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    ■2015/01/07(水) フランスのスタンダーズ盤 その他

    去年から今年の話となる。暮れの30日から始め玄関を占拠している書籍の山の整理を新年の2日まで4日間かけて行った。内1日は徹夜をするほどだった。ついては面白い本に寄り道をしてしまったのも作業を長びかせた原因であった。。結果、約1000冊ほどを選別し某ブックオフへ売却。如何に本を無駄に放置してきたのか痛いほど感じた。今にして思えばビフォア/アフターの写真を撮っておけば良かったのだ。早速そこにロードバイクを置いてみると今までになく好い感じになった。玄関に入ると崩れおちんばかりの書籍の山だったのだから比較対象が悪過ぎる。次回はバイクを壁にディスプレイするか天井から吊るすのも好いかも知れない。とりあえずこの感じをキープして行きたいものだ。家人曰く "やればできるじゃないの" 蓋し名言である。

                           
    __ (25) 
                         我が家の玄関風景:アフター

    毎回毎回中途半端に古い録音盤の話で恐縮だがフランス産のジャズである。フランスのジャズと一括りで言うのも乱暴だが仏ジャズがあるとついつい手が伸びてしまう悪い癖がある。そしてどの国のジャズでもほぼ確率的に同率なのだがおおよそ落胆することが多い。しかし懲りずに手を出す。砂漠に砂金ほどのレア度ではないが探さない限りは好い盤に巡り会えないからだ。そのスタンスはこれからも普遍だろう。楽な方法として誰かのレコメンドに乗っかってしまうと言う方法もある。けれどそればかりしていると漁盤の快感の半分(?)を捨てたことにもなるし自らの感受性も誰のものか怪しくなってくる。"自分の感受性くらい・・・"とか言う女流詩人の優れた作品があったっけ。自らの感覚を頼りに切り拓く快感である。誰が何を言ったって気にするところではない、自らの感覚を持って判断すれば好いのだ。

    ついついジャズ盤に手を出す理由にはもう一つある。私は舶来ものに弱いのである。恥ずかしい話であるが私は今だ西洋に根強いコンプレックスを抱いている。特にフランス、イタリア、ドイツ、イギリス等 歴史ある欧州の諸国、それに北欧を加え、狩猟とチーズとワイン(?)石の文化、キリスト教の深き信仰等々に言われない憧憬と裏返しのコンプレックスを抱いている。米国一本であったジャズ鑑賞にいつしか欧州の或る種のフレイバー(クラシック的要素?いやそれだけではない気もするが)を有するジャズが取って代わるようになり米国ジャズにはないそのフレーバーに陶然となってしまった訳である。しかし被れてはいるが数をこなして行くうちに欧州のジャズとて米国のジャズとて優れて心に響いてくるものはホンの一括りであることを悟った。欧州らしさという漠然とした雰囲気だけでよしとするほどいつまでもおめでたくないのは私だけではなかった。現在の余剰する欧州ピアノ・トリオ市場を見渡せばそれは明らかだ。二束三文の盤が犇いている。嘗ては圧倒的に素晴らしい希少廃盤と騒がれ※万円でトレードされた盤もごく廉価で目にする。それが現実だ。但し玉石混交だと私は思っている。

    さて話が飛んでしまった。フランス産のジャズ盤である。珍しくスタンダーズを演っている。特にフランス産ではスタンダーズをやる管入り盤を余り知らないのでこれは珍しいと思っている。1989年録音と言うから四半世紀も昔となる。Andre Jaumeなるサックス吹きの盤でバックはピアニスト:Jean-Sebastien Simonoviez 率いるトリオのシンプルな構成で両者とも初聞な演奏家である。A.Jaumeを検索すると結構な枚数が吹き込まれている。入手可能盤はどれも高額なプライスが着けられているので、その筋では高名なのだろう。知らぬは私だけと言うことか。吹くのはテナーとソプラノ、それにバスクラ。初っ端は何と驚きの#1 "Autumn In NewYork"である。私の常識では欧州ジャズでこの曲を採り上げるのはレアであるという凡そ根拠のない先入観を持っている。幾分フィル・ウッズ的な磊落な吹き方であるのも意外だ。結構イケる。好きな演奏だ。#2"Alone Together"も驚く。これも同様欧州ジャズではレアではないかと言う偏見を持っている。これはソプラノで吹く。どこかコルトレーンに似ている。#3"Nigh And Day"ではないか。これも違和感あり。つまり欧州らしさがない。#4"Day Dream"ストレホーン/エリントンの曲だがどこか理屈っぽく面白くない。そして意外なことだが次曲に伏兵がいた。#5"Beatrice"何とこんなところにサム・リバースの作品が来ようとは。哀愁のバスクラが醸す堪らない遣る瀬無さよ。ベストトラックか? そして#6"My Funny Valentine"である。ここまでくるとスタンダーズとタイトルした意味が分かるがこの演奏は理屈っぽいのでダメ。#7"I'm Old Fashioned"も今ひとつ。とうとう我慢できず自曲を演奏した#8"Escapade"ではM.タイナーが出てきそうな堰を切ったようなモーダルな演奏に突入。本当はこう言うのが演りたかったのだと言わんばかり。でとうとう『スタンダーズ』と名打ったくせにロリンズばり#9"Andre"(B.Collete)のムンムンした演奏に突入してしまう。そして最終曲にはJ.V.Heusenの名曲#10"Nancy"の登場で口直しと言う算段である。流石に湿度ある素晴らしい演奏である。#5 #10の2曲で決まり。

           
    Feb04#01
                 Andre Jaume Quartet
                   『Standards』
             (1989年フランス録音 CELP C12) 


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