムだった。後年澤野商会から(申し訳ないが)出来の悪いジャケットで再発されたが、あのジャケはなんとかならぬものだろうか?で、今回の盤であるが、ミリアム・アルターが作曲と指揮で参加し、どうやら演奏家として鍵盤を叩いてはいないようだが、どこから聴いても彼女の音楽であるのは寸分間違いない。  

              ミリアム・アルター
             『ホエア・イズ・ゼア』
       (2007年録音 Enja VQCT-10001)

    あまり声高には言わないが、基本的にジャズ・コーラスが好きである。特にこればかりはピアノ・トリオと違い、古いところが好いと言うのは間違いない。(ピアノ・トリオでも古い好いものがあるが・・・) で、ジャズ・コーラス、古いところが好いと言うが、シンガーズ・アンリミテッド(混声だが)などは、例外的にほぼリアルタイムに聴いたので今聴いてみると胸が締め付けられるような郷愁が感興される。そこで今回の盤であるが、アンドリュー・シスターズである。ノスタルジーを感じる盤であるが、シンガース・アンリミテッドの喚起するノスタルジーとは全く異質、セピア色の枯れた郷愁感、実に客観的である。

                アンドリュー・シスターズ
                  『素敵なあなた』
       (1937年~1948年録音 Boutique UCCM-4065)

    トリオ・アコースティクは好いピアノ・トリオである。幾つかお勧め盤があるがこの年、驚くべき廉価で発売されたのがこのアルバムである。安かろう悪かろうと思うのは大間違いである。実に芯のある素晴らしい出来である。SJ誌では★4つであるが、こう言う盤にゴールド・ディスクを与える発想はあるのだろうか、いやあったのだろうか。メセニーの"Always And Forever"は最早スタンダーズだと思うがここでも好い演奏が聴ける。

                トリオ・アコースティック  
               『ジャイアント・ステップス』
         (2007年録音 Tapas Records TPRD-001)

    Riccardo Arrighini というイタリアのピアニストが好い。主にPhilology レーベルからの発売が多いと思うが、どの盤も優れたセンスが横溢している。この年、ピアノ・トリオで別なレーベルから発売されたことは知っていたが、デジパックに抵抗があり買わずにいた。後、止む無く購入したが聴いてみると思った以上の出来で、外装に拘っては駄目だと悟った。演奏は一層内省の感が強まったようで私的にはとても感動した。中古市場では沢山出回っているので一般受けはしない盤なのだろう。実に残念である。
      
              Riccardo Arrighini
             『Cambio Di Marcia』
         (2006年録音 Incipit INC 103)

    Don Friedmanの新作が出ると何故かそわそわしてしまう。この盤は特に感慨が深い。"Circle Waltz"のクレジットがあるからである。再演、いや『Circle Waltz - Then and Now』があるので再々演となるのだろうか?今回は一体どんな演奏を聴かせてくれるのだろうか、心配と期待の入り混じったような複雑な想いである。 何しろ初演が素晴らしすぎる・・・D.Friedmanがわが子の様に心配なのである、老人なのに・・・(笑)   

               Don Friedman
              『Straight Ahead』
       (2007年録音 No Coast Jazz NCJR01)


    Melody Gardot の唄を初めて聴いた時、雷に撃たれたように感動した(大袈裟?)。買うに際し、へそ曲がりな私は売れに売れた盤を俯いてレジに差し出したが、その甲斐あり何度聴いても素晴らしい歌唱なので満足した。後、彼女の幻の吹き込みがあると知り入手しようとしたが時既に遅かった。どの店にも在庫がなく遠く海外のサイトで入手をした。しかしこれは聴いてみると意外に期待外れでがっかりした。

           Melody Gardot
         『Worrisome Heart』
       (2008年録音 Universal 1749640 )


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