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    ■2011/01/10(月) ジャズな人

    どうやら『ジャズな人』というのが居るようだ。前回話題にした北上次郎氏などもその括りに入ると勝手に思っている。その人がジャズを聴くか否かはそれほど関係はない。実際、北上次郎氏がジャズを聴くかどうか私は知らないのである。知らないのに『ジャズな人』というのも変だ、それはジーンズをはかない人にベスト・ジーニング賞(?)を贈る暴挙に等しいという意見もあろうが、それはそれ、これはこれである(?)ベスト・ジーニング賞とて、ジーンズをはかなくても似合うと思われる人に贈ればいいのである。それができないのは、ジーンズに対する哲学(?)が確立されていないからに他ならない。ジャズに関してはそう言う意味の哲学が確立されていると思っている。ではどういうものなのかと質問されても困るのであるが。

    そういう事で今回は『ジャズな人』というテーマを先行させ書き出してしまった。これは多分に宮沢章夫氏の影響である。彼の著作には内容を超えて素晴らしいネーミングの本が多い、『呆然とする技術』 『青空の方法』 『牛乳の作法』 等唯それだけで素晴らしい。そう、他には確か『アップルの人』(?)という著作もあったな。作風から言って彼は『ジャズな人』ではないが『デキシーな人』であるかも知れない。これも意味は不明なのだが。

    『ジャズな人』と言えば、関川夏央や最近その著作に大いなる魅力を感じている堀江敏幸や佐藤洋二郎などもそういう括りに入れて良いだろう。堀江敏幸などは最近の北欧系のピアノ・トリオ、古風な譬えではECMな感じ(或はクラシックスか?)だし、佐藤洋二郎はイタリアン・ハード・バップと言ったところである。岡崎武志などは明らかに『ジャズな人』だなぁと思っていたら、案の定ジャズを聴いているようだ。小林秀雄はクラシックを聴きモーツァルトについての言及もあるようだがジャズはどうだったのだろう?最も『ジャズな人』という感じであるのだが。最近の作家では伊坂幸太郎など緩急自在な疾走系ピアノ・トリオ的『ジャズな人』と言える。

    過日DUお茶の水、もといDUジャズ東京へ行ってみたのだが、書籍とバックが充実していて驚いた。書籍もジャズだけでなくジャズ臭のする作家も扱っていてその方向性に心打たれた。但し、作家の選についてはもう少し掘り下げて欲しいなぁなどと偉そうな感想を持ってしまった。まあ、まだ開店早々なので徐々に充実してゆくのであろうが。バッグについてはジャズを聴くオヤジもビジネス的に持てる物でちょっぴりジャズ的センスを塗した感じで、欲を言えばもう少し高級感(実際に作り込みも良ければ尚良)があれば欲しくなってしまうだろうな。

    幾枚か紹介したい盤がある。いつもの言い訳的な言い訳をさせて頂ければどれも古い音源で、オン・タイムな盤でないため、浦島太郎的である。まあ、このブログをご覧の方は諦感的了解事項だと思うが。あっ、 その前にとうとうアイディン・イセンの再発盤を買ってしまった話だ。聴けば聴くほど気に入っている盤ゆえ、これはオリジナルに加えて所持していたいと思っていた矢先、程度の良いものが入手できたのである。最初からこういうジャケで発売すれば良かったのになぁ。オリジナルにはそれ程拘りはないが再発盤の方が好いと言うのも残念な話である。厭くまで個人的な好みだが、演歌歌手みたいだと思うのは私だけではないだろう。概して再発盤ジャケのセンスが悪いと言うのが定石で、ユージン・マスラヴ『オータム・・・』然り、ジェフ・ティン・ワッツ『J.F.K』然り、ギド・マヌサルディ『イントロダクション』然りである。
                  
             
    Jan1004.jpg    Jan1003.jpg

    また、つくづく感じるのは、CDのデジパック仕様は一刻も早く止めて貰えないのかと言う事である。気に入ったジャズ盤は長いスパンで聴いて行くが、5年、10年との経年変化にデジパックの紙製表皮はボロボロになってしまう。また、ジャケ内側に貼り付けられたプラ製の収納ケースのCD連結部が破損した場合、素人では修復不可能となってしまう。何枚か古いデジパックでそういう不幸なこととなっていて、気に入った盤であればある程心理的ダメージが大きい。やはりCDはプラスティックのケースが一番である。そう強く思ったのは過日、長いこと探していたセンシティブ・ピアノ・トリオの極み、 ドラマーMichael Waldropのリーダー盤『Triangularity』、その古色な外見のプラケースCDを入手した時である。外見のプラケースは酷く傷つき埃だらけの代物で、それ故安価であったのだが、CD自体全くキズはなく、インナー・ジャケも皺、退色もなく良好であったため新品のケースと交換した。これが全く新品に見紛うほどに再生し、実に頬ずりしたいほどに嬉しかったのである。勿論内容は最高である。Vlad Girshevichのピアノが言葉を失う程に素晴らしい。軽味の美学、この快感は金銭には換算できない。未聴の方は絶対に目にしたら入手をお勧めする盤である。


                     
    Jan1207.jpg
                        Michael Waldrop『Triangularity』 
                      (2002年録音1996年録音 自主製作盤?)



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